論説・コラム
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なにゆえキリストの道なのか(85)人間はその親が造ったのか 正木弥
ある時、ある電機メーカー西芝が液晶TVの製造工場を建てることにしました。スタッフに命じて詳細計画を立てさせ、別のスタッフには資金計画を、また別のスタッフには人員計画を、そして技術スタッフには設備の詳細設計をそれぞせ立てさせました。
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神声人語―御言葉は異文化を超えて―(17)文化の相違への対応 浜島敏
異国の文化を理解するには、その生活と考え方の中に、許される限りなじんでいかなければなりません。でないと「やもめの家を食い物に」(マルコ12:40)する律法学者のことを、南部メキシコの先住民たちに話すことが無駄骨折りであることに気付かないことになります。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(25)ケリの祈り2:I修道士とケリ 中西裕人
ケリの裏へ回ると、さらに数軒のケリが岩にへばりつくように建てられていた。そして、その向こうに、大きな岩山が。山頂に大きな雲がかかり、風と共に次第に現れてきた。
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失望せずに祈りなさい 穂森幸一(81)
今回のWBCで印象的だったのは、日本とイスラエルの試合だったと思います。8回まで8対0とリードされているのに、イスラエルの選手の闘志はなくなることはなく、最後まで諦めない姿勢に多くの人が感銘を受けていました。
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温故知神—福音は東方世界へ(69)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本14 川口一彦
景教徒たちの信仰生活がシンプルライフであったことが分かります。ペルシャや中央アジアから外国の中国に宣教に来ていたことや、信仰を持った現地人の中国人にもシンプルライフを教えていたと考えます。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(113)使徒の役割 米田武義
今日メッセージで学んだことは迫害についてであった。迫害を受けたとき、「あなたがたは幸いです。喜びなさい。喜びおどりなさい」(マタイ5:11、12)と書いてある。
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福音の回復(31)苦しみの原因と解決・その2 「手」の物語 三谷和司
その昔、アダムにあって「死」が入り込んだ。「アダムにあってすべての人が死んでいるように」(Ⅰコリント15:22)。「死」とは、神との結びつきを失うことをいう。
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混血児の母となって―澤田美喜の生涯(3)あなたの敵を愛しなさい
その頃、はしかと百日咳が全国に流行し、岩崎家の子どもたちもこれを免れることはできず、6人兄弟全部がかかってしまった。それで1人ずつ、少し良くなると大磯の別荘に送られ、養生することになった。
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楽観的人生観 菅野直基
コップに入った半分の水を見て、楽観的な人は、「まだ半分水が入っているぞ!」と感謝をし、悲観的な人は、「もう半分しか水がなくなってしまった!?」と嘆きます。同じものを見ているのに、両者はどうしてここまで違ってしまうのでしょう。
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FINE ROAD(45)西村建築設計事務所シリーズ②日本福音ルーテル箱崎教会 西村晴通
箱崎教会は、博多駅から地下鉄で約15分「箱崎九大前」で下車、徒歩1分の便利な地、住宅街にある教会です。隣に学校法人「恵泉幼稚園」があり、教会学校や保護者のサークル活動も活発です。
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百人一読―偉人と聖書の出会いから(35)マーティン・ルーサー・キング・ジュニア 篠原元
聖書は世界中で読まれているベストセラー。その聖書が、復讐を良しとしていないのです。考えさせられることではないでしょうか。
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闇から光へ~的外れからの解放~(29)祈願の「ドラマ」班へ 佐伯玲子
墓信仰Xの教えに従い、父方・母方双方の先祖の墓に参り、しっかり清めることを何度か繰り返すうち、私の環境に変化が起き始めました。
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今ある自分の中に神の奇跡を見いだそう 万代栄嗣
今日の聖書箇所の中では、特に印象的な言葉が2回繰り返されています。「もしも主が私たちの味方でなかったなら」。イスラエルの人々にとって神の選びの民とされたことは最も大きな喜びでした。
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【聖書クイズ】創世記のヨセフ物語に出てくる6つの夢、書かれていないのはどれ?
創世記のヨセフ物語に出てくる6つの夢を記しました。聖書に書かれていないのはどれでしょうか。
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ビジネスマンから牧師への祝福された道(57)人を自分より優れた者と思うにはどうすればよいか 門谷晥一
人を自分より優れた者と思うためには、まず人の欠点に目を留めないことが必要である。キリスト者といえども、私たちには罪の性質がまだ残っている。
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牧師の小窓(73)少年と老婆 福江等
何年か前、1人の映画俳優が話したお話を忘れることができません。この方が少年時代のこんな思い出を話されたことがあります。
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なにゆえキリストの道なのか(84)人間は進化してできた、何か不都合があるのか 正木弥
前述の通り、進化論は確たる根拠のない「仮説」だと言わざるを得ません。しかし、それを真理だと信じる人もいます。そういう方々にとっては、人間は偶然の産物、偶然の積み重ねでひとりでに「自然に」できた存在だということになります。
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聖書をメガネに 故・高本康生いのちのことば社出版部長の忘れがたい思い出 宮村武夫
今回、『新実用聖書注解』リニューアル版出版を伝え聞き、『実用聖書注解』出版の過程で経験した故・高本康生いのちのことば社出版部長の思い出が鮮明になり、今の生き方に勇気と励ましを与えてくれています。
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この時聖書を開いた(31)主と「同行二人」で歩む 藤田達雄
東京オリンピックと新幹線の開業が重なった1964年の翌年に大学を卒業し、電子機器メーカーの海外事業部門で40年間勤めましたが、私にとって「生きる」とは「自己実現」の欲求を満たすことでありました。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(33)しばし黙考、そして実行 ミュリエル・ハンソン
親として、いろいろな苦しみ、緊張はありますが、昨晩はこれ以上の苦しみはないと思うほどの痛みに晒(さら)されました。子どものピアノ発表会でのことです。