論説・コラム
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苦手意識を克服するために 菅野直基
ある夏の日、バイクで三浦半島に行きました。獲れたてのまぐろ丼を食べて、じっと海を見ながら、砂浜や岩場に座って、祈ったり、いろいろなことを考える時間を持ちました。波の音、カモメの鳴き声、潮風を感じながら心癒やされ、有意義な時間でした。
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空耳の奇跡 穂森幸一
「掘った芋いじるな」と言えば、英語のネイティブスピーカーには「What time is it now?」と聞こえるそうです。明治から大正にかけて米国に移住した日系人たちは、英語の基礎知識もなく、英文法も知りませんでしたので、空耳英語に…
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奴隷解放の父―エイブラハム・リンカーンの生涯(2)神はあわれみ深い方
翌日から、エイブは父親を手伝って小屋を作り始めた。手頃な木を切り倒すと、枝葉を払い落とし、柱を建てた。それから、木の皮や枝で周りを囲い、屋根を作った。窓もなく、入り口にはドアもなく、床板もない土間でたき火をしての生活だったが…
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ヨハネ福音書を読む(23)「12弟子」―筆頭者ペトロ― 臼田宣弘
カファルナウムは、ガリラヤ地方では中心となっていた町なのでしょう。イエス様は、宣教を開始されたとき、「ナザレを去って、ゼブルンとナフタリとの地方にある湖畔の町カファルナウムに来て住まわれた」(マタイ福音書4章13節)とあります。
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(140)聖書と考える「1億3000万人のSHOWチャンネル」
今日、世界のベストセラーである聖書に出てくる〔行列〕をご紹介します。それは、ズバリ「勝利の行列」です。しかも、イエス様による勝利の行列。そして、なんとその行列に、クリスチャンであるあなたはすでに今、加えてもらっていると聖書は教えています。
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「わたしは渇く」 さとうまさこの漫画コラム(69)
「わたしは渇く」。イエスは最後の晩餐から翌日の午後3時まで、一切の水を飲まず、肉体からは大量の血を流しながら、十字架の上で極限の渇きを経験しました。生ける神の御子キリストが十字架上で渇かれたのは、私たちの救いが成就するためでした。
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信仰と聖霊に満たされた者 万代栄嗣
イエス様は「聖霊と力に満ちた方」「神の愛に満ちあふれた方」「常に希望や平安があり、永遠の命にあふれている方」です。私たちが、イエス様に祈って癒やしを頂こうというときには、このイエス様にふさわしい心を持つ者でありたいと思います。
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主は生きておられる(217)朝露の真珠 平林けい子
朝、公園でのラジオ体操の帰り。あ、これ何? きれい! 朝露よ。雑草の一本一本、豆のさやの中で並んだような水滴。朝日に照らされて、まるで真珠。誰もが、はっと息をのむ。
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「カラスの勝手でしょう」は正しいか 菅野直基
子どもの頃、「七つの子」の替え歌がはやりました。オリジナルは、こちらです。子どもには「からす なぜなくの からすはやまに かわいいななつの こがあるからよ」よりも、「カラスの勝手でしょう」の方が分かりやすく、言い得て妙です。
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詩編の味わい―結論を見いださない何かが大事なのだ(その4)
イエスは、詩編22編の言葉を口にしながら息を引き取った。「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」(マタイ27章46節)。これは、詩編22編2節にある言葉である。
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21世紀の神学(19)聖書とLGBT―悩み傷ついている「ただの子ども」たち― 山崎純二
私がLGBTと聖書に関する今回のシリーズを書くに当たって、参考とさせていただいている一冊の本があります。アンドリュー・マーリンという方が著した『LGBTと聖書の福音』という本です。その冒頭部分で、著者は上記のような告白をしています。
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ヨハネ福音書を読む(22)「聖餐式の指示」―ヨハネ福音書が伝えているもの― 臼田宣弘
キリスト教礼拝の中心は聖餐式です。多くのプロテスタント教会では、聖餐式は月に一度にしており、コロナ以後はそれも見送っている教会もあると思いますが、カトリック教会や聖公会では聖餐式抜きの礼拝はなかなか考えにくいと思います。
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責任転嫁の床から起きて歩け 安食弘幸
「かます」という魚を使った実験の話です。水槽の中に大きなガラスの板を入れて間仕切りし、一方にかますを1匹入れ、反対側にかますの大好物の小魚をたくさん入れます。かますは小魚目がけて突進しますが、ガラスの板にぶつかって跳ね返されます。
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(139)聖書と考える「VS魂グラデーション」
今、皆さんの財布の中、いくら入っていますか。私は、もちろん知りません。隣の席に座ってる方も知らないだろうし、皆さんの家族も知らないはず。いえ、あなた自身も、正確な金額、つまり正確な端数までは把握していないですよね。
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人々を喜ばせる信仰 万代栄嗣
聖書には、神様が私たちを愛し、罪から救い出してくださったという恵みの事実が書かれているのと同時に、その恵みや命を頂くことで、私たち自身も成長できることを語っています。
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全き喜び 岡田昌弘
現代は、喜びや楽しみ、幸せを感じることが難しい時代なのかもしれません。しかし、聖書が私たちに伝えているキリストの福音は、時代や状況がどうであっても、喜び楽しみ、主を褒めたたえることのできる幸いがあると語っています。
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なぜ過去の傷や恥を手放せないのか 加治太郎
今回の聖書箇所でも、神様がエゼキエルに、イスラエルの罪について語られます。アダムとエバが神様の指示に背いた結果、お互いが裸であることを知り、恥じらいという感情を覚えるようになりました(参照・創世記3:7)。
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キリストの故に受ける苦しみ 菅野直基
「もし耐え忍んでいるなら、彼とともに治めるようになる」(2テモテ2:12)。上記の聖句で「耐え忍んでいるなら」というのは、イエス様のために味わう苦難のことです。
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負債免除の特典 穂森幸一
古代から現代に至るまで、人類は負債に苦しんでいるのではないかと思います。真面目なクリスチャンの中には、借金をしていることを罪悪視して誰にも打ち明けられず、一人で抱え込んで窮地に陥る人もいます。
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ヨハネ福音書を読む(21)「これはヨセフの息子のイエスではないか」―ユダヤ人たちのつぶやき― 臼田宣弘
今回は、6章34~51節を読みます。今回も前回同様、イエス様とユダヤ人たちの言葉を分けて表記します。ここでは、イエス様の言葉として大事なものであることを示している「よくよく言っておく」という言葉が2回伝えられています。
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