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ヨハネの黙示録(1)イエス・キリストの黙示 岡田昌弘

2025年4月23日11時40分 コラムニスト : 岡田昌弘
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今私たちが生きている世界的な激変の時代には、聖書の黙示についていろいろとうわさされ、それが私たちの生活全般に意味を持ってくるのでしょう。

国連の「新世界秩序」と「世界人口削減計画」、世界保健機関(WHO)の「パンデミック条約」と「ワンヘルス」による「世界健康管理計画」、世界経済フォーラムの「グレート・リセット」による「世界通貨統一計画」、米国のAIネットワークによる「世界的コンピューター情報統一計画」、そして第三次世界大戦の危機など、既に目前に迫っているようです。

黙示の辞書的な意味は「はっきりと言わないで、暗黙のうちに意志や考えを表すこと」とあります。しかし、聖書における黙示の意味は「神から遣わされた預言者により、今まで隠されていた神の御心やご計画を、覆いを取るように表すこと」といえるでしょう。

1. 黙示

イエス・キリストの黙示。これは、すぐに起こるはずの事をそのしもべたちに示すため、神がキリストにお与えになったものである。そしてキリストは、その御使いを遣わして、これをしもべヨハネにお告げになった。(黙示録1:1)

神は、旧新約聖書全体を通して、信仰者のために預言を書き送りました。それは、旧約聖書の創世記から始まる預言が、新約聖書のヨハネの黙示録の預言で終わること、つまり、聖書に書かれた神のご計画全体が、ヨハネの黙示録で完結することを意味します。

①創世記における天地創造は、黙示録で天地の崩壊と新天新地の到来となる。
②創世記におけるエデンの園の消失は、黙示録で新しいエルサレムによる都の回復となる。
③創世記におけるエデンから流れ出る4本の川は、黙示録で新しいエルサレムから流れ出るいのちの水の川になる。
④創世記におけるいのちの木は、黙示録で12種の実がなるいのちの木として現れる。
⑤創世記における男女の結婚は、黙示録で子羊と聖徒の大結婚式となる。
⑥創世記における悪魔であるヘビによる誘惑と天地の支配、人間の死は、黙示録で悪魔への刑罰とキリストによる新天新地の支配、永遠のいのちとなる。
⑦創世記における人間の地上支配権の喪失は、黙示録で新天新地での支配権の回復となる。
⑧創世記における人間の失楽園と動物の犠牲による毛皮の贈呈は、黙示録では新天新地と光り輝く聖い衣の贈呈となる。

2. あかし

ヨハネは、神のことばとイエス・キリストのあかし、すなわち、彼の見たすべての事をあかしした。(黙示録1:2)

霊的に深く解くと、「ヨハネは、イエス・キリストから特別に選ばれた使徒で、従順さでイエスから特別に愛されたしもべであり、神の御国建設計画と終末に起こる事に関する神の言葉と幻を、イエス・キリストからパトモス島で啓示され、見た全ての事を証しした」となります。

黙示録を書くことをキリストから命じられたヨハネは、何千人というイエスの弟子の中から選ばれた12使徒の一人で、キリストご自身が働きを任せた継承者であり、教会建設のキーマン、教師、預言者としての働きを任されたイエス・キリストの証し人でした。

ヨハネを最後まで生き残る使徒として神が選んだ理由は、パトモス島に島流しになる大試練の中で、イエス・キリストの黙示を書き残させるためでした。神の言葉を私的に解釈する者や、偽預言をする夢見る者ではなく、主キリストの忠実なしもべである使徒ヨハネが、最後の聖書であるイエス・キリストの黙示を、実体験による証しとして書いたのです。

「わたしは、最初であり、最後であり、生きている者である。わたしは死んだが、見よ、いつまでも生きている。また、死とハデスとのかぎを持っている。そこで、あなたの見た事、今ある事、この後に起こる事を書きしるせ」(黙示録1:17〜19)

イエス・キリストは使徒ヨハネに、過去と現在と未来を啓示し、証し人として黙示を書かせました。

ヨハネの黙示録には、聖書全体に書かれてきた過去と現在と未来に関する神の御心とご計画を啓示する性質と、御国の建設過程とその最終組み立て完成図を啓示する性質があると思われます。

3. 時が近づいている

この預言のことばを朗読する者と、それを聞いて、そこに書かれていることを心に留める人々は幸いである。時が近づいているからである。(黙示録1:3)

ギリシャ語原典と黙示録全体から解くと、「神がキリストに与え、キリストが使徒ヨハネに啓示したイエス・キリストの黙示であるこの預言の言葉を教会で朗読する者には、幸いがある。そして、イエス・キリストの黙示をすぐに起こるはずの事として聞き、そこに書かれている進行状況を心に留める人々には、幸いがある。なぜなら、聖書に預言されてきた空中携挙と教会携挙、大患難、世とサタンの裁き、最後の審判、新しいエルサレム、新天新地、御国の到来が、神によって実行される時が近づいているからである」となります。

ヨハネの黙示録を読むことは、とても難解で理解できないことが多い上に、苦痛であるかもしれません。しかし、ヨハネの黙示録を繰り返し朗読する者と、繰り返し聞く者と、書かれている御言葉を心に留める者には、神イエス・キリストからの幸いがあると約束されています。御国の時が近づいているからです。

「私は、この書の預言のことばを聞くすべての者にあかしする。もし、これにつけ加える者があれば、神はこの書に書いてある災害をその人に加えられる。また、この預言の書のことばを少しでも取り除く者があれば、神は、この書に書いてあるいのちの木と聖なる都から、その人の受ける分を取り除かれる」(黙示録22:18、19)

それどころか、ヨハネの黙示録に言葉を書き加える者には、神からの災いが加えられ、この書から言葉を取り除く者には、取り分のいのちの木と御国を取り除くという呪いが書かれています。

まとめ

ヨハネの黙示録は、神がキリストに与えた御心とご計画の黙示であり、イエス・キリストの黙示として、使徒ヨハネに御使いを通して啓示されたものです。世の終わりの時代にすぐに起こるはずの事として、イエス・キリストを信じる人々に与えられた預言の数々です。

旧新約聖書に記された神のご計画を完成させるために書き送られた最後の書であり、全てのクリスチャンが読み、聞き、記憶すべきものです。この書に言葉を書き加えることも、この書にある言葉を取り除くことも神は許しておらず、ご計画の最終完成図であり、御国完成に至る経過が事細かに書かれています。

私たちはこのヨハネの黙示録を朗読し、注意深く聞き、心に留めていきましょう。幸いが神の祝福として、必ず私たちに与えられます。

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◇

岡田昌弘

岡田昌弘

(おかだ・まさひろ)

日本リバイバル同盟清瀬キングダムチャーチ牧師。東京中央神学校卒。NPO法人キングダム理事長、キングダム出版代表。ユーチューブで聖書メッセージを配信中。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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