米国
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同性愛に反対の立場を維持 米合同メソジスト教会、特別総会で決議
米国で2番目に大きなプロテスタント教派である合同メソジスト教会(UMC)は、23日から26日まで、ミズーリ州セントルイスで特別総会を開催し、数日にわたる激論の末、同性愛はキリスト教の教義に反するとの立場を公式に維持する決定を下した。
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困難の中にある人の背中をそっと押してくれる秀作 「ビール・ストリートの恋人たち」
本作は、米国人作家ジェイムズ・ボールドウィンが1974年に発表した『ビール・ストリートに口あらば』を原作とし、昨年末に全米公開された作品だ。監督は、「ムーンライト」で第89回アカデミー賞最優秀作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス。
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神学書を読む(43)『はじめてのアメリカ音楽史』に見る、米国音楽の底流に流れるキリスト教
本書は、米国音楽史を各ジャンル別に章立てし、コンパクトにまとめた新書である。と同時に、米国音楽史にキリスト教がいかに大きな影響を与えたかを語る上で欠かせないエッセンスに満ちている。
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ホームスクーリングの未来 規制強化、宗教的性質に変化も
ホームスクーリングが盛んな米国で、各州政府による圧力の形が変化する一方、ホームスクーリング自体の宗教的性質にも変化が生じている。最近は禁止から極度に抑圧的な規制に移行しつつあり、非宗教的な理由でホームスクーリングを選ぶ保護者が増えている。
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米NY中心部で胎児のライブ4D超音波映像公開へ 新たな中絶法可決で大規模な反対キャンペーン
米ニューヨーク州で先月、一定の条件下で事実上、出産まで無制限に妊娠人工中絶を認める新たな中絶法が成立したことを受け、米福音派団体「フォーカス・オン・ザ・ファミリー」(FOTF)が、団体史上最大のプロライフ(中絶反対)キャンペーンを開始した。
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セオドア・マカリック米ワシントン名誉大司教、性的虐待で聖職剥奪
バチカン(ローマ教皇庁)は16日、性的虐待疑惑が持たれていた米ワシントン名誉大司教のセオドア・マカリック元枢機卿(88)について、聖職者としての地位を剥奪することを決定したと発表した。
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米シカゴのメガチャーチ、創立牧師を解雇 不適切発言で
米シカゴ近郊のメガチャーチ「ハーベスト・バイブル・チャペル」(HBC)の創立者で長きにわたり主任牧師を務めてきたジェームズ・マクドナルド氏が12日、不適切な発言をめぐって解雇された。
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聖書的ダイエット法? シュワルツェネッガー娘と婚約のクリス・プラットが「ダニエル断食」を紹介
先月、元カリフォルニア州知事で俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーの愛娘、キャサリン(29)との婚約を発表した俳優のクリス・プラット(39)が、最近出演したテレビ番組で「ダニエル断食」や自身のキリスト教信仰について語った。
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南部バプテスト連盟で性的虐待、被害者700人以上 米最大のプロテスタント教派
米最大のプロテスタント教派である南部バプテスト連盟(SBC)で、過去20年間に牧師や執事、日曜学校の教師ら約380人が性的虐待を行い、被害者が700人以上に上ることが報じられた。米テキサス州の新聞社2紙が共同で調査報道した。
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シリコンバレーの宣教最前線、一流IT企業CEOらが参画する包括ムーブメント
シリコンバレーには、グーグルやアップル、フェイスブック、ネットフリックスなど、今や世界を牽引するIT企業が集結している。この地域で、宗教界やビジネス界、技術コミュニティーを牽引するリーダーたちの一団が、キリストにあって多大な影響をもたらしている。
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神学書を読む(42)『ふしぎなキリスト教』の著者2人による新著『アメリカ』
新書は玉石混交である。だが本屋の店頭には、必ず平積みにされている。そして、数千円する本に決して引けを取らないものが数多くある。2011年に発刊された『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書)もそのようなベストセラーの1冊である。
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米国家朝餐祈祷会に3500人、キリスト教人権団体代表が講演「分裂のために善の追求やめてはならない」
米国の2019年国家朝餐祈祷会が7日朝、首都ワシントンのホテル「ワシントン・ヒルトン」で開催された。1953年から続く祈祷会で、現職の大統領が出席することが伝統となっている。今年は全米50州、世界約150カ国から約3500人が参加した。
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クリスマスよりも盛大! イースターをニューヨークで過ごそう!
3月に入ると「イースター(復活祭)」の準備がやってくる。バレンタインデーが終わると、街はイースターのお祝いムード一色になる。よく日本の人から「ゴスペル業界の人はクリスマスが一番忙しいんでしょ」と言われるが、実はイースターの方が忙しい!
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「クレイジー・リッチ」大ヒットから分かる米国の人種的変化
昨年、ハリウッド映画界では、多くの「史上初」となる事件が巻き起こった。おそらく2018年は後々、エポックメイキング的な1年として記憶されることだろう。その記念すべき年に公開された見逃せない一作が「クレイジー・リッチ」である。
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「不法移民」を正しく理解している米国民は半数以下!? メキシコ国境の「壁」めぐり「決戦は金曜日」!
トランプ米大統領が公約に掲げていた「メキシコ国境の壁」建設をめぐって、共和党と民主党が対立している。その余波は全米に暗い影を落とし始めている。共和党側はこの壁の建設費57億ドルを年間予算に組み込もうと目論み、民主党とにらみ合いが続いている。
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米ミズーリ州のバプテスト大学 「神学的整合性」めぐり外部評価委員会を設置
サウスウェスト・バプテスト大学(米ミズーリ州)は、神学的に保守的な教授を解雇したことをめぐり、同大の「神学的整合性」への懸念が浮上したことを受け、独立した外部評価委員会を立ち上げることを発表した。
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キング牧師生誕90年、非暴力で差別と闘った39年の生涯
キング牧師が生まれてから、今年で90年を迎えた。牧師の息子として生まれ、当時公然と人種差別が行われていた米国で、黒人公民権運動の指導者として生涯をささげた。米国では1月第3月曜日が記念の祝日となっており、今年は21日がその日に当たる。
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世界初の「キリスト教航空会社」が今夏にも誕生へ、宣教師なら荷物代無料
福音のために世界各地を飛び回る宣教師にとって、荷物の紛失や手荷物料金に別れを告げられるのはありがたいことだ。米宣教団体「ジュダ1」(英語)が早ければ今夏にも、そんな宣教師にうってつけの世界初の「キリスト教航空会社」になるという。
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神学書を読む(41)「創造論・進化論」論争を科学者側から解説した名著 『聖書と科学のカルチャー・ウォー』
米国は不思議な国だ。世界最先端の科学技術を持ち、世界経済のトップランナーである一方、2千年前の書物(聖書)を今なお後生大事に国家の根幹に据えている。世界の多くから疑問視され、解説され、そして「そういう国がアメリカだ」と啓蒙され続けてきた。
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故ジョージ・H・W・ブッシュ米元大統領の「隠れた善行」
昨年11月に94歳で亡くなった米国の故ジョージ・H・W・ブッシュ(父)元大統領の「隠れた善行」の一つがこのほど、明らかにされた。元大統領という立場を伏せながら、キリスト教慈善団体を通じて、フィリピン人の少年を経済的に支援していたのだ。
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