論説・コラム
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日本宣教論(108)教会という名称 後藤牧人
日本のキリスト教会は、「教会」という極めて不幸な名称を持っている。そもそも「キリストの身体」であり「主の家」であるはずのものが「教える会」に成り下がっているのである。「先生」と同じくらいに、これはいけない。
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けじめの時に感謝をささげよう 万代栄嗣
日本では、12月25日が終わると一晩で一挙に年末年始のモードになります。しかし、クリスチャンである私たちは、神が人となって生まれてくださったことをお祝いするクリスマスが、神の救いの御業の始まりであるということを忘れてはいけません。
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牧師の小窓(200)坂本龍馬の姪・岡上菊栄について(その11) 福江等
さまざまな家庭の事情で心身に傷を負った子どもたちすべてに、菊栄は「彼らの魂を、肉体を成長させなくてはなりません」という使命を帯びて博愛園での働きを進めて行かれました。
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なにゆえキリストの道なのか(228)立派な人でないので教会には行きづらい? 正木弥
外見は立派に見える人も、内実は罪人です。外見はいやな人ももちろん罪人です。人は外見によらない、みな内心に罪を持った存在なのです。それを外にはうまく隠せる人と表してしまう人の違いです。
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主は生きておられる(131)カレンダー 平林けい子
ついに、古いカレンダーをはずす。すぐには捨てられない。書き込みいっぱいのカレンダー。ああ、そうだった。こんなこともあった。一枚、一枚めくる。1カ月一日一日の重さがよみがえる。重さとは、イエス様の憐れみ、恵み。
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新・景教のたどった道(24)唐代の漢訳書・その2『一神論』(1) 川口一彦
『一神論』は、中国宋代(960〜1279)初期に中国敦煌の石室で発見され、京都の富岡謙蔵(桃華)の蔵書となり、1918年に発表されました。これには「喩第二」39行、「一天論第一」132行、「世尊布施論」197行の小三篇が収められています。
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パウロとフィレモンとオネシモ(7)「フィレモンへの愛」―謙虚な姿であったイエス・キリストに倣う― 臼田宣弘
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。今回は私が行ったフィレモン書の集中構造分析から、「フィレモンへの愛」というキーワードを割り当てた「EとE´」(8~9節、19節b)を読みたいと思います。
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太平洋の橋―新渡戸稲造の生涯(9)太平洋の橋
1914年から18年にかけて起きた第一次世界大戦は、30余カ国の参戦により未曾有の惨禍をもたらした。その大戦が終結したとき、戦後処理のために講和会議がパリで開かれた。
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百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(26)キム・ヨナ 篠原元
まず、「年末年始に絶対注意すべき2点」。インフルエンザ対策、留守宅の防犯、金欠対策とか・・・いろいろあるんですけど、今回紹介するのは①「周りの眼」、②「目の前の人」です。
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神の賜物による恵みと信仰 万代栄嗣
聖書には、初めてイエス・キリストと出会った人々として、2つのグループの人々が描かれています。羊飼いと、博士です。しかしこの2つのグループ、それぞれイエス様と出会い、喜び、礼拝しているのですが、その出会いの方法がずいぶん異なっています。
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牧師の小窓(199)坂本龍馬の姪・岡上菊栄について(その10) 福江等
最初の頃、菊栄が養育した子どもの一人に14歳の平七という子どもがいました。平七は結核を患っていました。平七は入園していったんは工場で働いていましたが、どこへ行っても反抗的な態度をとるために仕事が長続きせず、園にいても言うことを聞きません。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(86)潜水艦用エンジンが未来を拓く? 広田信也
私の机の上に、クリアファイルに保管された1枚の紙切れが、もう30年以上もずっと置かれている。職場も変わり、環境は随分変わったが、この紙切れだけはずっと私の目の届くところにある。
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なにゆえキリストの道なのか(227)なぜ日曜日に教会へ行かなければならないのか? 正木弥
人間の普通の生活は、目から、耳から、口から、要するに五感のすべてから情報が入ってきています。テレビの声、電話の音、飲食のこと、家周りのこと、ご近所との会話、仕事の思い。
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主は生きておられる(130)今年のクリスマス 平林けい子
歳を重ねるにつれて、クリスマスの意味がどんどん大きくなる。心の中で雪だるまをつくる。小さな雪の玉をあっちへころがしこっちへころがし、ずいぶん大きくなった。去年よりずっと大きくなった。雪は主のあわれみ、恵み。
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サムライの虎の巻 穂森幸一(147)
シナイ半島にベドウィンという遊牧民が住んでいます。彼らは羊の群れを追いながら、テント生活をしています。ベドウィンは、必要があれば国境を越えて移動しますが、越境の自由が認められているそうです。
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「女系天皇論」と「女の子孫」キリストの誕生 山崎純二
主の生誕が世界中で祝われるクリスマスです。今日は女系天皇論と比較しながら「女の子孫」として来られたキリストについて、その深い意味を皆様と共に考えていきたいと思います。新約聖書は、このような系図から始まります。
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日本宣教論(107)先生という呼称 後藤牧人
これからの日本の教会の方向について、筆者なりの考えを述べたい。自分にそのような資格があるかを考えると、筆致が鈍るものである。厚顔無知を恐れず、いま感じているところを述べたい。
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神には不可能はないという信仰 万代栄嗣
この締めくくりの御言葉を、私たちに対する御言葉として受け止めたいと思います。弱さを抱えている私たちですが、その弱さに負けず「私の信じる神には、どんなことでもできます!」と信仰を持って告白し、心を強めてまいりましょう。
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牧師の小窓(198)坂本龍馬の姪・岡上菊栄について(その9) 福江等
高知博愛園の初代の園母になってほしいという要請を受けて、菊栄の胸は激しく動揺しました。菊栄にはすでに5人もの子どもがあり、家族に対する自身の責任が重くのしかかってきています。
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なにゆえキリストの道なのか(226)新約聖書冒頭の系図で読む気がしなくなった? 正木弥
これは例えば、いかめしい城門みたいなものかもしれません。近づく人にある種の覚悟を求めるところがあります。しかし、怖じることなく門を叩いて中に入る者は、中の優美な庭園、壮大な城郭、見晴らしの天守閣を歩むことができるのです。
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