アメリカ
-
トランプ氏が里親制度強化の大統領令、キリスト教団体などとの連携促す
米国で伝統的な結婚観を堅持するキリスト教諸団体に対する敵意が増加する中、ドナルド・トランプ大統領は6月28日、里親制度を強化するために州や地方自治体に、キリスト教などの信仰に基づいた団体と連携することを求める大統領令に署名した。
-
米連邦最高裁、カトリック団体などへの避妊の保険適用免除拡大を支持
米連邦最高裁は8日、雇用主が医療保険を避妊薬などにも適用させ、従業員の避妊に関わる自己負担をゼロにすることを義務化した米保健福祉省の規則について、宗教・道徳的な理由により適用を免除する範囲を拡大したトランプ政権の規則を支持する判決を下した。
-
米テネシー州の教会、地元警察の職員全員に一人当たり千ドル寄付
米ミネソタ州で黒人のジョージ・フロイドさんが白人警官に殺害された事件を皮切りに、全米で警察への不信が広がる中、テネシー州のある教会は、近隣住民を守る地元警察への感謝のしるしとして、警察職員全員に一人当たり千ドル(約10万7千円)を寄付した。
-
今のアメリカに思う 「共通の未来」を失いつつある「未完成の国」の行方
2020年は、米国にとって4年に一度の「お祭り」が催されるはずだった。人々は国旗を振りかざし、隣にいる仲間と肩を組み、そして自分たちが支持する候補者を羨望の眼差しで見つめる――そんな光景が各メディアによって全世界へ配信されるはずだった。
-
米教会、対面礼拝再開後約30人がコロナ感染 再びオンライン礼拝のみに
約2カ月間の閉鎖後、対面式の礼拝を再開していた米南部アラバマ州の教会で、30人近くが新型コロナウイルスに感染している可能性があることが分かり、教会は1日、対面式の礼拝を全面的に中止し、再びオンライン礼拝のみを行う措置を取ることを発表した。
-
トランプ米大統領、白人福音派の支持率減少も依然7割超
米世論調査機関「ピュー研究所」は1日、ドナルド・トランプ米大統領に関する最新の世論調査の結果を発表した。それによると、支持基盤とされる白人福音派の支持率は4月と比べ6ポイント減少したが、依然72%と高い支持率を維持していることが分かった。
-
世界宣教祈祷課題(7月1日):米国
去る5月25日、ミネソタ州ミネアポリス市在住のアフリカ系米国人男性のジョージ・フロイド氏が、地元市警察によって逮捕拘束される際、白人警官による過剰な暴行を受けたとして死亡した事件に端を発し、人種問題が噴出した。
-
米長老教会、先住民出身の女性を共同議長に選出 教団史上初
米最大の長老派教団であるアメリカ合衆国長老教会(PCUSA)は27日、オンラインで開催した総会で、ネイティブアメリカン(先住民)の女性と黒人の男性牧師を共同議長に選出した。先住民出身者が共同議長に選ばれるのはこれが初めて。
-
「父の日」の起源と由来、教会で生まれ今年110年
6月第3日曜日に祝われる「父の日」。5月第2日曜日の「母の日」と並び、日本では広く定着した記念日となっている。今年は、米国で最初の「父の日」が祝われてからちょうど110年。今年の「父の日」である6月21日を前に、その起源と由来を振り返る。
-
不法侵入の白人5人を追い払った黒人牧師、警察呼ぶも誤認逮捕される
米東部バージニア州で、所有地に不法侵入した白人の男女5人を、黒人牧師が所持していた拳銃を取り出して追い払った上、警察に通報したところ、不法侵入者ではなく牧師が逮捕されるという事件があった。牧師はすでに釈放されており、警察側が謝罪した。
-
中国、ナイジェリアなどで宗教迫害続く 米国務省「信仰の自由に関する国際報告書」
米国務省は10日、「信仰の自由に関する国際報告書」(2019年版)を発表した。マイク・ポンペオ国務長官らは、中国やナイジェリアなどでは宗教者に対する迫害が継続していると指摘。イランや中米のニカラグアでも信教の自由が侵害されていると語った。
-
米南部バプ連、初の黒人理事長誕生の見通し 実現すれば175年で初
米プロテスタント最大教派の南部バプテスト連盟(SBC)で、初の黒人理事長が誕生する可能性が出てきた。SBCは1845年、奴隷制度に関する意見の対立で分裂したバプテスト派教会により形成された歴史があり、実現すれば175年の歴史で初となる。
-
ジョージ・フロイドさんの事件現場で毎日礼拝、洗礼も
米黒人男性のジョージ・フロイドさん(46)が白人警官に首を圧迫され死亡した事件現場で、野外礼拝が毎日行われ、多くの人が福音を聞く機会にあずかっている。ある人は希望を見いだし、ある青年は献身を決め、その場で洗礼を受ける人たちも出ている。
-
「黒人のモーセ」と呼ばれた元奴隷女性の半生 歴史と信仰が見事にシンクロした伝記映画「ハリエット」
映画のタイトル「ハリエット」とは、米国の新20ドル紙幣に肖像が採用された元奴隷のアフリカ系米国人女性、ハリエット・タブマンのことである。米国では「最も有名な人物トップ10」で第9位に選ばれる、伝説的な超有名人の一人である。
-
米リディーマー長老教会創設者のティモシー・ケラー牧師、すい臓がんを告白
米ニューヨークのリディーマー長老教会創設者で、著名な執筆家でもあるティモシー・ケラー牧師(69)が7日、すい臓がんと診断されたことを自身のツイッターで明らかにした。
-
【書評】渡辺靖著『白人ナショナリズム』 米黒人死亡事件の最中に読むべき最適の一冊
米国が揺れている。新型コロナウイルスで世界最悪の感染者と死者を出し、さらに5月25日に発生した白人警官による黒人男性の窒息死で、さらなる混乱と混迷が深まっている。そんな最中に読むべき最適の一冊が本書『白人ナショナリズム』である。
-
米黒人死亡事件、警官がデモ隊と共に祈る 「これまで以上の祈りが必要」
米ミネソタ州で黒人男性が白人警官に首を押さえ付けられ死亡した事件を発端に、全米各地で抗議活動が行われる中、ニューヨークのクイーンズでは5月31日、警官がデモ参加者たちと共に片膝をついて祈る光景が見られた。
-
米国のために祈りを! 米国の宿痾である「人種」をめぐる問題
5月25日、米中西部ミネソタ州ミネアポリスにおいて、アフリカ系米国人(以下、あえて「黒人」と記す)のジョージ・フロイドさん(46)が白人警官に取り押さえられ、しかも8分以上にわたって首を圧迫され続けたことで死亡した。
-
コロナ時代のネット伝道、説教に求められる「脱教会用語」
新型コロナウイルスの広がりにより、多くの教会がオンライン礼拝に切り替える中、米国の宣教学者は、教会外の人々により良く伝道するため、教会はいわゆる「教会用語」を避け、より未信者を意識したメッセージを伝える必要があると指摘する。
-
SNS時代だからこそ生まれる新たな「絆」 竜巻被害に遭った米ナッシュビルと大阪の教会の交流
筆者の連載コラム「ナッシュビルからの愛に触れられて」で、米ナッシュビルを襲った竜巻被害のことをお伝えした。この支援募金に多くの方が賛同くださり、計250万円を超える寄付が与えられた。まず、おささげくださった方々に心から御礼申し上げたい。
人気記事ランキング
-
米国聖公会、会員数が3万7千人減少 礼拝出席者数は2年連続の増加
-
何をしても快く思ってくれない人への対処法 菅野直基
-
クリスマスイブに宝塚市で「Gospel in Christmas 祈りのコンサート」
-
カンタベリー大主教の退任日程発表、ヨーク大主教が職務引き継ぎ
-
【書評】藤原聡著『姉と弟 捏造の闇「袴田事件」の58年』
-
旧約聖書学者の関根清三氏、瑞宝重光章を受章
-
「世界的危機におけるキリスト教病院の役割」 アジアキリスト教病院協会が沖縄で総会
-
水嶋光一駐韓国大使、韓国基督教総連合会を訪問 代表会長らと会談
-
ブラジル聖書協会、聖書の累計印刷部数が2億冊に 3秒に1冊のスピードで印刷
-
ワールドミッションレポート(11月23日):ギニアビサウのカサンガ族のために祈ろう
-
「世界的危機におけるキリスト教病院の役割」 アジアキリスト教病院協会が沖縄で総会
-
東京高裁、根田祥一氏の訴えを棄却 賠償額を増額
-
トランプ前米大統領の再選に対する米国内のキリスト教指導者9人の反応
-
【書評】藤原聡著『姉と弟 捏造の闇「袴田事件」の58年』
-
英国国教会トップのカンタベリー大主教が辞意表明、児童虐待巡る対応で引責
-
米国聖公会、会員数が3万7千人減少 礼拝出席者数は2年連続の増加
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(210)MAGAムーブメントへの期待 広田信也
-
ブラジル聖書協会、聖書の累計印刷部数が2億冊に 3秒に1冊のスピードで印刷
-
「行き詰まりはチャンス」 日本リバイバル同盟が東京で祈りの祭典
-
旧約聖書学者の関根清三氏、瑞宝重光章を受章
-
米大統領選、トランプ氏が当選確実 勝利演説で語った「神が私の命を救った理由」
-
東京高裁、根田祥一氏の訴えを棄却 賠償額を増額
-
トランプ前米大統領の再選に対する米国内のキリスト教指導者9人の反応
-
カンタベリー大主教の辞任求める声上がる、同性間の性交渉支持する発言巡り
-
韓国の諸教会が連合礼拝・大祈祷会、ソウル中心部に110万人 同性婚反対など訴え
-
「行き詰まりはチャンス」 日本リバイバル同盟が東京で祈りの祭典
-
英国国教会トップのカンタベリー大主教が辞意表明、児童虐待巡る対応で引責
-
「世界的危機におけるキリスト教病院の役割」 アジアキリスト教病院協会が沖縄で総会
-
イスラム過激派が「異教徒」4人の処刑動画を公開 ナイジェリア
-
世界福音同盟、2025年に韓国・ソウルで総会開催へ 一部では反対の声も