論説・コラム
-
続・背徳の街のマリヤ~神の花嫁~(2)私たちの武器 星野ひかり
そのころ、マリヤは故郷の家のベッドの上に横たわっておりました。たった3日にすぎなかった背徳の街への旅でしたが、まだ心も体もくたくたで、起き上がることができずにいました。母親はマリヤを気遣い、白湯やそぼろ入りの白がゆを与えてくれました。
-
主は生きておられる(123)暗黒からの解放 平林けい子
左ひざの人口関節置換手術後、はじめてうつを経験。食欲はゼロ。不思議なことに、朝は暗黒の朝、昼も暗黒の昼。夜はもちろん暗黒の夜。だれもがこの暗黒の世界に住んでいると思っていた。
-
新・景教のたどった道(21)唐代の漢訳書・その1『序聴迷詩所経』(2)イエスの降誕記事 川口一彦
イエスの降誕記事を紹介します。天尊(父なる神)は涼風(聖霊)を、名を末艶(マリア)という一童女に向かわせると、涼風はマリアの腹の中に入りました。すると天尊が教えた通り、末艶は懐妊しました。
-
太平洋の橋―新渡戸稲造の生涯(5)遠友夜学校
18日間の船旅の後、船は港浜に着いた。新渡戸がメリー・エルキントンを伴って実家に行くと、あれほど反対していた養父太田時敏は妻と共に大喜びで2人を迎え入れ、親戚の者たちも駆けつけて口々に祝福してくれるのだった。
-
京大式・聖書ギリシャ語入門(16)「心を尽くし、魂を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい」―未来形(1)―
今講座では、マタイによる福音書22章37節を扱います。もちろん文法事項を優先して聖句を選んでおりますが、その都度必要な御言葉が与えられているのではないか、とひそかに思っています。
-
闇から光へ~的外れからの解放~(97)デイサービスの仕事 佐伯玲子
デイサービスの事業所を2つ兼務したことで、小学生~中高年まで幅広い年齢と、さまざまな障害(自閉症、ダウン症、アンジェルマン症候群、統合失調症、知的・視覚・聴覚・身体などの障害 etc・・・)を持つメンバーさんたちと接することになりました。
-
“恵み”をテーマとして歩もう 万代栄嗣
今日の聖書箇所は、パウロがピリピの教会の人々に宛てて書いた手紙の締めくくりの部分に当たります。パウロはピリピの地で、神からの恵みと、人々が喜んでいる信仰の姿を見ました。
-
牧師の小窓(191)坂本龍馬の姪・岡上菊栄について(その2) 福江等
岡上菊栄(おかのうえ・きくえ)の幼少期は受難続きでありました。9歳年上の兄赦太郎が明治4年1月に14歳で疫痢にかかって急死しました。父樹庵と母乙女は赦太郎の霊を慰めるために、薊野にあった墓に日参しておりました。
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(82)墓事情が大きく変化! 教会、牧師はどうすべきか 広田信也
「人生100年時代」という言葉をよく耳にするようになった。長い年月を安心して生きていける社会は大変ありがたい。しかし、急速に進む高齢化、核家族化は、社会のさまざまな面に新たな課題を生んでいる。
-
なにゆえキリストの道なのか(219)聖書の預言は当たるのか? 正木弥
預言者は、ひたすら神に近寄って生きようとし、神のうちにある真理を身近に見ようとしていました。当たるとか当たらないとかの意識ではなく、ただ自ら聞いた神の真理を語ろうとしました。真理であれば、当たるのは当然ということになります。
-
続・背徳の街のマリヤ~神の花嫁~(1)ま白い光 星野ひかり
私が欲しいのは美しい心。人をねたまず、人を愛し、病んだ人や年老いた人の世話をする、花を愛するおとめの心、その潤った白桃色の唇からは、生きていることを喜ぶ歌が絶えることがない。そんなおとめになりたかった。
-
主は生きておられる(122)綱渡り 平林けい子
85年間の人生を振り返ると、綱渡りの時期があった。試練の中で、生きるための糧がなく、やっと生きていた。ある日長女が言った。おかあさんに、授業料が未払いだと伝えてくださいと先生に言われた。給食費の支払いもある。
-
日本文化の特質と宣教の課題 穂森幸一(143)
ヨーロッパでは、日本のことを極東と呼んでいます。私たちが北極とか南極とか呼ぶ極地扱いなのです。西洋人にとっては東の果てにある島国という印象が長い間あったのだろうと察しがつきます。
-
新・景教のたどった道(20)唐代の漢訳書・その1『序聴迷詩所経』(1) 川口一彦
『序聴迷詩所経』(イエス・メシア経と呼ばれる)は、イエス・メシアの降誕と洗礼、十字架と復活の記事、マタイの福音書5章から7章の山上の説教部分が多く引用されていることから、その名がつけられたと考えます。
-
日本宣教論(103)武芸 後藤牧人
そのような習い事の中でも、特に精神性の強い(または精神性といったことを前面に押し立てている)ものとして、過去には武芸があった。武芸の中心は、技術である。段位制が取られており、習得のための教室は道場と呼ばれる。精神性が強調されているのである。
-
牧師の小窓(190)坂本龍馬の姪・岡上菊栄について(その1) 福江等
高知県の香美市土佐山田町に、博愛園という児童養護施設があります。この博愛園は、坂本龍馬の姪で岡上菊栄(おかのうえ・きくえ)という方が最初の園長を務めた施設です。
-
なにゆえキリストの道なのか(218)聖書に書いてあることが事実であるという証拠は? 正木弥
聖所にはいろいろなジャンルのものが含まれています。その中に、たとえ話、寓話、謎、象徴、幻、比喩など事実でないものもありますが、中核は歴史と教えであり、その歴史はまさに事実が中心をなしております。
-
道は開ける 佐々木満男
昨年の父の日に、息子から『道は開ける』という本をもらった。すでに300万部も売れているらしい。しかし、聖書を愛読している者にとっては、この種のハウツー本にはあまり興味がわかなかったので、読まずに本棚に置いたままであった。
-
主は生きておられる(121)心配していたのですよ 平林けい子
「心配していたのですよ」。左膝人口関節置換手術の退院後、出会った友の口から出たことば。うれしくて、胸が詰まった。私のことを、心底心にかけてくださっていた。たくさんの言葉はいらない。
-
ナッシュビルからの愛に触れられて(37)JAG始動! 青木保憲
2011年から始まったナッシュビルとの交流であるが、14年に大きな転機を迎えることとなった。日本とナッシュビルの懸け橋になることを願い、合計4回のツアーを企画してきた。
人気記事ランキング
-
リック・ウォレン牧師、十字架にまつわるSNS上の政治的投稿を削除し謝罪
-
ワールドミッションレポート(2月26日):韓国はなぜこれほど多くの宣教師を送り出しているのか(1)
-
信仰によって受け取る「神の義」という恵み(13)自らの選択で自分自身を苦しめる被害妄想の呪い 加治太郎
-
ロシアの軍事侵攻から3年、在日ウクライナ正教会が祈りの集会 片脚失った負傷兵も参加
-
世界最高齢者は116歳、サッカー好きのブラジル人修道女 長生きの秘訣は?
-
教皇フランシスコ、入院10日目夜は「順調」 前日夕は「重い容体」
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(216)365日24時間、充実した仕事の中 広田信也
-
ワールドミッションレポート(2月24日):ポーランド 険しい地を平らに(2)
-
立教大学と酪農学園大学、環境学分野で協定締結
-
篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(215)聖書と考える「プライベートバンカー」
-
リック・ウォレン牧師、十字架にまつわるSNS上の政治的投稿を削除し謝罪
-
ロシアの軍事侵攻から3年、在日ウクライナ正教会が祈りの集会 片脚失った負傷兵も参加
-
ミャンマーのカトリック教会、大聖堂指定から2週間たたずに空爆直撃 使用不可能に
-
世界最高齢者は116歳、サッカー好きのブラジル人修道女 長生きの秘訣は?
-
教皇フランシスコ、入院10日目夜は「順調」 前日夕は「重い容体」
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(216)365日24時間、充実した仕事の中 広田信也
-
立教大学と酪農学園大学、環境学分野で協定締結
-
信仰によって受け取る「神の義」という恵み(13)自らの選択で自分自身を苦しめる被害妄想の呪い 加治太郎
-
分け隔てなく聖霊の恵みまで与えられる主 万代栄嗣
-
ワールドミッションレポート(2月24日):ポーランド 険しい地を平らに(2)
-
「今、私はクリスチャンです」 ウィキペディア共同創設者がキリスト教に回心
-
「こんな悲惨なミャンマーを見たことはない」 政変から4年、ヤンゴン大司教が来日会見
-
国内最高齢の女性映画監督、山田火砂子さん死去 日本人キリスト者の半生描いた作品多数
-
トランプ米大統領、「反キリスト教的偏見」根絶を目指すタスクフォースなど創設
-
後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(1)「苦しみ」の原因 三谷和司
-
リック・ウォレン牧師、十字架にまつわるSNS上の政治的投稿を削除し謝罪
-
山梨英和大学、パワハラで学長ら2人を「降任」の懲戒処分
-
神学者トマス・アクィナスの顔、法医学の手法で復元 死因にも新説
-
世界最高齢者は116歳、サッカー好きのブラジル人修道女 長生きの秘訣は?