論説・コラム
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ヨハネ福音書を読む(16)「命を与えるイエス様」―ベトザトの池のほとりでの説教(1)― 臼田宣弘
今回は、前半として19~30節を読みます。ここでは、「よくよく言っておく」というイエス様の言葉が、19、24、25節と3回伝えられています。この言葉は、原語では「アメーン・アメーン・レゴー・ヒューミン」です。
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霊的健康のための食事マナー 安食弘幸
ある探検家が、ジャングルの中で突然、どう猛なライオンに出会いました。彼は必死になって逃げましたが、崖の上に追い詰められました。もう絶体絶命です。彼は死を覚悟して、目を閉じて祈り始めました。「主よ、どうか安らかな死を」
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21世紀の神学(15)不自然なLGBT法成立過程と聖書理解 山崎純二
2023年6月16日、「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」通称「LGBT法」が日本の国会において成立し、6月23日に公布され、即日施行されました。
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(133)聖書と考える「シッコウ!!~犬と私と執行官~」
聖書にも、実は「犬と女性と男性」のストーリーがあります。それが、新約聖書・マタイの福音書15章22節から28節です。そう、まさに犬と女性1人と男性1人の有名なストーリーです。
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純真な心を奮い立たす 岡田昌弘
私たちは、人間性において純真でありたいと思います。しかし現実は難しく、人より優位でありたいからと競争したり、不愉快だからと人を攻撃したりして、自己中心的であったり感情的であったりします。
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主は生きておられる(214)心って面白い 平林けい子
心は、熱くなる。やけどしそうに、熱くなる。心は、軽い。真綿のように、とても軽い。心は、広い。始まりはどこ、終わりはどこ。心は、にぎやか。活気にあふれて。心は、静か。静寂とはこのこと。
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神を信じることは神の教えに従うこと 万代栄嗣
この暑い日々、夏バテや熱中症にならないよう、皆さんの健康をお祈りします。夏ならではのこの季節を、神様とつながり、明るく元気で、喜んで歩んでまいりましょう。最近の世の中には、自分の考えを主張し生きることが幸福だと考えている人が多く見受けられ…
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(178)日本は多神教の国ではない 広田信也
日本文化の源を探ると、古代のユダヤ社会から伝えられた痕跡が数多く見つかるそうです。ユダヤ人に受け継がれた唯一の神様への信仰が、多神教とされる日本社会に伝えられ、日本人の信仰心にどのような影響を与えたのか大変興味深いところです。
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なぜ信仰生活で実を結べないのか 加治太郎
神様は預言者を通して、正しい考えや生き方についてイスラエルの民にはっきりと語られています。人々を抑圧せず、質物を返し、姦淫の罪を犯さず、困窮する人に食べ物や着る物を与え、貸した人に利息を求めず、人との関係において正義を行い、誠実に、潔く…
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嫌いと無関心 菅野直基
「人から嫌われることが怖い」という話を聞くことがあります。人から嫌われることは、本当に怖いことでしょうか。「愛の反対は無関心」だといわれます。私は、人から嫌われることよりも、人から無関心でいられる方がつらいし、寂しく感じます。
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聖書と植物(18)樫の木 梶田季生
近鉄名古屋線で四日市を過ぎると、鈴鹿平野のただ中に一本の大きなクスノキが見えてきます。三重大学農学部の矢頭献一氏の著書『日本の野生植物』にその写真があります。
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詩編の味わい―結論を見いださない何かが大事なのだ(その1)
どういうわけか、われわれ人間は言葉を持っている。それは神の創造の初めからそうなのだ。人間は自身の言葉によって神に応答することができた。神が「お前はどこにいるのか」とアダムに問うたとき、彼は彼自身の言葉で答えることができたのである。
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自分の敵を愛しなさい 穂森幸一
ある人がSNSに「仏壇や神棚を壊し、火を付けて燃やし、神社の前を通りかかったら、呪いの言葉を吐くのがキリスト教だ」と投稿しているのを見てショックを受けたことがありました。
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(15)『天路歴程』
1672年。チャールズ2世は、5人の外交委員の進言を受け入れ、自らがカトリック教会に改宗することを約束した上で「信教自由令」を発令した。バンヤンは、この発令が出たことで、その年の9月に釈放された。実に、12年間服役していたのだった。
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ヨハネ福音書を読む(15)「癒やされた人の告知」―ユダヤ人たちの迫害が始まる― 臼田宣弘
9章の登場人物は信仰告白しているのに対し、5章に登場するこの癒やされた人は、言葉で信仰告白をしていないため、よりネガティブな解釈が散見されます。そうした中で、この癒やされた人に対して、徹頭徹尾ポジティブな見解を与えているのがオディです。
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「あなたがたの実が残るため」 さとうまさこの漫画コラム(65)
御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。これらは、永遠に朽ちない信仰による実であり、天に宝として残るものです。この地はやがて滅び去ります。
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(132)聖書と考える「CODEー願いの代償ー」
このドラマの中で、二宮巡査部長たちは、アプリ【CODE】で願いをかなえてもらい、その代わり、ある代償を・・・。しかし、私たちは? そうです、私たちはアプリに願いをかなえてもらうのではなくて、全能である天のお父様に願いをかなえていただきます。
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聖霊来たれり 万代栄嗣
いよいよ夏本番! 夏ならではの神様からの豊かな恵みを体験してまいりましょう。聖歌の576番「聖霊来たれり」という賛美を、今夏の自分のテーマ曲にしようと思っています。
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古代東方大秦景教旅行写真記(12)南インドの使徒トマス遺跡(2) 川口一彦
2012年8月、イーグレープ(穂森宏之社長)主催の「南インドの使徒トマス殉教地と活動地を訪ねるツアー」に参加。その時の写真を紹介します。
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トラブルとトラベル 菅野直基
予期せぬトラブルは、生きている限り起こります。トラブルとは、いざこざ、もめ事、面倒、問題、紛争、障害などをいいますが、トラブルがない場所を探してもなかなか見つかりません。トラブルの全くない人がいるとしたら、死んでお墓に入った人くらいです。
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保育の再発見(29)カスハラの波に揺るがない保育環境を築くために
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(221)聖書と考える「やぶさかではございません」
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シリア語の世界(21)辞書1・ヨハネ黙示録の賛美歌4―7章10、12節― 川口一彦
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