国際
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米福音派メガチャーチ、子教会設置相次ぐ
米テキサス州ヒューストン最大のレイクウッド教会には、交通の不便さにもかかわらず毎週3万人以上の信徒が訪れる。同教会のジョウェル・オースティン牧師は、教会主任となった1999年当時と比べて4倍の信徒数を得た。年内には大手パソコン会社「コンパック」からイベント施設を買収、収容人数1万6000人のメガチャーチ(大教会)に改築する計画を発表している。
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「聖霊降臨祭の月曜日」休日返上案に市民がストライキ 仏
フランス政府が聖霊降臨祭の翌日の休日、通称「聖霊降臨祭の月曜日」を廃止し、「休日返上の日」と決めたことに労働組合が反対し、16日、国内各地でストライキが実施された。聖霊降臨祭翌日の月曜は祝日というのがフランスの伝統だった。朝日新聞などが同日伝えた。
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聖公会とカトリックが「マリア論」で共同声明
ローマ・カトリック・アングリカン国際委員会が16日、世界のローマ・カトリック教会と世界聖公会における教義上のマリアの地位に関する共通理解をまとめた共同声明を米シアトルの聖ヤコブ・カトリック教会で発表した。声明は英・ロンドンのウェストミンスター寺院で現地時間19日正午をもって正式に効力を持つ。
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世界宣教伝道会議が閉幕
WCC(世界教会協議会)が主催する世界宣教伝道会議(ギリシャ・アテネ近郊)が16日(現地時間)、全日程を終えて閉幕した。全大陸、全地域の100カ国以上から歴史的伝統を持つキリスト教諸派の代表が参加した21世紀最大のキリスト教代表者会議となった。9日の青年大会から始まった本会議には諸団体代表ら約650人が参加した。プロテスタント、バプテスト、教会連合、アフリカ教会、ペンテコステ教会、聖公会、正教会、単立教会から参加があったほか、ローマカトリック教会から42代表、WCCに加盟していない福音派教会とペンテコステ教会からも「異例の数」(WCC)の参加があったという。
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「伝道容疑」で11年間服役のクリスチャンが出所 ベトナム
宗教を広めたとして逮捕、刑務所に収監されていた教会のベトナム人指導者が今月出所していたことが、キリスト教徒弾圧を監視する国際宣教団体、「殉教者の声(The Voice of Martyrs)」の報告で日本時間15日までに分かった。
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カザフスタンで憲法改正の動き 非政府活動を制限
中央アジア・カザフスタンで14日、宗教法を含む憲法改正案が国会に提出された。国家の保安が目的という。同案は同国の議会(下院)で賛成多数を得て可決され今月、国会に提出された。国会で可決された場合、宗教団体など非政府組織に対する法的規制がいっそう強化されることになる。
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WCCコビア総幹事、ギリシャ教会訪問
正教会のWCC参入へ前進世界教会協議会(WCC)代表、サムエル・コビア総幹事(写真右)が14日、ギリシャ正教会の指導者と会談した。会談はギリシャで開催中の世界宣教伝道会議で実現、WCCと東方正教会との今後の関係について協議した。コビア氏はWCCを代表して会議の開催・運営に労した正教会に感謝の意を表明するとともに、正教会の会議参加が実現したことを「前進」と評価した。ギリシャ正教会からは、同教会の最高指導者、クリストドウロス大主教(写真左)らが会談に参席した。
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WCCが世界宣教伝道会議をネット中継
世界教会協議会(WCC)がギリシャで開催中の第1回世界宣教伝道会議では、ウェブキャスト(ネット中継)、ウェブ会議室、ウェブフォーラムなど最新のインタラクティブ技術を駆使して、500人の各国の諸団体代表が参加する70の分科会と全体会議を展開する。
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「宗教弾圧で特に懸念のある国」 パキスタンなど新たに3カ国
米国務省による宗教の自由に関する世界各国の現状をまとめた報告書の原案となる、米・国際宗教自由委員会(USCIRF)の報告書が現地時間12日、発表された。宗教弾圧を行っている「特に懸念のある国」のリストに、パキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの3カ国を新たに加えた。同委は同日、同書を米国務省に提出した。
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WCC世界宣教伝道会議に中国の教会初参加
世界教会協議会(World Council of Churches、以下、WCC)が主催する「世界宣教伝道会議」がギリシャのアテネで行われている。WCCがキリスト教組織エクレシア(本部英国)のウェブサイトを通じて明かしたところによれば、中国キリスト教会代表として本会議に初参加した中国キリスト教協議会(CCC)が国内の宣教状況を発表し、参加者たちにとって大きな挑戦となった。同会の高シンジェ牧師(写真)は「中国の信徒が経験する挑戦は、彼らにとって、宣教と福音伝道の使命を裏付ける要素となっている」と強調した。
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世界宣教伝道会議、ギリシャで開幕 WCC
プロテスタント諸派やローマ・カトリック教会の代表、キリスト教組織、地域教会など約600団体からの代表が参加する今世紀最初の世界宣教伝道会議が10日(日本時間11日)ギリシャで始まった。
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キリスト教マロン派のアウン元将軍、14年ぶりに亡命先から帰国
レバノン内戦末期にマロン派(シリア語系のカトリック教会の一派 )キリスト教徒民兵を率い、シリア軍やシリアが支えるレバノン政府軍と戦って敗れた反シリア強硬派指導者のミシェル・アウン元将軍(70)が7日、亡命先のパリから14年ぶりに帰国した。ベイルートでは数万人のキリスト教徒支持者が熱狂的に出迎えた。
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「同性愛聖職者は教規違反」 米合同メソジスト教会上訴へ
同性愛者の牧師に聖職認可証を返還する米合同メソジスト教会・信仰職制委員会の判決(先月29日)は教規に反するとして、同教会のマーカス・マシューズ牧師が3日(日本時間3日、以下、現地時間)、同教会最高裁に上訴する法的手続きを開始したことを明かした。同教会の発表で5日までに分かった。
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復活祭祝う集会各地で 8万人参加 ロシア
東方正教会最大の教派、ロシア正教会で1日、復活祭を祝う集会が約1万3000の教会で開催された。ロシアでは旧ソ連時代からの慣習でメーデーとして祝日となっているが、国内の世論調査では復活祭を祝う人のほうが多く、かつての共産体制に冷遇された正教会の復興ぶりを印象づけた。
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米国祈祷日 ブッシュ大統領「自由を与えたもう神に感謝」
米国の国家祈祷日を祝って4日(日本時間5日)全米各地で礼拝が行われた。ワシントンのホワイトハウス内でも祈祷会が行われ、ジョージ・W・ブッシュ米大統領、ローラ・ブッシュ夫人らが参加した。
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サウジアラビア 改宗容疑でキリスト教徒40人逮捕
サウジアラビア・リヤドの郊外で地下教会の強制捜査が1日(日本時間同日)実施され、改宗および改宗活動の容疑でキリスト教徒40人が逮捕された。リヤドを中心に大規模な取り締まりを行う同委の捜査官サド・アル・ラシュドがAP通信の取材に対して明かした。
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米合同メソジスト教会、同性愛牧師に聖職認可証返還へ
米合同メソジスト教会の信仰職制委員会が先月29日(日本時間30日)一般公開で行われ、元牧師のアイリーン・エリザベス・ストラウド(34)に聖職認可証を返還する議案を可決(賛成8、反対1)した。同教会は昨年12月の委員会で「同性愛者であることはキリスト教の教義と相容れない」という教会規則に抵触するとして、ストラウド牧師(当時)に対し聖職認可証の返還命令を下していた。
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イスラエルのユダヤ人クリスチャンが1万人に
ユダヤ人のクリスチャン、いわゆるメシアニック・ジューが最近の移民ブームで急増し、このほどイスラエル国内で1万人を突破したことがユダヤ人を対象とした伝道団体などの調べで分かった。
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北朝鮮の人権侵害訴える写真展 米バージニア州の教会で
北朝鮮での人権侵害の惨状を訴える写真や資料などを公開した「北朝鮮ジェノサイド展」が26日、米バージニア州のフェアファクス・コリアン教会で5日間の日程で始まった。北朝鮮からの脱出住民を支援する民間団体が開いたもので、日本から拉致被害者家族会の増元照明事務局長らも参加し、事件の早期解決に向け支援を呼び掛けた。
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米トリニティ国際大で脅迫文騒動 犯人の学生逮捕
福音派の教育機関として世界的に著名な米トリニティ国際大で、特定の人種に対する差別と脅迫文を送ったとして同大の学生が26日、治安紊乱と差別罪の容疑で逮捕された。
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