論説・コラム
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サムライの虎の巻 穂森幸一(147)
シナイ半島にベドウィンという遊牧民が住んでいます。彼らは羊の群れを追いながら、テント生活をしています。ベドウィンは、必要があれば国境を越えて移動しますが、越境の自由が認められているそうです。
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「女系天皇論」と「女の子孫」キリストの誕生 山崎純二
主の生誕が世界中で祝われるクリスマスです。今日は女系天皇論と比較しながら「女の子孫」として来られたキリストについて、その深い意味を皆様と共に考えていきたいと思います。新約聖書は、このような系図から始まります。
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日本宣教論(107)先生という呼称 後藤牧人
これからの日本の教会の方向について、筆者なりの考えを述べたい。自分にそのような資格があるかを考えると、筆致が鈍るものである。厚顔無知を恐れず、いま感じているところを述べたい。
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神には不可能はないという信仰 万代栄嗣
この締めくくりの御言葉を、私たちに対する御言葉として受け止めたいと思います。弱さを抱えている私たちですが、その弱さに負けず「私の信じる神には、どんなことでもできます!」と信仰を持って告白し、心を強めてまいりましょう。
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牧師の小窓(198)坂本龍馬の姪・岡上菊栄について(その9) 福江等
高知博愛園の初代の園母になってほしいという要請を受けて、菊栄の胸は激しく動揺しました。菊栄にはすでに5人もの子どもがあり、家族に対する自身の責任が重くのしかかってきています。
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なにゆえキリストの道なのか(226)新約聖書冒頭の系図で読む気がしなくなった? 正木弥
これは例えば、いかめしい城門みたいなものかもしれません。近づく人にある種の覚悟を求めるところがあります。しかし、怖じることなく門を叩いて中に入る者は、中の優美な庭園、壮大な城郭、見晴らしの天守閣を歩むことができるのです。
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一日百笑、一生感謝 佐々木満男
天才棋士といわれた将棋士の先崎学九段(48歳)が突然うつ病になった。発症の過程から病状の進展と治癒に至る経緯を『うつ病九段』(文芸春秋刊)という一冊の本にした。その中で先崎さんはこう書いている。
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主は生きておられる(129)62回目の記念日 平林けい子
よくここまで来たと思う。結婚式で言った。ひとつひとつの灯が別々についているよりも、いっしょにともったほうが大きくなります。ともし火は、大きくなるよりも消えかかったときも。
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パウロとフィレモンとオネシモ(6)「牧会者フィレモン」―スプランクノン― 臼田宣弘
前回、上記のようにフィレモン書の集中構造分析をしましたが、今回はその中の「牧会」というキーワードを付けた「DとD´」(7節、20節)を見てみたいと思います。
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新・景教のたどった道(23)唐代の漢訳書・その1『序聴迷詩所経』(4)イエスの十字架と復活の記事 川口一彦
この箇所はピラトを大王、十字架を木としていますが、メシアへのののしり、侮辱、着衣のくじ引き行為、罪状書、死の叫び、神殿の幕が裂けたとの記事は見当たりません。それは聖書をそのまま記すのでなく、下準備のために書いたのかと考えられます。
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闇から光へ~的外れからの解放~(最終回)死から命へ!闇から光へ! 佐伯玲子
2012年11月初旬、信仰告白し、救われ、クリスチャンとなって約7年。以降、まるで違う人生が展開していきました。まさに「死から命へ!闇から光へ!」と変換された歩みでした。
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太平洋の橋―新渡戸稲造の生涯(8)ペンを振るって啓蒙活動をする
時代は少しずつ軍国主義に傾斜してゆき、閉塞感が人々を縛りつけていた。そのような人々の心を解放するために、ペンを取って訴えなくてはならないことを新渡戸は感じていた。
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生きることはキリスト・死ぬこともまた益! 万代栄嗣
アフガニスタンで人道支援に取り組んでおられたクリスチャンである中村哲さんの訃報のニュースが伝えられました。その時、「私にとっては、生きることはキリスト、死ぬこともまた益です」とパウロが語った言葉が思い出されました。
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牧師の小窓(197)坂本龍馬の姪・岡上菊栄について(その8) 福江等
岡上菊栄が高知県下の小学校教師として約20年間勤めて、安芸郡の小学校に勤めていたある日のこと、一人の恰幅の良い体を羽織袴で包んだ見知らぬ男が突然、菊栄を訪ねてきました。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(85)スピリチュアルペインにどう対応するか? 広田信也
私が居住する六甲アイランドは人口の島だけあって平坦な道が多い。足腰が弱っても比較的歩きやすいため、散歩中の高齢者によく出会う。近所に住むある高齢者(知人)を見掛けると、私は時間の許す限り声を掛ける。
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なにゆえキリストの道なのか(225)聖書のもとの言語は何? 正木弥
聖書は、旧約聖書がヘブル語がほとんど、ほんの一部がアラム語で書かれています。ヘブル語はいわゆるユダヤ人の言葉であって、旧約時代のすべてを通じてあまり大きな変化がありません。
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続・背徳の街のマリヤ~神の花嫁~(最終回)猫楽街からの手紙 星野ひかり
「さようなら。またお会いできる日を楽しみにしています」。そう言ってマリヤは戸を閉めました。心は期待で満ちあふれておりました。「誰かの役に立てるのかもしれない」。そんな期待です。
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主は生きておられる(128)オーバーコート 平林けい子
気温が下がってきた。何年も着ているオーバ、手を通す。あたたかい、ほっとする。腕も胸も体全部、まるでイエス様に抱かれているようであたたかい。心の底まであたたまるよう。この冬も、あたたかいイエス様を着て過ごそう。
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今も続くマサダ魂 穂森幸一(146)
聖地旅行に行ったとき、どうしても訪れたかった場所の一つが死海のほとりにあるマサダ砦跡でした。今は観光名所になっていてロープウェイで頂上まで行くことができます。私が訪れたとき、イスラエルの若い兵士が軍事訓練をしていました。
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教会の成長拡大に貢献する人財の育成(23)仕事と献身 ジョシュア佐佐木
今まで出会った《霊的》と自負している方々の中には、祈りと主との交わりと、霊的成長のために、すべての時間を用いることを宣言して、仕事(生業)を辞めてしまう人が多数いました。
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