臼田宣弘
-
パウロとフィレモンとオネシモ(55)「子と親・奴隷と主人」―コロサイ書に加筆されたもの― 臼田宣弘
今回は、私がその著者をオネシモと考えているエフェソ書の6章1~9節を読みます。この箇所は、前回お伝えしました5章21~33節と共に「家庭訓」といわれています。エフェソ書の家庭訓は、コロサイ書3章18節~4章1節のそれに倣っているとされます。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(54)「妻と夫は教会とキリスト」―互いに仕え合う― 臼田宣弘
今回はエフェソ書5章21~33節を読みます。この箇所は、コロサイ書3章18~19節の「妻たちよ、主を信じる者にふさわしく、夫に仕えなさい。夫たちよ、妻を愛しなさい。つらく当たってはならない」を基にして書かれているとされています。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(53)「善意と正義と真実」―光の子として歩む― 臼田宣弘
今回はエフェソ書5章6~20節を読みます。8節は、本コラムで繰り返してお伝えしている「以前(ポテ)~・今(ニュン)~」構文です。この構文は、フィレモン書、コロサイ書、エフェソ書を貫く大切なものであると私は考えています。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(52)「人にしてもらいたいと思うこと」―赦されたのだから赦し合う― 臼田宣弘
今回はエフェソ書4章25節~5章5節を読みますが、この箇所は旧約聖書の十戒と関係が深いので、最初にそれを提示します。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(51)「キリストを学ぶ」―心の底から新たにされる― 臼田宣弘
今回はエフェソ書4章17~24節を読みます。17節の「異邦人」は、神を信じていない人々を意味しています。17~19節を読みますと、神を信じていない人々を愚弄しているようにも感じてしまいます。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(50)「教会の成長」―節と節が補い合って― 臼田宣弘
今回はエフェソ書4章7~16節を読みます。8節で詩編68編19節が変更引用された後、キリストの降下と再昇天が記され、そのキリストが「ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を福音宣教者、ある人を牧者、教師とされた」(11節)となっています。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(49)「教会の一致」―主イエスに倣った歩みを― 臼田宣弘
今回はエフェソ書4章1~6節を読みます。ここには特に、ユダヤ人と異邦人が混在する教会の一致についての勧めが記されています。1節に「主に結ばれて囚人となっている」とありますが、これは3節の「平和のきづなで結ばれ」と対応しているように思います。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(48)「内なる人と共に住むキリスト」―その愛の広さ、長さ、高さ、深さ― 臼田宣弘
今回は、エフェソ書3章14節から21節を読みます。この箇所は祈りです。そのうち14~15節が導入、16~19節はとりなしです。原文では、14~19節はピリオドが最後にしかない、ひとつながりの文になっています。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(47)「天上の支配や権威に知らされる」―そしてユダヤ人と異邦人に福音が伝えられる― 臼田宣弘
今回は、エフェソ書3章8節から13節を読みます。前回、「秘められた計画」がエフェソ書執筆よりは少し前に、使徒や預言者に啓示されたことをお伝えしました。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(46)「秘められた計画」―使徒と預言者たちに啓示されたもの― 臼田宣弘
今回は、エフェソ書2章19節から3章7節を読みます。前回、「エフェソ書は教会論を述べている」とお伝えしました。教会を表現する場合、1章22~23節においてはキリストの体とされていました。今回の箇所では、教会を建物に例えています。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(45)「エフェソ書の以前と今」(1)―キリストにおいて一つにされること― 臼田宣弘
今回からエフェソ書の本文に入ります。ここでは「教会とキリストの奥義」ということが論じられ(2:11~3:13)、祈りと頌栄によって文が結ばれています(3:14~21)。今回は「教会」について記されている2章11~18節を読みます。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(44)「受け継がれていること」―「以前と今」と「善い業」― 臼田宣弘
今回は2章1~10節を読みます。この箇所には、フィレモン書とコロサイ書を貫通する「以前(ポテ / ποτέ)~・今(ニュン / νῦν)~」構文と「善い業(アガソス / ἀγαθός)」が見られる箇所です。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(43)「信仰と愛と希望」―教会の頭であるキリストの栄光への希望― 臼田宣弘
今回はエフェソ書1章15~23節を読みます。これだけ長い文章ですが、原文では19節の終わりに読点が一度打たれているだけです。内容的には、ひとまとまりになっているとしてよいと思います。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(41)「エフェソ書とコロサイ書のつながり」―他の書簡との関連も見つつ― 臼田宣弘
今回はエフェソ書1章7~10節を読みます。ここは日本語訳では幾つかの文に分かれていますが、原文ではひとつながりの文になっています。7節に「わたしたちはこの御子において、その血によって贖われ、罪を赦されました」とあります。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(40)「エフェソ書を読み始める」―3書を通して示されていることは何か― 臼田宣弘
本コラムは「フィレモン書―コロサイ書―エフェソ書」が「パウロ―フィレモン―オネシモ」というライン上にあり、そのつながりで3書を読むことを目指しています。そういう観点で、これからはエフェソ書を読んでまいりたいと思います。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(39)「エフェソ書オネシモ著者説」(3)―私が考えていること― 臼田宣弘
2回にわたって、先人の研究を基にエフェソ書オネシモ著者説をお伝えしてきましたが、今回は私が考えている、エフェソ書の著者がオネシモである2つの理由を述べたいと思います。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(38)「エフェソ書オネシモ著者説」(2)―パウロ書簡集蒐集問題から― 臼田宣弘
今回は、エドガー・ジョンスン・グッドスピード(1871~1962、米国)と、ジョン・ノックス(1900~1990、米国)、C・L・ミトン(1907~1998、英国)の説を取り上げたいと思います。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(37)「エフェソ書オネシモ著者説」(1)―ハリスンの著作から― 臼田宣弘
本コラムでは、パウロの真性書簡と擬似書簡についてお伝えしています。真性書簡とは「パウロ自身の手による書簡」であり、擬似書簡とは「パウロ以後にパウロの弟子たちがパウロの名前によって書いた書簡」ということです。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(36)「コロサイ書を読み終えて」―フィレモン書から受け継いでいること― 臼田宣弘
前回でコロサイ書の本文は読了しました。ここで、論点として大切な「コロサイ書の著者はフィレモンである」ということについて、本コラム執筆のためにコロサイ書を詳読して気が付いたことをまとめておきたいと思います。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(35)「コロサイ書の結び」―宣教者たちの働き― 臼田宣弘
コロサイ書の本文をお伝えするのは、今回が最後になります。4章10節から14節は、パウロの同労者からのあいさつで、ここでの人名はフィレモン書23~24節に登場する人物と重なっています。
人気記事ランキング
-
YMCAやカリタスなど、国内のキリスト教団体が相次いで募金開始 ミャンマー地震
-
隠された奥義 穂森幸一
-
神様が扉を開かれたのに、試練ばかりに直面するのはなぜか 加治太郎
-
「カトリックジャパンニュース」がスタート カトリック新聞は休刊
-
「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る
-
花嫁(23)道しるべ 星野ひかり
-
第3回庭野平和賞奨励賞、コロンビアのカトリック人権活動家らが受賞
-
Gゼロ時代の津波石碑(1)プロローグ&問題提起 山崎純二
-
超自然的現象と科学(11)アガペー再考―アガペー以上の大きな愛「ドード」発掘 愛多妥直喜
-
キリシタン弾圧を描いた遠藤周作の代表作『沈黙』 絶望の淵で宣教師が得た答えとは?
-
「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る
-
キリシタン弾圧を描いた遠藤周作の代表作『沈黙』 絶望の淵で宣教師が得た答えとは?
-
ミャンマー地震、国内のキリスト教NGOが緊急募金開始
-
東京で初の「赤ちゃんポスト」「内密出産」 賛育会病院が開始、国内2例目
-
「カトリックジャパンニュース」がスタート カトリック新聞は休刊
-
カトリック教会の大聖堂が焼失、ミャンマー軍事政権の兵士らが焼き払う
-
超自然的現象と科学(11)アガペー再考―アガペー以上の大きな愛「ドード」発掘 愛多妥直喜
-
シリア語の世界(20)名詞1・ヨハネ黙示録の賛美歌3―5章12、13節― 川口一彦
-
第3回臨床牧会教育(CPE)参加者募集 オリブ山病院で6月30日〜7月11日 「信仰の実践としての医療におけるスピリチュアルケア」
-
世界バプテスト連盟、トランプ米政権による対外援助の大幅削減受け緊急の呼びかけ
-
キリシタン弾圧を描いた遠藤周作の代表作『沈黙』 絶望の淵で宣教師が得た答えとは?
-
「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る
-
東京で初の「赤ちゃんポスト」「内密出産」 賛育会病院が開始、国内2例目
-
「カトリックジャパンニュース」がスタート カトリック新聞は休刊
-
カトリック教会の大聖堂が焼失、ミャンマー軍事政権の兵士らが焼き払う
-
ミャンマー地震、国内のキリスト教NGOが緊急募金開始
-
シリア語の世界(20)名詞1・ヨハネ黙示録の賛美歌3―5章12、13節― 川口一彦
-
世界バプテスト連盟、トランプ米政権による対外援助の大幅削減受け緊急の呼びかけ
-
聖書のイエス(6)「わたしはさばきのためにこの世に来ました」 さとうまさこ
-
超自然的現象と科学(11)アガペー再考―アガペー以上の大きな愛「ドード」発掘 愛多妥直喜