論説・コラム
-
人を助けることによって自分も助けられる 菅野直基
ある日、「天国」と「地獄」から招待状が届きました。それぞれの場所を旅して気付いたことは、どちらも同じ光景だったことです。しかし、天国の住人は豊かに太っているのに、地獄の住人は醜くやせていました。
-
FINE ROAD(44)西村建築設計事務所シリーズ①日本福音ルーテル津田沼教会 西村晴道
日本福音ルーテル津田沼教会の前身は、1949年に幼稚園から始まった中山教会です。建築に当たっては、奥に細く突き出た敷地にどのように配置するかが、一番のポイントでした。
-
百人一読―偉人と聖書の出会いから(33)チャールズ・スポルジョン 篠原元
イギリスの有名な説教者チャールズ・スポルジョンという人がいました。そのスポルジョンが、イエス・キリストに似た者になる秘訣を語っています。それは、「聖書を学ぶこと・・・」であると言っているのです。
-
闇から光へ~的外れからの解放~(28)いざ先祖の墓へ 佐伯玲子
母に、そのお墓のことを聞くことは、かなりの難関でした。複雑な家族事情があり、母の自尊心を大きく傷付けてしまう危険性があったからです。しかし、「私の人生が良い方向に行けば、母が喜んでくれる。幸せにできる」と願いながら話しました。
-
癒やし、解放し、救いに導かれる方 万代栄嗣
自分の立場を守るためには、たとえ家族であろうとも殺してしまう者もいれば、一方では、弱くて役に立たない罪深かった私たちのために死んでくださった方、イエスがおられ、このキリストを通して天の父なる神の愛が現されているという、2つの事実を確認しましょう。
-
【聖書クイズ】ソドムの町に何人の正しい人がいたら滅ぼさないと約束された?
神様とアブラハムとの交渉で、ソドムの町に最小限、何人の正しい人がいたら滅ぼさないと、神様は約束されましたか。
-
ビジネスマンから牧師への祝福された道(56)インスピレーションはどのように与えられるか 門谷晥一
インスピレーションとは、説明しがたい形で得られる着想、すなわち、ひらめきのことである。それは理知的な思考過程などを経ないままに、神から直接与えられる賜物である。
-
牧師の小窓(71)ニンジンと卵とコーヒー 福江等
こんなお話を聞きました。ある娘さんがお母さんに愚痴をこぼしていました。最近、いろんな問題が次から次へと湧いてきて、1つを解決するとまた別な問題が出てくる。もう疲れ果てた、とこぼすのです。
-
なにゆえキリストの道なのか(82)カインの妻はどこから来たのか 正木弥
人類は、始祖アダムとその妻から生まれ広がりました。ところが、そのアダムと妻エバに生まれた子として書かれているのは、カインとアベル、セツの3人の男子だけです。
-
この時聖書を開いた(30)ビジネス経験が退職後の別世界に生かされる 畠山義則
私は1970年にソフトウエアの専門会社に入り、プログラム作りからSE部門、スタッフ部門を経験してきました。ソフトウエア一筋といっても、70~80年代前半は大型機、80年代中頃から中・小型機の時代を経て、90年代にパソコンの時代に入りました。
-
お薦めの暗唱聖句10選
聖書は、神の戒めを心に深く刻み付けるよう教えている。「それ(神の言葉)をいつもあなたの心に結びつけ / 首に巻きつけよ」とは、箴言6章21節の言葉だ。キリスト者にとって、神の言葉を「心に結びつけ」るということは一体、どういうことだろうか。
-
蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(32)周りの人の目 ミュリエル・ハンソン
ある日、私たちが使っている椅子の1つが困ったことになりました。背もたれが壊れてしまったのです。日曜大工で直せるような壊れ方ではありませんでした。
-
あとの者が先になることが多いのです 穂森幸一(78)
私は子どもの頃から運動が苦手で、休み時間になると教室の片隅で本を読んでいました。担任の先生は私を引っ張り出して、「校庭を走り回りなさい。皆と一緒に行動しなさい」と注意していました。
-
混血児の母となって―澤田美喜の生涯(2)堀の内と外
美喜は、お茶の水東京女子高等師範学校付属の幼稚園に通っていて、やがて小学校へと進んだ。いつも彼女は1人の家政婦に付き添われて運転手に送り迎えしてもらっていたが、ある日、家に教科書を忘れてきたことが見つかり、教師に「家に取りに帰りなさい」と言われた。
-
わが人生と味の道(52)随想録:神・信仰4 サタンとキャッチボールをしない 荘明義
私たちは当たり前のように、自分が絶対に正しいと思って相手を責めていませんか。神である主は、常に私たちに愛をもって隣人を愛せよと戒めています。
-
死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(110)人は奇跡を奇跡と思わない 米田武義
昨年の今頃は、腸の手術を終えてぼつぼつ退院という頃であった。退院はしても、肝臓の方は一体どうなるのだろうかと、先のことは全く未知数であった。
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(15)天国での再会を期待して 広田信也
聖書の中には「永遠の命」「天の御国(天国)」といった表現が何度も用いられ、神様を信頼することにより、恵みによって与えられる永遠の希望が明記されている。短い人生に閉じ込められている人間にとっては、実に大きな希望を与えるメッセージである。
-
日本宣教論(34)日本国内の状況:勝算があっての開戦ではない・その2 後藤牧人
日本は富国強兵を図った結果、明治維新から70年後には世界の大国となっていた。初めは欧米の技術を模倣したが、やがて日本独自の技術による新鋭の武器を備えた。英米の認識は、これを脅威とした。
-
立ち上がり、仕事に取り掛かろう! 菅野直基
紀元前600年ごろ、イスラエルは国を追われ、バビロンの国に捕囚として連れて行かれました。しかし、聖書にあらかじめ預言された通り、70年後に帰還することができました。
-
英語お宝情報(5)ワーキングメモリーの働きと英語 木下和好
人は物を見たり聞いたりするだけでは、その体験は後の思考や行動に何の影響も与えない。脳の中で複数のデータを関連付けながら考え、また行動しなければ、何も能動的記憶として残らず、その後の全ての言動が白紙状態から始まることになる。