国際
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WCC、宗教間の対話めざし宗教者会議開催
宗教間の関係が悪化しているとの懸念を受けて、主要な信仰共同体(宗教)の代表が集まり、7日より3日間スイスのジュネーブで評議会「クリティカル・ムーブメント・カンファレンス」を開催することが、世界教会協議会(WCC)の発表で分かった。対話の機会を損なわせる暴力と差別が主なテーマ。
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ブッシュ在任中、中絶件数が減少
BPニュース(米・南部バプテスト連盟発行)によれば、ジョージ・W・ブッシュ米大統領の在任中、米国内の中絶件数が減少しているとの指摘が、フラー神学大学院神学部のグレン・スタッセン教授(キリスト教倫理学、神学博士)からなされた。
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インドネシア爆弾テロ 非暴力訴え集会
死者22人を出した28日の爆弾テロを非難して非暴力を訴える集会が31日夜、爆発のあったインドネシア・スラウェシ州のキリスト教徒居住地で開かれた。
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北朝鮮初、ロシア正教会の司祭が誕生
モスクワ神学校でロシア正教会司祭教育を受けてきた北朝鮮留学生4人が、18日卒業したことを韓国紙、中央日報が22日報じた。卒業生らは現在、北朝鮮の首都ピョンヤンで工事中の北朝鮮初のロシア正教会聖堂「聖三位一体聖堂(貞栢寺院)」で司祭として活動するという。
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米国の牧師、祈祷生活に「満足」16% リサーチ会社調べ
米誌「ファクト&トレンド」に掲載されたエリソン・リサーチ社の最新の調査結果によれば、米国のプロテスタント教会の牧師のうち、自身の祈祷生活に「非常に満足している」と答えた人は16%にとどまっていることが分かった。1日の平均祈祷時間は39分だった一方、「15分以下」と答えた牧師も全体の21%を占めるなど、牧師の信仰生活を赤裸々に示している。
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インドネシア爆弾テロ 容疑者逮捕
犠牲者にキリスト教徒19人インドネシア東部スラウェシ島で28日に発生した2回の爆弾テロで、スラウェシ州警察は31日(現地時間)、テロに関与した疑いでインドネシア人2人を逮捕したと発表した。病院関係者らによると、殺害された22人のうち19人は教会に通う熱心なキリスト教徒だった。
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“神聖な犠牲”を称えて
米マサチューセッツ州ボストン北部のオールド・ノース教会では、30日、教会を囲む柵に1000以上の十字架が掛けられた。(写真) 一つひとつの十字架には、イラクとアフガニスタンで犠牲となった米軍人の名前と出身地が書かれ、戦死者の“神聖な犠牲”を称えている。
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インドネシアで爆弾テロ 22人死亡 キリスト教徒居住地で
インドネシア東部スラウェシ島のキリスト教徒居住地テンテナで28日朝、大規模な爆発が2回起き、22人が死亡、60人以上が負傷した。同国のカラ副大統領や捜査当局は31日までに、この地域で活動するアルカイダ系組織の関与を示す痕跡がみられる、との見解を示した。ロイター通信などが同日報じた。
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韓国のキリスト教徒、「戦争回避のため祈り必要」7割 主要教会でアンケート
韓国・ソウル市内の主要教会信徒の約7割が、朝鮮半島の戦争危機を回避するために大規模な祈祷会が必要と認識していることが分かった。一方、北朝鮮と米国との間に戦争が起こる可能性については、やや楽観的な見方が多いことが分かった。
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ブラジル「キリストのための行進」 プロテスタント信徒150万人が集結
ブラジルのサンパウロで26日、「イエスキリスト」の名を広めるためにプロテスタント系信徒が中心街を2キロにわたって行進した。米紙「クリスチャンポスト」が27日報じた。午前10時から夕暮れまで続いたこの行進は「キリストのための行進」と題され、150万人以上が参加した。
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米キリスト教界2005年教勢 ペンテコステ教会ら成長 主流各教派は減退
米国プロテスタント教会の伝統的主流派教会は将来、「主流」から撤退してしまうのか。米国キリスト教協議会が発表した「米国カナダ教会年鑑」(2005年版)によると、米国で昨年最も信徒数が増加した教会はペンテコステ派教会と黒人系教会だった。
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WEAのタニクリフCEO、世界を結ぶネットワーク強化に意欲
世界福音同盟(WEA)暫定国際コーディネーターのジェフ・タニクリフ氏が、5月にフロリダで開催された国際会議で、CEO(最高経営責任者)と国際コーディネーターに選出された。同氏は、WEA傘下の200団体を結ぶ国際情報ネットワーク、WEAと他団体との連絡網を今後1年かけて整備すると明かした。同氏が米キリスト教紙クリスチャンポストの取材に対して19日(現地時間)語ったもの。
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エリトリア キリスト教弾圧「危険域」 オープンドアーズ報告
東アフリカのエリトリアでキリスト教徒に対する弾圧が激化し「危険域」に達していることが25日までに、米宣教団体「オープンドアーズ」の報告で分かった。牧師16人、キリスト教徒900人が、刑務所、軍部の監視下にある監禁施設、船舶用コンテナでの礼拝を余儀なくされている。世界福音同盟(WEA)信教の自由委員会によれば、同国では今年1月だけで200人のキリスト教徒が逮捕されており、逮捕者は児童生徒、ジャーナリスト、政府の方針に異議を唱える与党議員に及ぶ。
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言論弾圧指導者34人に金正日総書記・胡錦濤中国主席ら
ジャーナリストの国際組織「国境なき記者団」(本部パリ)が今月、世界言論自由の日(3日)を迎え発表した年次報告で、言論の自由を弾圧する指導者や組織、34人の名簿を発表した。北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が、中国の胡錦濤国家主席などと並び最も言論の自由を抑圧する指導者に挙げられた。
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「同性結婚反対」 カナダで宗教者がアピール
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の信徒らが23日(現地時間)、 カナダのクイーンズパークで、同性愛者による同性結婚に反対する街頭デモ行進を行い「結婚は男性と女性の間の聖なる契約」と主張した。カナダの有力紙ナショナルポストが同日伝えた。
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ブッシュ米大統領、キリスト教学校の卒業式で祝辞
新生を経験したキリスト教徒でもあるブッシュ米大統領が現地時間21日、ミシガン州のカルビン大卒業式で祝辞を述べた。大統領は、奉仕と謙遜の伝統を大いに発揮して全国民のよき模範となってほしい、と卒業生を激励した。大統領は本年度、同大を含む4校の卒業式に出席する。
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米福音派メガチャーチ、子教会設置相次ぐ
米テキサス州ヒューストン最大のレイクウッド教会には、交通の不便さにもかかわらず毎週3万人以上の信徒が訪れる。同教会のジョウェル・オースティン牧師は、教会主任となった1999年当時と比べて4倍の信徒数を得た。年内には大手パソコン会社「コンパック」からイベント施設を買収、収容人数1万6000人のメガチャーチ(大教会)に改築する計画を発表している。
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「聖霊降臨祭の月曜日」休日返上案に市民がストライキ 仏
フランス政府が聖霊降臨祭の翌日の休日、通称「聖霊降臨祭の月曜日」を廃止し、「休日返上の日」と決めたことに労働組合が反対し、16日、国内各地でストライキが実施された。聖霊降臨祭翌日の月曜は祝日というのがフランスの伝統だった。朝日新聞などが同日伝えた。
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聖公会とカトリックが「マリア論」で共同声明
ローマ・カトリック・アングリカン国際委員会が16日、世界のローマ・カトリック教会と世界聖公会における教義上のマリアの地位に関する共通理解をまとめた共同声明を米シアトルの聖ヤコブ・カトリック教会で発表した。声明は英・ロンドンのウェストミンスター寺院で現地時間19日正午をもって正式に効力を持つ。
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世界宣教伝道会議が閉幕
WCC(世界教会協議会)が主催する世界宣教伝道会議(ギリシャ・アテネ近郊)が16日(現地時間)、全日程を終えて閉幕した。全大陸、全地域の100カ国以上から歴史的伝統を持つキリスト教諸派の代表が参加した21世紀最大のキリスト教代表者会議となった。9日の青年大会から始まった本会議には諸団体代表ら約650人が参加した。プロテスタント、バプテスト、教会連合、アフリカ教会、ペンテコステ教会、聖公会、正教会、単立教会から参加があったほか、ローマカトリック教会から42代表、WCCに加盟していない福音派教会とペンテコステ教会からも「異例の数」(WCC)の参加があったという。
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