18か月の準備期間を経て米ルイジアナ州で11日開幕したフランクリン・グラハム聖会が同日、7300人を動員した。世界的な伝道者、ビリー・グラハム師の長男として大きな期待と使命を負うフランクリン師(53)。二コール・ミューレンら国内キリスト教音楽界を代表するアーティスト、1200人からなる地元教会の賛美クワイアチームが観衆とともに、21世紀の世界伝道を担う新しい指導者を祝福した。同州に駐屯する米海軍から派遣されたセキュリティ・ガードが会場警備にあたった。米紙クリスチャンポストが13日報じた。
この日はベテランズ・デー(退役軍人の日)の祝日。参加者には現役軍人、退役軍人の姿も多かった。また米南部を襲った2つのハリケーン「カトリーナ」「リタ」の被害を受けた都市からの参加者と現在も避難生活を送る被災者らもいた。フランクリン師はこれらの人々に対し、その場で起立するよう求めた。
フランクリン師は立ち上がった人々にねぎらいの言葉を投げかけた。「主イエスによってわれわれは永遠の命を得た。われわれはイエスによって生きる。他には何一つ必要ない。主イエスただ1人によって、われわれは救われた。主イエスによって、われわれは今、ここに立っている」。会場となったスタジアム周辺は観衆の歓声で地鳴りがするほどであったという。(ビリー・グラハム伝道協会)
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