あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るため・・・(ヨハネ15:16)
御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。これらは、永遠に朽ちない信仰による実であり、天に宝として残るものです。
この地はやがて滅び去ります。ですから、この世のものにしがみついたり、この世の価値感にとらわれるのではなく、天の御国にある永遠のいのちに希望を持って生きるのです。
「なぜなら、神によって生まれた者はみな、世に勝つからです。私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。世に勝つ者とはだれでしょう。イエスを神の御子と信じる者ではありませんか」(1ヨハネ5:4、5)
神によって新生したクリスチャンは、この世に勝つことができます。その人は、自我を捨て、キリストと共に十字架につけられた人です。私たちを愛し、私たちの罪のために十字架で死なれた神の御子キリストを信じる信仰によって、私たちは生きるのです。(ガラテヤ2:20)
「あなたがたの宝のあるところに、あなたがたの心もあるからです」(ルカ12:34)
信仰による行いは、朽ちることのない永遠の御国に財産として積まれています。そこに、私たちの希望があります。滅び去る地上の富や快楽でなく、永遠に朽ちない天の御国に心を寄せて生きることを神は喜ばれます。
誰も皆、最後の審判のときには、神の御前に立ちます。神は、おのおのの行いに応じて正しく裁かれます。神を侮ってはいけません。神を畏れることは知恵の初めです。人はうわべを見ますが、神は心を見ます。神は正義と公正をもって正しく裁かれるお方です。
私たちは、神の御言葉である聖書に聞き従うことにより、キリストの似姿へと変えられていきます。天地を造られた全能なる神を畏れつつ、御国に希望を持って歩む幸いな人とされる恵みを神に感謝します。
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