臼田宣弘
-
ルカ福音書を読む(26)「富と神の国」―天に富を積むということ― 臼田宣弘
今回は、12章13~34節を読みます。ここでは、イエス様が「富と神の国」について語られたことが伝えられています。イエス様は、群集に向かって一つの例え話を語られました。
-
ルカ福音書を読む(25)「ファリサイ派の人々と律法の専門家」―愛と裁きによる私たちへの警告― 臼田宣弘
今回は、11章37節~12章3節を読みます。ここには、ファリサイ派の人々と律法の専門家(律法学者)に対するイエス様の言葉が記されています。11章37~52節は、マタイ福音書23章1~36節に並行記事があります。
-
ルカ福音書を読む(24)「ルカ福音書における主の祈り」―共同体における祈り― 臼田宣弘
今回は、「主の祈り」が含まれる11章1~13節を読むことにいたします。主の祈りは、マタイ福音書の山上の説教の中でも語られていますが、ルカ福音書のこの箇所でも伝えられています。
-
ルカ福音書を読む(23)「マルタとマリア」―イエス様の話を聞いた2人― 臼田宣弘
今回は、10章38~42節を読みます。ガリラヤを出てエルサレムに向かうイエス様の一行は、「ある村」を訪れ、そこでマルタとその姉妹マリアの家に入られます。イエス様は進言したマルタに、「必要なことはただ一つだけである」と言われたのです。
-
ルカ福音書を読む(22)「サマリア人」―ユダヤ人と反目し合っていた人たち― 臼田宣弘
今回は、サマリア人のことが伝えられている10章25~37節と17章11~19節を取り上げます。サマリア人は、北イスラエルがアッシリアに支配されていた時代に、ユダヤ人と異民族の間に生まれた混血の人たちです。
-
ルカ福音書を読む(21)「エルサレムへの旅の開始」―柔和と謙遜― 臼田宣弘
ルカ福音書は、9章50節まではイエス様のガリラヤでの活動を伝えていましたが、今回お伝えする箇所から19章27節までは、イエス様がご自身に与えられた使命を果たすためにエルサレムに向かわれる途上について伝えています。
-
ルカ福音書を読む(20)「ペトロの信仰告白と受難予告」―エルサレムに向かう前に― 臼田宣弘
今回は9章の18~22節と43節b~45節を読みます。ルカ福音書に記されている、イエス様のガリラヤでの活動についてのお話をお伝えする最後のコラムになります。次回からは、エルサレムに向かわれるイエス様の一行についてお伝えします。
-
ルカ福音書を読む(19)「山の上と山の下の出来事」―明るい真夜中と暗い昼間― 臼田宣弘
今回はルカ福音書9章28節~43節aを読みます。今回の執筆に当たっては、農村伝道神学校の学報第185号(5月31日付)に掲載されていた平良愛香牧師による入学式の式辞「山を下りるために山に登る」に啓発されたということを申しあげておきます。
-
ルカ福音書を読む(18)「弟子たちの働き」―12弟子と婦人たち― 臼田宣弘
今回は、イエス様の12弟子と、イエス様に付き従っていた婦人たちについて、6、8、9章から関連のお話を読みます。イエス様が選ばれた12人の弟子たちは、個性派ぞろいだったようです。
-
ルカ福音書を読む(17)「信じなさい、そうすれば救われる」―2人の女性に起こった出来事― 臼田宣弘
今回は、8章40~56節を読みます。ここには、ヤイロという会堂長(礼拝を行なう施設の責任者)とその娘のお話に挟まれるようにして、出血の病を患っていた女性のお話も伝えられています。
-
ルカ福音書を読む(16)「あなたの罪は赦された」―ファリサイ派の人シモンと罪深い女― 臼田宣弘
今回は7章36~50節を読みます。イエス様がファリサイ派の人シモンの家に招かれました。まず、ファリサイ派といわれる人たちが、ルカ福音書でどのような位置付けにあるかについてお伝えします。
-
ルカ福音書を読む(15)「洗礼者ヨハネに対する受け答え」―「やり直せます」という切り口で読む― 臼田宣弘
今回は、ヨハネが牢(ろう)の中から、イエス様のもとに弟子を送ったことと、ヨハネの弟子たちが帰った後のイエス様の語りが記されている7章18~31節を、これまで同様に「やり直せます」というテーマを切り口に読んでみたいと思います。
-
ルカ福音書を読む(14)「やもめの一人息子の復活」―死に打ち勝たれた方が起こされたこと― 臼田宣弘
前回お伝えしました、カファルナウムで百人隊長の部下を癒やされた出来事の後、イエス様の一行はナインという町に向かいます。ナインは、ナザレの南南東10キロ、カファルナウムからですと南西に30キロほどの所にある町です。
-
ルカ福音書を読む(13)「百人隊長と癒やされた部下」―とりなしの祈りがなされての再出発― 臼田宣弘
今回は7章1~10節を読みます。イエス様は6章で伝えられている説教をされた後、シモンの実家があるカファルナウムに戻られました。カファルナウムには、小隊が駐屯していました。その小隊を指揮していたのが、今回のお話に登場する百人隊長です。
-
ルカ福音書を読む(12)「例えで語られるイエス様」―そしてそれを行いなさい― 臼田宣弘
今回は、6章37~49節を読みます。37~38節では4つのことが教えられていますが、最初の2つは「人を裁くな」「人を罪人だと決めるな」という禁止命令であり、後の2つは「赦しなさい」「与えなさい」という行動命令です。
-
ルカ福音書を読む(11)「してほしいことを人にもしなさい」―新約聖書の黄金律― 臼田宣弘
今回は6章27~36節を読みます。今回の箇所もマタイ福音書の「山上の説教」、特に5章38~48節に対応しています。27~30節は愛敵の教えです。イエス様は、続けて4つのことを語られます。
-
ルカ福音書を読む(10)「幸いと不幸」―イエス様の説教から― 臼田宣弘
今回は6章20~26節を読みます。この箇所を含めたイエス様の説教群の一つであるルカ福音書6章17~49節は、マタイ福音書5~7章の「山上の説教」に対応しています。ルカ福音書では「幸い章句」だけでなく、後半に「不幸章句」があることが特徴です。
-
ルカ福音書を読む(9)「シモンたちの召命」―人間をとる漁師に― 臼田宣弘
今回は4章38~40節と5章1~11節を読みます。前回、イエス様がナザレの会堂で話されたことをお伝えしました。その日の夕方、イエス様は漁師シモンの家に行きます。これは、ラビを安息日の祝いの食事に招く習慣によるものと考えられているようです。
-
ルカ福音書を読む(8)「ナザレでの宣教」―イザヤ書の朗読を通して― 臼田宣弘
このコラムは、2022年度いっぱいの連載予定です。ルカ福音書は24章ありますから、1カ月に2章のペースで進めていくことになります。週1回の掲載であることを鑑み、適宜お話を取り上げていきたいと思います。
-
ルカ福音書を読む(7)「荒れ野での悪魔の誘惑」―神の子ならやってみろ― 臼田宣弘
ルカ福音書はイエス様が神の子であることを明示して、その直後で今度はその神の子が、神の子であることを理由に、悪魔の誘惑に3度遭ったお話を伝えています。今回はその箇所である4章1~13節を読みます。
人気記事ランキング
-
「文学的原体験は聖書」 大学院生の鈴木結生さんが芥川賞受賞 父は牧師、教会で育つ
-
トランプ米大統領の就任式で大衆伝道者のグラハム氏らが祈り、神の導きと守り求める
-
NCC靖国問題委、石破首相と野田立憲代表の伊勢神宮参拝に抗議
-
第27回アジアキリスト教病院協会総会詳報(1)淀川キリスト教病院理事長が基調講演
-
イスラエルとハマスが停戦合意 キリスト教指導者らは歓迎、ガザ地区への人道支援訴え
-
【書評】エミール・ブルンナー著『信仰・希望・愛』
-
聖書アプリ「ユーバージョン」、1日で79万8千回インストール 最多を記録
-
第27回アジアキリスト教病院協会総会詳報(2)「経済危機・自然災害・世俗主義」テーマにシンポジウム
-
出生巡り苦悩する少女がたどり着いた先は? 「罪のゆるし」描く三浦綾子著『続氷点』
-
第27回アジアキリスト教病院協会総会詳報(3)全人医療研究教育所が初の公式セミナー
-
「文学的原体験は聖書」 大学院生の鈴木結生さんが芥川賞受賞 父は牧師、教会で育つ
-
トランプ米大統領の就任式で大衆伝道者のグラハム氏らが祈り、神の導きと守り求める
-
第27回アジアキリスト教病院協会総会詳報(1)淀川キリスト教病院理事長が基調講演
-
NCC靖国問題委、石破首相と野田立憲代表の伊勢神宮参拝に抗議
-
イスラエルとハマスが停戦合意 キリスト教指導者らは歓迎、ガザ地区への人道支援訴え
-
【書評】エミール・ブルンナー著『信仰・希望・愛』
-
「世界迫害指数2025」発表 12カ国を「レッドゾーン」に指定
-
米ロサンゼルスの山火事、教会やキリスト教学校も全焼など大きな被害
-
神がいるのになぜ? キリスト教弁証学からの「悪の問題」
-
恵みあふれる人生の旅路を歩もう 万代栄嗣
-
「文学的原体験は聖書」 大学院生の鈴木結生さんが芥川賞受賞 父は牧師、教会で育つ
-
今、旧統一教会を知るための3冊 溝田悟士
-
神がいるのになぜ? キリスト教弁証学からの「悪の問題」
-
「世界迫害指数2025」発表 12カ国を「レッドゾーン」に指定
-
南部バプテスト派出身初の米大統領、日曜学校で長年奉仕 ジミー・カーター氏の信仰
-
米ロサンゼルスの山火事、教会やキリスト教学校も全焼など大きな被害
-
「摂理」教祖の鄭明析氏、懲役17年確定 女性信者らに性的暴行やわいせつ行為
-
NCC靖国問題委、石破首相と野田立憲代表の伊勢神宮参拝に抗議
-
イエスを「真のメシア」と歌ってはダメ? クリスマスキャロルの歌詞巡る対応で賛否
-
2024年のトップ10ニュース(国際編)