国際
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ロシアが宣教団体など大幅規制へ 民主化運動の波及阻止か
ロシアが宣教団体や非政府組織(NGO)の規制強化に乗り出している。これらの団体を通じた国外からの影響力を遮断する狙いとみられ、民主主義国家や人権団体の懸念が高まっている。国外団体の事務所設置を禁止する。国内NGOに対しても海外からの資金の受け取りを制限する見通し。
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世界・米両福音同盟が声明/ダルフール危機で中国に解決訴え
米国福音同盟(NAE)がアフリカ・ダルフールの大量虐殺(ダルフール危機、2003〜)に対する中国政府の無関心を指摘し、ブッシュ米大統領に解決を要請していたことがわかった。NAEは、中国がスーダンの主要投資国であるとして、その影響力を大量虐殺の解決に用いるべきとしている。
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米大統領、北京で礼拝 信教の自由アピール
訪中したブッシュ米大統領は20日、北京市内で政府公認のキリスト教会の礼拝に出席した。
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ブッシュ大統領 「北朝鮮人権への懸念、キリスト教徒として」
ブッシュ米大統領が、北朝鮮の人権状況に対する懸念は「キリスト教徒という宗教的背景によるものだ」と述べ、政治や敵対心によるものではないと説明していたことがわかった。人権問題はアジア情勢など外交上の問題と切り離して考えるべきとの認識を示した。
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世界教会協議会ら、アフリカ紛争解決に着手へ
世界教会協議会(WCC)、教会ワールド・サービス(CWS)、全アフリカ教会評議会(AACC)らはアフリカ全土のための新しい平和構築プログラムを18日にも発表する。平和活動で特に注目されている現地出身の活動家15人と連携して各地を回り、現地の問題に全員で集中的に取り組むという戦略だ。
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世界情報社会サミット開幕、情報格差縮小めざす
世界の情報格差縮小をめざす国連の世界情報社会サミットが16日、チュニジアの首都チュニスで開幕した。「国境なき記者団」は、同団体が「インターネットの敵」と認識する国のリストを作成、サミットの議場で発表する。
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教会付近で女子生徒襲撃2人死傷 インドネシア
インドネシアのスラウェシ島中部ポソで8日夜、キリスト教会付近の路上で女子生徒2人(ともに17歳)が何者かに銃で頭部などを撃たれ、9日未明、1人が収容先の病院で死亡した。もう1人も意識不明の重体。
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超宗教会議で多元主義、原理主義問題など研究 WCC主催
多様な宗教、世代、歴史的背景の人々が先週ジュネーブを訪れ、多文化・多宗教社会での共存について学習する集会に参加した。世界教会協議会主催。宗教原理主義と暴力の構図について討論会や講演、分科会、展示、懇談会を通して追及した。
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イスラム教暴徒がキリスト教施設に放火 パキスタン
パキスタンの警察当局とキリスト教聖職者によると12日、中部パンジャブ州のサングラ・ヒルで、イスラム教徒約1500人の暴徒がキリスト教会3つと修道院、牧師館などに放火した。翌13日に聖日を迎えたこれらの教会の会員は屋外で礼拝を行い、少数者を標的とした差別的暴力を非難した。
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保守派聖公会教会、米聖公会から離脱を強調
米国聖公会のうち保守派の教会が集まる集会で、来賓参加した東南アジア聖公会代表がこれらの教会に対し、米国聖公会から離脱するよう要請していたことが15日わかった。米紙クリスチャンポストが14日伝えた。
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フランクリン・グラハム・フェスティバルに7300人
18か月の準備期間を経て米ルイジアナ州で11日開幕したフランクリン・グラハム聖会が同日、7300人を動員した。世界的な伝道者、ビリー・グラハム師の長男として大きな期待と使命を負うフランクリン師(53)。二コール・ミューレンら国内キリスト教音楽界を代表するアーティスト、1200人からなる地元教会の賛美クワイアチームが観衆とともに21世紀の世界伝道を担う新しい指導者を祝福した。
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反戦説教めぐり国税庁が教会調査 米国
2004年の大統領選の投票日直前に反戦を訴えるメッセージを礼拝中に語ったとして、米カリフォルニア州南部最大の聖公会教会が米国国税庁から調査を受けていることがわかった。牧師が説教の中で、イエスがジョージ・ブッシュ、ジョン・ケリー両候補(当時)と政治討論をする例話を語り、「深い信仰を持つ良き人々」がどちらの候補に投票しても良いとした上で、戦争や妊娠中絶、国家予算に関するブッシュ候補の主張に明確に反対する持論を述べたという。
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無許可で聖書印刷 牧師らに実刑判決 中国
政府の認可を得ないで聖書などキリスト教書籍を印刷したとして、中国・北京市のキリスト教信徒3人が懲役3年から1年半の実刑判決を受けていたことが、米国に本拠を置く人権監視団体、中国援助協会の報告で12日わかった。
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ウガンダ、LRAが毎週千人殺害
国際的な非政府組織(NGO)約50団体が9日、共同声明を発表し、アフリカ・ウガンダで民間人への襲撃・誘拐などを繰り返す反政府勢力「神の抵抗軍(LRA)」を非難。国連安全保障理事会に民間人の保護を早急に行うよう要請した。
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米、宗教弾圧の懸念国に北朝鮮など8か国指定
アメリカ合衆国は8日、宗教弾圧を行う「特に懸念のある国」として北朝鮮や中国、ベトナムなどアジアの共産主義国家を含む8か国を指定する年次報告書を発表した。ロイター通信英語版などが9日までに伝えた。
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米カンザス州、「インテリジェント・デザイン」授業可能に
米カンザス州の教育委員会は8日、公立学校での科学教育に「インテリジェント・デザイン(ID)」と呼ばれる創造論の授業を許可することを決定した。IDは、地球や人類をはじめ全宇宙の誕生には「大いなる力」の介入があったという考え方。
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地震死者8万7000人超 パキスタン
パキスタン財務省報道官は8日、発生から1カ月が経過したパキスタン地震の死者数について、世界銀行などの調査で8万7350人に達したことを明らかにした。うちインド側の死者は約1300人。共同通信が同日報じた。
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クリスチャン女子生徒殺害 キリスト教団体が非難声明
【7日、英CT】インドネシアで先月末、キリスト教徒の女子生徒3人が首を切断されて殺害された事件で、国外のキリスト教諸団体がこの残虐な暴力を非難し、インドネシアのキリスト教徒の安否を気遣う声明を相次いで発表している。
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イラク 新憲法草案承認 民主化へ前進
イラク選挙管理委員会は25日、新憲法草案の承認を問う国民投票の最終結果として、8割近い賛成で草案が承認されたと発表した。12月15日には国民議会選挙が行われ、年内の本格政府樹立を目指す。2003年4月の旧フセイン政権崩壊に伴うイラクの民主化と和平は大きく前進した。
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統一協会、フィジー上陸 現地教界は警戒態勢
南太平洋のフィジー諸島共和国で、統一協会が新たな社会活動を開始する予定であることが25日、フィジーキリスト教会同盟(ACCF)の発表でわかった。
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