記事一覧
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戦後71年:原爆を描いた作家・原民喜の祈りと黙契 広島に住むおいの原時彦さんに聞く
原民喜(1905~51)は、被爆直後の広島を描いた『夏の花』など、原爆をテーマにした作品を書いたことで知られている。広島市西区に住む、原民喜のおいの原時彦さん(81)を訪ね、話を聞いた。
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被爆71年:「2016ピースウォーク 軍都広島を歩く」に参加して
被爆71年を迎えた広島では6日午前9時半から、カトリック幟町教会・世界平和記念聖堂(広島市中区)を出発点に、後藤正史神父(カトリック柳井教会司祭)と信徒の案内によるウォーキングツアー「2016ピースウォーク 軍都広島を歩く」が行われ、約30人が参加した。
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被爆71年:広島原爆の日、カトリック平和記念聖堂で祈り 聖公会と合同の「平和行進」、レクイエムの演奏も
被爆71年を迎えた広島市内では5日と6日、キリスト教諸団体によってさまざまな催しが行われた。5日午後5時半には、平和記念公園の中の原爆供養塔の前で、全国から集まった日本聖公会とカトリックの信徒、聖職者による「合同の祈りの集い」が行われた。
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カトリックの国アイルランドの「バンドやろうぜ!」 青春映画の傑作「シング・ストリート 未来へのうた」
「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督の最新作、といえば前作を見た人にはピンとくるはず。キュートでたまらなく愛らしい音楽映画だ。古風でまだ息苦しかった時代の空気と、そこから飛び出て若者たちが海の向こうのイギリスに憧れる気持ちがとてもうまく描かれている。
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日本初のコプト正教会開堂式 京都府木津川市で教派超え100人が参列
コプト正教会の正式な会堂としては日本で初めてとなる「聖母マリア・聖マルコ・コプト正教会」の開堂式が18日、京都府木津川市で行われた。コプト正教会の信徒や日本のカトリックの司祭、ハリストス正教会、プロテスタントの牧師や信徒、コプトの研究者など約100人が参列した。
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ファンクの帝王ジェームス・ブラウンの生涯に見る黒人音楽と信仰 「ミスター・ダイナマイト」
洋楽に詳しくない人でも“JB”(ジェームス・ブラウン)がソウルミュージックの帝王といわれる存在だったということは知っているはずだ。しかし、彼がどんな人生を送ったかは知らないかもしれない。
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キリスト教や人文社会科学など学術出版の老舗 創文社が2020年をめどに解散
人文、社会科学系の名門出版社として知られる創文社(本社:東京都千代田区)が、2020(平成32)年をめどに本社ビルを売却し、会社を解散する予定であることが、19日までに分かった。
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ヒトラーが「そっくりさん」として現代によみがえる! 笑えて怖いコメディー 「帰ってきたヒトラー」
1945年5月のベルリン包囲戦で自殺したとされるアドルフ・ヒトラーが、時空を超えて現代によみがえった! そして、彼はヒトラーの“物まね芸人”としてテレビやインターネットのSNSで大人気となる。果たしてヒトラーを、世界はどう受け止めるのか?
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【書評】ハンス・キュンク著『キリスト教は女性をどう見てきたか―原始教会から現代まで―』(2)
本書の中で最も興味深いのは「マリア崇敬」に関する問いだ。カトリックとプロテスタントの信仰理解の最も大きな違いの1つは聖母マリアの位置付けだ。
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【書評】ハンス・キュンク著『キリスト教は女性をどう見てきたか―原始教会から現代まで―』
連日、国際ニュースでローマ教皇フランシスコの発言が報道されている。「同性愛者へ教会は謝罪すべき」「女性助祭の復活を検討する委員会の設置を考える」など。その大きなテーマは、キリスト教界における「セクシュアリティー」だ。
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熊本地震:九州キリスト災害支援センターの中村陽志牧師が大阪で報告会 継続的な支援を訴える
九州キリスト災害支援センター熊本支部ディレクターの中村陽志牧師(熊本ハーベストチャーチ)を招き、熊本地震による被害の現状を語る報告会が6月18日、大阪市吹田区で行われた。
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元ハンセン病患者の森元美代治さん講演 「らい予防法」廃止運動、教会の実態、家族を語る(2)
いろいろなことを調べているうちに、1996年3月に夫婦で『証言・日本人の過ち ハンセン病を生きて』(人間と歴史社)という本を出そうと決心しました。
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元ハンセン病患者の森元美代治さん講演 「らい予防法」廃止運動、教会の実態、家族を語る
元ハンセン病患者の森元美代治さんの「らい予防法廃止から20年 人間回復への願いと私の闘い」と題した講演が6月18日、兵庫県の西宮中央教会で行われた。
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世界初「意識」持つAI搭載女性ロボットの名は「エヴァ」そして裏テーマは創世記!? 「エクス・マキナ」
「エクス・マキナ」は、“AIが知能と感情、自我を持つことはどのようなことなのか?”をテーマにしているという点で、非常にタイムリーな作品だ。しかし、同時にその裏テーマとして旧約聖書の創世記の物語があることを、この作品を見ている人は気付くだろう。
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オバマ氏演説:宗教哲学からどう読むか?「死者の声」を代弁してはならない 南山大学佐藤啓介准教授(2)
「『死者の暗い記憶』をアカデミズムとして研究するというスタンスは、とてもユニークだと感じるのですが」「民俗学ではそういう死者が存在するという研究はたくさんあるけれど、そこから『思想的課題』を引き出そうというのはとても少ない」
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オバマ氏演説:宗教哲学からどう読むか?「死者の声」を代弁してはならない 南山大学佐藤啓介准教授(1)
オバマ米大統領の広島でのスピーチを、宗教哲学の研究者はどう聞いたのか。カトリックの南山大学で「死者の記憶」という概念に注目して論考を重ねる宗教哲学研究者の佐藤啓介准教授に話を聞いた。
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「なぜ神様がいるのに苦しみと不幸は絶えないの?」という神義論がコメディーに! 「神様メール」
原題は「The Brand New Testament」、つまり「最新版新約聖書」! タイトルからしてすごい!(笑) 真面目なクリスチャンはもしかしたら怒るかもしれないが(?)、少し寛大な気持ちで見てみると、いろいろな発見があるのではないだろうか(笑)。
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心優しさ故に教会から孤立してしまう現代の善きサマリア人の物語 「孤独のススメ」
個人的には「最高の花婿」を超えて今年一番の名作だ。そして、教会に居場所がないと感じている人、人間関係に悩んでいる人、そんな人にこそぜひ見てほしいと思わされた。
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賀川豊彦と妻ハルの思想と実践の現代的意味とは? DVD「21世紀に甦る賀川豊彦・ハル」発売中
昨年、明治学院大学で開催された「震災後の日本における宗教的ミニストリーの理論と実践」第1回シンポジウムの内容を収録したDVD「21世紀に甦る賀川豊彦・ハル」がロゴスフィルム社から1500円(税込)で発売されている。
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『芸術新潮』6月号で中西裕人さんのアトス巡礼特集 「広島弁による仁義なき聖書」「聖書と美術」特集も
5月25日に発売された『芸術新潮』6月号で、本紙に連載コラム「聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―」を執筆中の写真家、中西裕人さんのコラム「ギリシャ正教の聖地 アトス巡礼 原始キリスト教の祈り」が特集15ページにわたって掲載されている。
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「新たなケア」と「限界意識のスピリチュアリティー」 宗教学者の島薗進氏が講演