バチカン
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100万人の巡礼者、ローマでキリストの受難と復活を記念
聖週間(受難週)と復活祭の式典のために、この期間、バチカン(ローマ教皇庁)のあるローマには、多くのキリスト教徒が訪れる。1年で最も神聖とされる聖週間(今年は4月9〜15日)には、少なくとも100万人の来訪が見込まれており、復活祭の16日に最高潮を迎える。
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聖公会の「夕の礼拝」、バチカンのサンピエトロ大聖堂で初めて行われる
カトリック教会の総本山であるバチカンのサンピエトロ大聖堂で13日、聖公会の「夕の礼拝」(晩祷)が初めて行われた。礼拝では、ローマ聖公会センター所長のデービッド・モクソン大主教が司式をし、バチカンの典礼秘跡省次官のアーサー・ロシュ大司教が説教を行った。
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バチカン、教皇の肖像の無断使用に「適切な措置を講じる」
ローマ教皇庁(バチカン)が、教皇の肖像を著作権で保護する動きを始めた。教皇の写真を用いた商品の無断量産を違法とするのが狙いだ。教皇紋章(交差して組まれた金と銀の鍵)も対象とするという。
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「平和のためにあくまで調停・仲裁を続ける」 ギャラガー・バチカン外相が上智大で特別講演
上智大学(東京都千代田区)は2日、ローマ教皇庁(バチカン)外務長官のポール・リチャード・ギャラガー大司教による特別講演「THE PROMOTION OF A CULTURE OF PEACE~平和文化の促進~」を開催した。学内外から約200人が集まり、平和へのメッセージに耳を傾けた。
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バチカン外相のギャラガー大司教、今日の国際問題について語る
ローマ教皇庁(バチカン)外務長官(外相に相当)のポール・リチャード・ギャラガー大司教が2日、上智大学(東京都千代田区)で記者会見を行った。国際問題におけるバチカンの対応や核兵器廃絶への期待などについて語った。
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パレスチナのアッバス議長が教皇と会談、トランプ氏を警戒か
パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は14日、バチカン(ローマ教皇庁)でローマ教皇フランシスコと約20分間会談した。世界各地のテロ・過激主義と闘う重要性や、イスラエルとの和平プロセスなどについて話し合った模様。
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バチカンでマクドナルドが今年初めにオープン 批判の声も
バチカンに2017年初め、マクドナルドがオープンする。しかし、マクドナルドが入居する建物に住む枢機卿7人は、「建築的伝統に全く敬意を払っていない」「ファストフードは健康に悪く、バチカンが旅行者に対して提供するのはいかがなものか」などと批判しているという。
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6年ぶりに「中国天主教代表会議」開催 政府系カトリック聖職者ら350人以上が参加
中国における政府系カトリック教会の最高機関「中国天主教代表会議」が、昨年12月27日から29日まで北京で行われた。6年ぶり9期目の開催となった。政府系カトリック組織「中国天主教愛国会」の聖職者365人などが出席した。
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世界各地でクリスマス祝う イラクではISから解放後3年ぶりのミサも
異常気象、地球規模の地殻変動、それらにも影響を受けてか、政治的思惑によるためか、人種・民族間の抗争と避難民の大量発生、移動中の遭難と、相次ぐ悲劇的なニュースに緊迫が増すばかりの世界で、2016年のクリスマスが祝われた。
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ローマ教皇、80歳の誕生日にホームレスを朝食に招待
ローマ教皇フランシスコは17日、80歳の誕生日を迎えた。教皇はこの日、バチカン(ローマ教皇庁)にホームレスの8人を招いて朝食を共にした。ホームレスの男性6人と女性2人は当日の朝、サンピエトロ大聖堂周辺で選ばれた。
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ロシア正教会のイラリオン府主教、教皇フランシスコに謁見 ローマで両教会の聖歌隊コンサートも
ロシア正教会モスクワ総主教庁の渉外局長であるボロコラムスク府主教イラリオンは10日、バチカン宮殿で教皇フランシスコに謁見した。同教会が同日、公式サイトで伝えた。
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バチカンでクリスマスツリー点灯式、プレゼピオには難民象徴した装飾も
バチカン(ローマ教皇庁)のサンピエトロ広場で9日、恒例のクリスマスツリーの点灯式が行われた。今年のツリーはイタリア北部トレントから贈られた高さ約25メートルのモミの木。イルミネーションで彩られたツリーの柔らかな輝きで、広場は華やかな雰囲気に包まれた。
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マーティン・スコセッシ監督、最新映画「沈黙」についてバチカンに語る
バチカン放送局とのインタビューでスコセッシ監督は、最新映画「沈黙―サイレンス―(原題:Silence)」を製作したときのエピソードや、ニューヨークの騒々しいスラムで育った自らの人生について語った。
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年末年始の教皇による宗教行事発表
教皇フランシスコによる、2016年12月から17年1月にかけての宗教行事を、バチカン(ローマ教皇庁)教皇儀典室が発表した。
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カトリック教会、「いつくしみの特別聖年」終了 教皇フランシスコによる閉幕ミサで
カトリック教会が約1年間開催した「いつくしみの特別聖年」は、典礼暦で「王であるキリスト」を祝う20日、教皇フランシスコによる閉幕ミサをもって終了した。バチカン放送局日本語版が同日に報じた。
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カトリック教会とアルゼンチンの「汚い戦争」 バチカンが秘密文書公開へ
バチカンが、アルゼンチンの軍事政権に関する資料を、政権下で犠牲になった人々と遺族に公開しようとしている。「汚い戦争」の間に、カトリック教会と犠牲者の家族との間でやりとりされた約3千通の手紙が、アルゼンチン司教協議会によってバチカン秘密文書館に保管されている。
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トランプ氏当選にバチカン国務長官やロシア正教会総主教が祝意 米福音同盟会長らが選挙結果の尊重求め声明
バチカン放送局(日本語版)は9日、バチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿が同日、米大統領選で勝利したドナルド・トランプ氏に祝辞を述べたと報じた。
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バチカン、司教任命方法で中国と合意か
中国に無神論の共産主義政権が実現してからというもの、宗教も共産党の支配、監督下に置かれた。外国からの影響を排除することも強調される中で、カトリック、プロテスタント双方も「中国化」を迫られた。
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バチカン典礼秘跡省のメンバー総入れ替え
教皇フランシスコが典礼秘跡省のメンバーを総入れ替えするという思い切った措置に踏み切った。同省が典礼、特に秘跡を促進し、関連諸規則を定めることを任務としていることから、教皇の意図も分かろうというもの。
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バチカンが火葬に新指針、散骨や自宅保管は認めず
バチカン(ローマ教皇庁)が10月25日、火葬に関する新指針を明らかにした。火葬後の遺灰を海にまいたり自宅に置いたりしてはいけないと規定している。
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