社会
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後藤健二さんの思いをつづる著書出版へ 映像ジャーナリスト・栗本一紀さん
2015年1月20日。あの日から間もなく2年が過ぎようとしている。後藤健二さんが身をもって伝えたかった世界平和への思いは、彼を慕い、愛した友人たちの手によって、今も語り継がれている。映像ジャーナリストの栗本一紀さんもその1人だ。
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日本カトリック司教団、世界に向けてメッセージ「原子力発電の撤廃を」発表 福島原発事故から5年半
日本カトリック司教団は11日、「地球という共通の家に暮らすすべての人へ」宛てたメッセージ「原子力発電の撤廃を」を公式サイトで発表した。「福島原子力発電所事故から5年半後の日本カトリック教会からの提言」という副題が付いている。
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神戸国際支縁機構、ベトナムの水害被災地にボランティア派遣 救援募金も受付中
10月15、16日の集中豪雨によって発生した洪水と、続けて同月20日の台風「サリカ」の被害を受けたベトナムの水害区域に、神戸国際支縁機構(KISO)が13日から第1次ボランティアを派遣する。
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在日米国人に聞く米大統領選 トランプに賛成しクリントンに反対した理由
ヒラリー・クリントン候補の優勢が伝えられていた投票前とは一転、開票速報が更新されるたびに、ドナルド・トランプ候補の猛攻が報じられた米大統領選。日本に住む米国人たちはどのように見たのだろうか。在日米国人宣教師のリンダ・カーナーさんに話を聞いた。
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永遠瑠マリールイズさん ルワンダの内戦を生き抜いて(2)
シリアで殺害された後藤健二さんの通訳も務めたことがあるマリールイズさんは、本紙のインタビューの中で、彼の死を悼んだ。「本当に悲しい。ルワンダで『ジャーナリズム』の授業をしてくれると話していた矢先だったのですよ」
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永遠瑠マリールイズさん ルワンダの内戦を生き抜いて(1)
22年前に起きたルワンダ大虐殺を生き抜き、現在は日本に帰化したルワンダ人女性、永遠瑠(とわり)マリールイズさんが3日、横浜YMCAで講演を行った。漢字の名前を付けるに当たり、「永遠にルワンダを忘れない」という意味を込めて「永遠瑠」としたという。
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現代社会の「食の支援」を考える 教会でフォーラム開催
「明日の食を考えるフードセーフティーネットフォーラム」が10月27日、日本キリスト教会柏木教会で開催された。「食の支援を始めるにはどうしたらよいか?」をテーマに、民間、行政、宗教など各方面で活動する団体が報告。食の支援に何が必要かを、参加者約50人と共に考えた。
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「世界で一番遠い距離を克服してください」 全国21カ所で世界食料デー大会開催
日本国際飢餓対策機構(JIFH、大阪府八尾市)は、世界の食料問題を考える日として国連が制定した10月16日の「世界食料デー」に合わせて、10月、地元で組織された実行委員会と共に、東北から沖縄まで全国21カ所で「世界食料デー大会」を開催した。
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立教大でピエール・コネサ氏が講演 「ISの戦争と西欧有志国の軍事介入の結末」
立教大学(東京都豊島区)は14日、歴史家で国際政治学者のピエール・コネサ氏を招いての公開講演会「『イスラム国』(IS)の戦争と西欧有志国の軍事介入の結末」(同大文学部文学科フランス文学専修主催)を同大の池袋キャンパスで開催した。
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鳥取地震ルポ:震度6弱で被害受けた倉吉市の現状、災害ボランティア求める現場の声
21日午後2時7分、鳥取県を中心に地震が発生した。東日本大震災、熊本地震に続き、日本は世界的な地震大国であるが、今回の被害がどれほどのものか、現地では何が起きているのか。テレビなどでは伝わりにくい「被災者の声」を現場で聞くことができた。
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広島宗教者九条の会代表世話人、宗藤尚三牧師召天 89歳
広島で核廃絶や平和を訴える活動を行っていた日本基督教団の隠退教師、宗藤尚三(むねとう・しょうぞう)牧師が30日、召天した。89歳だった。
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大阪・泉大津市のロシア兵墓地で日露戦争捕虜の慰霊祭 国交回復60年で
大阪府泉大津市のロシア兵墓地で23日、「泉大津ロシア兵墓地慰霊祭」が行われ、同市や在大阪ロシア総領事館の関係者など約70人が参列した。日ソ共同宣言による国交回復60周年を記念して行われたもので、大阪ハリストス正教会の司祭が祈祷を行った。
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「被害者の叫びを聞いて」 キャサリン・ジェーンさん、都内で写真アート展「In Our Hands」開催中
ヒューマンライツ・ナウから、アジア地域で活躍する女性活動家に贈られる「アジアン・アクティビスタ」を受賞した日本在住のオーストラリア人キャサリン・ジェーン・フィッシャーさんが、25日まで都内で写真アート展「In Our Hands」を開催している。
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「霊性の花を咲かせ、北京でも開催を」 宗教者、東北アジア平和共同体構築がテーマの国際セミナーでまとめ
韓国宗教平和国際事業団などが9月2日から3日間、「東北アジア平和共同体構築のための課題」をめぐり、横浜で開催した「IPCR国際セミナー2016」。最終日には、世界宗教者平和会議日本委員会平和研究所所員で同前所長の眞田芳憲氏がまとめのあいさつを行った。
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正平協、28日から「沖縄を知り、祈り、行動する 伊佐育子さんスピーキングツアー 東村高江は、今」開催へ
日本カトリック正義と平和協議会は、沖縄東村高江の米軍ヘリパッド新設工事の現状について現地住民の声に耳を傾けるため、高江住民でカトリック那覇教区信徒の伊佐育子さん(ヘリパッドいらない住民の会)を招き、東京と仙台でスピーキングツアーを行う。
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福島第一原発事故 避難区域外避難者の唯一の支援、避難用住宅の打ち切り反対院内集会を開催 200人が参加
福島第一原発事故により避難区域以外の地域から避難している人たちへの避難用住宅の提供が、来年3月で打ち切られることを受け、避難住宅問題連絡会は20日、「避難住宅打ち切り反対 福島原発事故避難者の院内集会」を参議院議員会館で開催した。
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沖縄・高江ヘリパッド建設反対派の牧師逮捕
米軍北部訓練場のヘリコプター離着陸帯の移設工事に反対する吉田慈牧師(日本基督教団林間つきみ野教会)が20日、沖縄県警に傷害と公務執行妨害の疑いで逮捕された。吉田牧師は、船舶の免許を取得し、辺野古での海上抗議行動に月に1度参加していた。
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モスル奪還作戦 ワールド・ビジョン、子どもたちへの影響に対して警告 支援の拡充に備える
世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(東京都中野区)は、イラク軍が17日に開始したモスル奪還作戦を受け18日、2014年以来の内戦を経てさらなる戦闘にさらされる子どもたちが、身体的、心理的に深刻な影響を受けることを懸念し警告を発した。
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在日コリアンと日本人が共に暮らせる老人ホーム「故郷の家・東京」が完成 竣工式には400人が参加
社会福祉法人「こころの家族」(尹基=ユン・キ理事長)がかねてから建設を進めてきた特別養護老人ホーム「故郷の家・東京」(東京都江東区)の竣工式が17日、同施設内で行われた。支援者や関係者など約400人が集まった。
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東北アジアの宗教者、「人と人とのつながりと平和共同体」にギャップ?IPCRなどが国際セミナー(6)
韓国宗教平和国際事業団(IPCR)などが9月2日から3日間、「東北アジア平和共同体構築のための課題」をテーマに横浜で開催した「IPCR国際セミナー2016」。3日目にはセッションⅢ「人と人とのつながりと平和共同体」が行われた。
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シリア語の世界(14)12使徒たちの名前、ペテロの信仰告白 川口一彦