臼田宣弘
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ヨハネ福音書を読む(57)「ぶどうの木の講話」―教会論的に語られる「新しい戒め」― 臼田宣弘
今回は、15章1~25節を読みます。このぶどうの木の講話において、イエス様は教会の在り方を示されています。教会とは、「私はぶどうの木」だと言われるキリストの教会であり、信者はそれに枝として連なっているのです。
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ヨハネ福音書を読む(56)「さあ、ここから出かけよう」―捕らえられる直前のイエス様― 臼田宣弘
今回は、14章27~31節を読みます。「さあ、ここから出かけよう」というイエス様の言葉で終わるこの箇所は、「こう話し終えると、イエスは弟子たちと(中略)出て行かれた」で始まる、イエス様が捕らえられる場面(18章1節~)に直結しています。
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ヨハネ福音書を読む(55)「聖霊が全てのことを教える」―弁護者を送る約束(1)― 臼田宣弘
イエス様は、ご自身が天に戻られた後に、「もうひとりの弁護者」が遣わされると語られました。イエス様はここで初めて、「弁護者」という言葉を使われています。そしてこの言葉は、福音書の中ではヨハネ福音書でしか使われていません。
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ヨハネ福音書を読む(54)「道・真理・命」―弟子たちへの励まし― 臼田宣弘
今回は、14章1~14節を読みます。この場面では、イエス様は既に栄光をお受けになっています(13章31節)。それは、霊においては既に十字架上におられることを意味しています。
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ヨハネ福音書を読む(53)「互いに愛し合いなさい」―「永遠の命」が意味すること― 臼田宣弘
ヨハネ福音書は、イスカリオテのユダが闇の中に出て行ったことを13章30節で伝えた後、イエス様の講話となり、それは16章最後まで続きます。この講話は山上の説教に比肩し得るものであり、キリスト教の歴史の中で大切にされてきたものです。
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ヨハネ福音書を読む(52)「イスカリオテのユダ」―夜に出て行った男― 臼田宣弘
最後の晩餐の席で弟子たちの足を洗われた後、イエス様は自分を宗教指導者たちに引き渡そうとしている者について話し始められました。しかしその者は、ご自身が「選んだ者」であり、イエス様が引き渡されることは「聖書の言葉」が実現することだったのです。
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ヨハネ福音書を読む(51)「光を信じなさい」―ヨハネ福音書前半の結び― 臼田宣弘
今回は、12章35~50節を読みます。ヨハネ福音書は、12章までが前半とされていますが、この箇所はそのまとめということができましょう。
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ヨハネ福音書を読む(50)「弟子たちの足を洗うイエス様」―洗足木曜日に当たって― 臼田宣弘
3月28日は洗足木曜日です。今回は、予定通りであれば12章35~50節をお伝えするのですが、洗足木曜日の週であることを鑑み、洗足が書かれた次の13章1~17節を読みます。12章35~50節は、次回お伝えします。
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ヨハネ福音書を読む(49)「人の子は上げられる」―あなたは本当にメシアなのか― 臼田宣弘
イエス様が過越祭のため、子ロバに乗ってエルサレムに入場されたとき、そこにギリシア人たちも来ていました。そのギリシア人たちが、「イエス様に会いたい」と言って、弟子のフィリポの所に来ました。
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ヨハネ福音書を読む(48)「エルサレム入場」―ラザロの復活(8)― 臼田宣弘
今回は、12章12~19節を読みます。私はここまでが、10章40節に始まる「ラザロの復活」というお話の大きな括りに入ると考えています。前回お伝えしたベタニアのマリアの塗油の次の日に、イエス様はエルサレムに入られます。
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ヨハネ福音書を読む(47)「無言の信仰告白と埋葬の準備」―ラザロの復活(7)― 臼田宣弘
今回は、12章1~11節を読みます。エルサレム近郊のベタニアでラザロを復活させた後、ユダヤ人たちに付け狙われるようになったイエス様は、エフライムという町に避難していましたが、再びベタニアに戻りました。そこで復活したラザロと再会したのです。
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ヨハネ福音書を読む(46)「ユダヤ人たちの対応」―ラザロの復活(6)― 臼田宣弘
ユダヤ人の多くは、イエス様がラザロを復活させたことを見て、イエス様を信じました。これまでヨハネ福音書が伝えていたユダヤ人たちは、イエス様に敵対する人たちか、イエス様のなさった奇跡を見て、その超人的な力に対しては信仰を持った人たちでした。
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ヨハネ福音書を読む(45)「小説『罪と罰』を読む」―ラザロの復活(5)― 臼田宣弘
今回は、11章36~44節を読みます。前々回、マルタは「終わりの日の復活」は信じていたが、イエス様は「私は復活であり、命である」と言われ、復活と永遠の命を与えることを「今」実現される方だとお伝えしました。
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ヨハネ福音書を読む(44)「イエス様とマリア」―ラザロの復活(4)― 臼田宣弘
今回は、11章28~35節を読みます。前回お伝えしましたが、イエス様に対して「主よ、あなたが世に来られるはずの神の子、メシアであると私は信じています」という信仰告白をしたマルタは、一旦家に戻りました。
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ヨハネ福音書を読む(42)「3人を愛しておられたイエス様」―ラザロの復活(2)― 臼田宣弘
今回は11章1~16節を読みます。前回お伝えしたように、この「ラザロの復活」のお話は、人々の心の中に存在していた洗礼者ヨハネが、生前のイエス様の最後で最大のしるしを指し示すことから始まります。
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ヨハネ福音書を読む(41)「洗礼者ヨハネが指し示すもの」―ラザロの復活(1)― 臼田宣弘
今回から8回の予定で、「ラザロの復活」をお伝えします。このお話は、ヨハネ福音書の中でも最も愛されているものの一つであり、世界の美術や文学に影響を与えているお話です。
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ヨハネ福音書を読む(40)「新しい神殿奉献記念祭」―神様からの派遣についての最後の啓示― 臼田宣弘
今回は、10章30~39節を読みます。ここは、教父といわれる人たちが、キリスト教の確立のために議論をしてきた箇所です。「神とキリストは、違う主体でありながら、同一である」というキリスト教のアイデンティティーを示すときに、最も重要な箇所です。
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ヨハネ福音書を読む(39)「私と父とは一つである」―ユダヤ人たちとの対論― 臼田宣弘
今回は、10章19~30節を読みます。盲人の目を開けられたイエス様は、その後に羊と羊飼いを中心にした例え話を語られました。その話を聞いていたユダヤ人たちの間に、対立が生じることになります。
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ヨハネ福音書を読む(38)「命を捨て、命を得させる」―プシュケーとゾーエー― 臼田宣弘
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。また、1日に発生した能登半島地震で被災された方々にお見舞いを申し上げます。特に、被災地の教会がこのような中にあっても福音を伝え続けることができますようにお祈りいたします。
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ヨハネ福音書を読む(37)「羊飼いと羊」―光を見ることができる人― 臼田宣弘
クリスマスおめでとうございます。聖書に伝えられるクリスマスの記事の中で、最も印象的なものの一つは、ベツレヘム郊外の羊飼いたちの所に、イエス様の御降誕が伝えられた出来事ではないかと思います。羊飼いたちは、当時は良い地位ではなかったようです。
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