[神・信仰]
クリスチャンの人生・結婚・奉仕・人間関係
難しいからこそやりがいがあり、大変だからこそ生きがいを感じられるのです。人生の道はさまざまです。一番大切なのは、この道は主が下さった最良の道であることに気付くことです。それが理解できたなら、神様のやり方が分かってきます。
そうすれば、自分で自分をコントロールできる力を頂けるのです。自分の力でやるのではなく、主の導きの中で1歩ずつ従って進むのです。それは、安全と喜びと感謝に満ちた日々につながる道です。
意識して注意する心の状態は、恨む心、許せない心、見下げる心、相手を批判する心。これらは百害あって一利なしで、自分が苦しむだけです。相手の過ちを責める心、まだ起こらないことを想像するマイナスの考え、悪い方に考える心――これらの心や考え方を放っておくと、最悪な日々、自分を苦しめる日々になります。そういう自分いじめを神様は喜ばれません。
相手に伝えたいこと、気付いてほしいこと、それが自分の目標と責任です。神に愛されていること、永遠の命が準備されていること、あなたは高価で尊いこと、キリストの内にあって素晴らしい人生が待っていること、今までの人生の1日たりとも無駄な日々がなかったこと――あなたにとって無駄なように見える日々でも、神の目から見ると大切な意味があります。
夫婦の愛のレッスンの1科目は「互いの欠点を責め合うのではなく、互いの欠点を補い合うことこそ真の幸福」と教えています。あなたを通して神の愛を現す、伝える、導く、共に味わう。頭で理解するだけではなく行動で示す、生活で生きる。キリストの愛を、聖霊の力を頂いて常に求めましょう。つらい、苦しい、先に心配ごとがあるとき、神様との距離をチェックしてみてください。離れ過ぎではありませんか?
自分をよく知る、自分の欠点を正直に認める、言い訳を少なくする、本音を正しく言える――そういうトレーニングを常にやりましょう。本音のトレーニングは、決して相手を批判することが目的であってはいけません。自分の欠点が直るとき、神の御業、栄光が見えるのです。
欠点のない人はイエス様だけです。欠点は自分を成長させる主からの恵みです。いつまでも放っておくと、成長も止まってしまい、わがままな子どものままでいることになります。成長していないとは、後退していることなのです。
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