国際
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インドネシアで爆弾テロ 22人死亡 キリスト教徒居住地で
インドネシア東部スラウェシ島のキリスト教徒居住地テンテナで28日朝、大規模な爆発が2回起き、22人が死亡、60人以上が負傷した。同国のカラ副大統領や捜査当局は31日までに、この地域で活動するアルカイダ系組織の関与を示す痕跡がみられる、との見解を示した。ロイター通信などが同日報じた。
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韓国のキリスト教徒、「戦争回避のため祈り必要」7割 主要教会でアンケート
韓国・ソウル市内の主要教会信徒の約7割が、朝鮮半島の戦争危機を回避するために大規模な祈祷会が必要と認識していることが分かった。一方、北朝鮮と米国との間に戦争が起こる可能性については、やや楽観的な見方が多いことが分かった。
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ブラジル「キリストのための行進」 プロテスタント信徒150万人が集結
ブラジルのサンパウロで26日、「イエスキリスト」の名を広めるためにプロテスタント系信徒が中心街を2キロにわたって行進した。米紙「クリスチャンポスト」が27日報じた。午前10時から夕暮れまで続いたこの行進は「キリストのための行進」と題され、150万人以上が参加した。
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米キリスト教界2005年教勢 ペンテコステ教会ら成長 主流各教派は減退
米国プロテスタント教会の伝統的主流派教会は将来、「主流」から撤退してしまうのか。米国キリスト教協議会が発表した「米国カナダ教会年鑑」(2005年版)によると、米国で昨年最も信徒数が増加した教会はペンテコステ派教会と黒人系教会だった。
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WEAのタニクリフCEO、世界を結ぶネットワーク強化に意欲
世界福音同盟(WEA)暫定国際コーディネーターのジェフ・タニクリフ氏が、5月にフロリダで開催された国際会議で、CEO(最高経営責任者)と国際コーディネーターに選出された。同氏は、WEA傘下の200団体を結ぶ国際情報ネットワーク、WEAと他団体との連絡網を今後1年かけて整備すると明かした。同氏が米キリスト教紙クリスチャンポストの取材に対して19日(現地時間)語ったもの。
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エリトリア キリスト教弾圧「危険域」 オープンドアーズ報告
東アフリカのエリトリアでキリスト教徒に対する弾圧が激化し「危険域」に達していることが25日までに、米宣教団体「オープンドアーズ」の報告で分かった。牧師16人、キリスト教徒900人が、刑務所、軍部の監視下にある監禁施設、船舶用コンテナでの礼拝を余儀なくされている。世界福音同盟(WEA)信教の自由委員会によれば、同国では今年1月だけで200人のキリスト教徒が逮捕されており、逮捕者は児童生徒、ジャーナリスト、政府の方針に異議を唱える与党議員に及ぶ。
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言論弾圧指導者34人に金正日総書記・胡錦濤中国主席ら
ジャーナリストの国際組織「国境なき記者団」(本部パリ)が今月、世界言論自由の日(3日)を迎え発表した年次報告で、言論の自由を弾圧する指導者や組織、34人の名簿を発表した。北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が、中国の胡錦濤国家主席などと並び最も言論の自由を抑圧する指導者に挙げられた。
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「同性結婚反対」 カナダで宗教者がアピール
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の信徒らが23日(現地時間)、 カナダのクイーンズパークで、同性愛者による同性結婚に反対する街頭デモ行進を行い「結婚は男性と女性の間の聖なる契約」と主張した。カナダの有力紙ナショナルポストが同日伝えた。
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ブッシュ米大統領、キリスト教学校の卒業式で祝辞
新生を経験したキリスト教徒でもあるブッシュ米大統領が現地時間21日、ミシガン州のカルビン大卒業式で祝辞を述べた。大統領は、奉仕と謙遜の伝統を大いに発揮して全国民のよき模範となってほしい、と卒業生を激励した。大統領は本年度、同大を含む4校の卒業式に出席する。
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米福音派メガチャーチ、子教会設置相次ぐ
米テキサス州ヒューストン最大のレイクウッド教会には、交通の不便さにもかかわらず毎週3万人以上の信徒が訪れる。同教会のジョウェル・オースティン牧師は、教会主任となった1999年当時と比べて4倍の信徒数を得た。年内には大手パソコン会社「コンパック」からイベント施設を買収、収容人数1万6000人のメガチャーチ(大教会)に改築する計画を発表している。
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「聖霊降臨祭の月曜日」休日返上案に市民がストライキ 仏
フランス政府が聖霊降臨祭の翌日の休日、通称「聖霊降臨祭の月曜日」を廃止し、「休日返上の日」と決めたことに労働組合が反対し、16日、国内各地でストライキが実施された。聖霊降臨祭翌日の月曜は祝日というのがフランスの伝統だった。朝日新聞などが同日伝えた。
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聖公会とカトリックが「マリア論」で共同声明
ローマ・カトリック・アングリカン国際委員会が16日、世界のローマ・カトリック教会と世界聖公会における教義上のマリアの地位に関する共通理解をまとめた共同声明を米シアトルの聖ヤコブ・カトリック教会で発表した。声明は英・ロンドンのウェストミンスター寺院で現地時間19日正午をもって正式に効力を持つ。
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世界宣教伝道会議が閉幕
WCC(世界教会協議会)が主催する世界宣教伝道会議(ギリシャ・アテネ近郊)が16日(現地時間)、全日程を終えて閉幕した。全大陸、全地域の100カ国以上から歴史的伝統を持つキリスト教諸派の代表が参加した21世紀最大のキリスト教代表者会議となった。9日の青年大会から始まった本会議には諸団体代表ら約650人が参加した。プロテスタント、バプテスト、教会連合、アフリカ教会、ペンテコステ教会、聖公会、正教会、単立教会から参加があったほか、ローマカトリック教会から42代表、WCCに加盟していない福音派教会とペンテコステ教会からも「異例の数」(WCC)の参加があったという。
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「伝道容疑」で11年間服役のクリスチャンが出所 ベトナム
宗教を広めたとして逮捕、刑務所に収監されていた教会のベトナム人指導者が今月出所していたことが、キリスト教徒弾圧を監視する国際宣教団体、「殉教者の声(The Voice of Martyrs)」の報告で日本時間15日までに分かった。
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カザフスタンで憲法改正の動き 非政府活動を制限
中央アジア・カザフスタンで14日、宗教法を含む憲法改正案が国会に提出された。国家の保安が目的という。同案は同国の議会(下院)で賛成多数を得て可決され今月、国会に提出された。国会で可決された場合、宗教団体など非政府組織に対する法的規制がいっそう強化されることになる。
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WCCコビア総幹事、ギリシャ教会訪問
正教会のWCC参入へ前進世界教会協議会(WCC)代表、サムエル・コビア総幹事(写真右)が14日、ギリシャ正教会の指導者と会談した。会談はギリシャで開催中の世界宣教伝道会議で実現、WCCと東方正教会との今後の関係について協議した。コビア氏はWCCを代表して会議の開催・運営に労した正教会に感謝の意を表明するとともに、正教会の会議参加が実現したことを「前進」と評価した。ギリシャ正教会からは、同教会の最高指導者、クリストドウロス大主教(写真左)らが会談に参席した。
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WCCが世界宣教伝道会議をネット中継
世界教会協議会(WCC)がギリシャで開催中の第1回世界宣教伝道会議では、ウェブキャスト(ネット中継)、ウェブ会議室、ウェブフォーラムなど最新のインタラクティブ技術を駆使して、500人の各国の諸団体代表が参加する70の分科会と全体会議を展開する。
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「宗教弾圧で特に懸念のある国」 パキスタンなど新たに3カ国
米国務省による宗教の自由に関する世界各国の現状をまとめた報告書の原案となる、米・国際宗教自由委員会(USCIRF)の報告書が現地時間12日、発表された。宗教弾圧を行っている「特に懸念のある国」のリストに、パキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの3カ国を新たに加えた。同委は同日、同書を米国務省に提出した。
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WCC世界宣教伝道会議に中国の教会初参加
世界教会協議会(World Council of Churches、以下、WCC)が主催する「世界宣教伝道会議」がギリシャのアテネで行われている。WCCがキリスト教組織エクレシア(本部英国)のウェブサイトを通じて明かしたところによれば、中国キリスト教会代表として本会議に初参加した中国キリスト教協議会(CCC)が国内の宣教状況を発表し、参加者たちにとって大きな挑戦となった。同会の高シンジェ牧師(写真)は「中国の信徒が経験する挑戦は、彼らにとって、宣教と福音伝道の使命を裏付ける要素となっている」と強調した。
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世界宣教伝道会議、ギリシャで開幕 WCC
プロテスタント諸派やローマ・カトリック教会の代表、キリスト教組織、地域教会など約600団体からの代表が参加する今世紀最初の世界宣教伝道会議が10日(日本時間11日)ギリシャで始まった。
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