なくなる食物のためではなく、いつまでも保ち、永遠のいのちに至る食物のために働きなさい。(ヨハネ6:27)
創造主なる神イエスが、信じる者に与えようとしているのは「永遠のいのち」です。5つのパンと2匹の魚から、男だけで5千人が満腹できた奇跡の御業を通して、群衆は神の存在を体験しました。空腹を満たされたことを群衆は喜びましたが、イエスが伝えたかったのは「永遠のいのちに至る食物」でした。
主は私たちに、永遠のいのちに至る食物、すなわち神の御言葉のために働くことを勧めています。創造主を信じる者に与えられるのは、永遠に朽ちないいのちです。それは、聖書の言葉を信じて、キリストについていくことです。
神の業とは、人が神の遣わした方を信じて救われることです。もし神の御言葉のために働く人がいなければ、人はどのようにして主を信じることができるでしょうか。神の働き人がイエス・キリストの福音を伝えることによって、人が救われて永遠のいのちを得るという神の業が現されるのです。
永遠のいのちに至る霊的食物である聖書の言葉を信じて告白し、日々の信仰生活を歩むことです。神は私たちに、御言葉のために働く特権を与えてくださいます。
永遠のいのちを得ることについて、聖書は次のように教えます。
① 救いは聖書にある神の御言葉にあると信じ、罪を悔い改め
② イエスをキリストと告白し
③ 天の御国の永遠のいのちを得ます。
④ 地上の世界が終わり、最後の審判の時にはよみがえり
⑤ 永遠のいのちに至る天の御国に入れられます。
地上で与えられる恵みの御業を通して、私たちは創造主の存在、その愛と力を体験することができるのです。神の一方的な恵みに感謝します。
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