キリスト教の平和運動ネットワーク「平和を実現するキリスト者ネット」(通称「キリスト者平和ネット」)は16日(金)午後6時より、全ての人の平和を願い祈ろうと、日本聖公会神田キリスト教会(東京都千代田区)で、毎年恒例の「キャロリング・フォー・ピース 2016~すべての人の平和を願い すべての人の平和を祈る~」を開催する。
「安倍政権は戦争のできる国へとひた走っています。大企業優遇の経済施策は格差をますます拡げ、福島原発事故がなかったかのような原発の再稼働、他国への売り込みなど、被爆国としての使命感はかけらもありません。沖縄では民意を顧みない基地建設がすすめられ、ついにキリスト者からも逮捕者がでました。私たち一人ひとりのいのち、生活が脅かされています。今この国で、どれほど多くの方々が闇の中に置き去りにされているかを思います」と、この集いに関する同団体のチラシには記されている。
「そのようなところにこそ、平和の主は光となって訪れてくださることを願い、平和の主を待ち望むアドベントのとき、私たちは教派を超えて集い、平和の祈りと讃美を捧げた後、ペンライトを持って街を行進します」と、そのチラシには続けて書かれ、「ハンドベルと平和の歌を街に響かせましょう!」と呼び掛けている。
当日は、午後6時に開場し、歌の練習が行われる。午後6時半から平和を求める祈りが行われる(席上献金あり)。そして午後7時半からキャンドル行進で秋葉原駅方面へ、平和のためのキャロリングを行う。
同団体では、街頭でのクリスマスカード配りやハンドベル係を募集中だという。詳しくはこちら。