文化
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映画「沈黙」アカデミー賞の撮影賞にノミネート 日本では初日満足度ランキング1位
米映画芸術科学アカデミーが現地時間の24日に発表した、第89回アカデミー賞の候補で、映画「沈黙-サイレンス-」の撮影監督を務めたロドリゴ・プリエトが撮影賞にノミネートされた。日本では「1月第3週上映スタート映画の初日満足度ランキング」で第1位を獲得し、多方面で注目を集めている。
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バッハの音楽に込められた深い思いを聴く ルーテル東京教会でアフェッティ・ムジカーリ第4回演奏会
17世紀バロックを中心とした教会音楽を演奏するアンサンブル「Affetti mvsicali(アフェッティ・ムジカーリ)」の第4回演奏会「J.S. バッハの葬送音楽とドイツ・バロックの宗教的歌曲」が18日、日本福音ルーテル東京教会で開催され、約200人が集まった。
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「イスラーム映画祭2」東京で盛況 名古屋・神戸で上演へ
「イスラーム映画祭2」が14日から約1週間、東京都渋谷区の映画館「ユーロスペース」で開催された。平日、休日問わず、館内はほぼ満席。休日には立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。前回「東京以外の地域でも開催を」との声が多かったことから、今回は名古屋、神戸でそれぞれ上映を予定している。
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映画「沈黙」はノンクリスチャンにとってどんな意味を持つのか
前回は、クリスチャンにとってこの「沈黙」をどう受け止めるべきかについて解説した。今回はその続きで、ではほとんどキリスト教的素養のない方々、すなわちノンクリスチャンにとってこの映画は、そして遠藤の作品はどのような意味を持つのだろうか。
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映画「沈黙」はクリスチャンにとってどんな意味を持つのか
第45代米国大統領、ドナルド・トランプ氏が誕生した21日に、日本では遠藤周作原作の映画「沈黙-サイレンス-」が全国ロードショー公開された。クリスチャンにとって、「沈黙」はどんな意味を持つのか。
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スコセッシ監督「この映画の礎は日本人キャスト」 映画「沈黙」ジャパンプレミアでキャスト舞台あいさつ
マーティン・スコセッシ監督が、戦後日本文学の金字塔と称される遠藤周作の小説『沈黙』をついに映画化した映画「沈黙―サイレンス―」が21日(土)、ついに公開となる。日本人キャストが17日、スコセッシ監督と共に都内で開かれたジャパンプレミアに登場し、舞台あいさつを行った。
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映画「沈黙」公開目前 スコセッシ監督、来日記者会見で「最後の誘惑」からの変化語る
遠藤周作の小説『沈黙』を完全映像化した映画「沈黙-サイレンス-(原題:Silence)」の日本での公開をいよいよ週末に控えた16日、昨年10月に続いてスコセッシ監督が再来日を果たし、都内で記者会見を行った。
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50年前に製作されたあまりに完璧な“現代の物語”「アルジェの戦い」デジタルリマスター版
フランスの植民地アルジェリアの1954年から62年にかけての独立闘争を描いた伝説的な名作が、50年の時を経てデジタルリマスター版としてよみがえった。キリスト教という視点から見たとき印象的なのは、その音楽の使われ方だ。
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映画「母―小林多喜二の母の物語」2月の劇場公開前に完成試写会
三浦綾子原作の映画「母―小林多喜二の母の物語」が13日、待望の完成試写会を迎えた。来月の劇場公開を前に、完成した同作を鑑賞したのは、製作に関わった関係者、報道関係者など約50人。会場となった「なかの小劇場」には、時間前から続々と会場入りする関係者らの姿が見られた。
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スコセッシ監督との対談きっかけに『沈黙と美』日本の伝統美に神を見る日本画家フジムラ・マコト氏が出版
1月21日から全国で公開される映画「沈黙―サイレンス―(原題:Silence)」の製作に当たり、マーティン・スコセッシ監督と対談する機会があった日本画家のフジムラ・マコト氏。2月には新著『沈黙と美』が晶文社から出版される。その執筆の経緯、自身の生い立ちを聞いた。
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三浦綾子原作の映画「母―小林多喜二の母の物語」いよいよ2月から全国で公開(動画あり)
三浦綾子原作の映画「母―小林多喜二の母の物語」が2月から、いよいよ全国で公開される。公開劇場も続々と決定する中、2月10日には、完成披露舞台あいさつが行われる。
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深田晃司監督インタビュー(3)映画のプロパガンダ性と”理解できない他者と共に生きる”ということ
「百人が百様に解釈する」「見た人に委ねる」映画ということにこだわるのなぜなのでしょう。――僕は映画や芸術表現はどうしてもプロパガンダの問題を考えなければならないと思うんです。特に映画は、戦中にプロパガンダとして散々利用されてきた歴史があります。
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深田晃司監督インタビュー(2)映画作りは、観客が自分で星座を描けるような”点”を打つ作業だと思う
監督は、キリスト教や宗教についてもともと興味をお持ちだったんですか?――実は、大学は文学部の歴史学科だったんですが、卒業論文で「人間の死生観と葬送儀礼」について書いたんです。
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“怒れる映画監督”深田晃司監督インタビュー(1)「淵に立つ」では壊れた家族を描きたかった
「淵に立つ」で、カンヌ映画祭で「ある視点」賞を受賞、フランスの「ル・モンド」紙には「日本の怒れる映画監督」と非常に高い評価を受けた、今世界が最も注目する若手映画監督の1人、深田晃司監督に話を聞いた。
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これからのキリスト教映画を語ろう!(3)「スポットライト」の衝撃と「沈黙」への期待と不安
教会の中でいろいろあるのは、教会の中で子どもの頃から見て育ってますから、驚きはあまりなかったんです。アメリカの1980年代以降のテレビ伝道者も、お金や女性問題などで失敗してきたわけですから。
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これからのキリスト教映画を語ろう!(2)国ごとのキリスト教の描き方と今年の映画を振り返る
そうですね。でも唯一の例外はメル・ギブソンの「パッション」です。あれは①「キリスト教追体験型」だけど、聖書物語のリアリティーを徹底したが故に、“キリストの愛や正しさ”以前に、聖書の時代のリアリズムにみんな圧倒されたんでしょうね。
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これからのキリスト教映画を語ろう!(1)キリスト教映画をめぐる西洋と日本の間の「ずれ」と「溝」
2016年も間もなく終わり。本紙で「キリスト教から米大統領選を見る」や映画紹介コラムを執筆する青木保憲牧師と本紙記者が、キリスト教映画と2016年の映画について徹底的に語り合った。
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90歳と87歳 人生はだんだん美しくなる 風と雑木林と建築家夫婦の物語「人生フルーツ」1月2日より公開
4万5千人が暮らす愛知県中春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅にある雑木林に囲まれた、一軒のモダンな平屋に暮らす建築家の津端修一さんと妻・英子さん。この家で50年間、コツコツ、ていねいに時をためてきた2人の物語をつなげた珠玉のドキュメンタリー。
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「ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー」にキリスト教宣教史と希望のバトンリレーを見た!
詳しい内容には現時点で言及しないが、見ていて強く感じたのは、物語の底流に「希望のバトンリレー」とでも表現できる福音宣教的要素がふんだんに盛り込まれていることである。今回は完全ネタバレなし、でこのメジャー映画を実践神学的観点からひもといてみたい。
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「この世界の片隅に」を見て、キリスト教牧師が思うこと
あの「君の名は。」ですら第4週以降は次第に下降していったのに、この作品だけは、公開から1カ月たっても収益が伸び続けるばかり。SNSでの評価も異様に高く、誰もケチをつける者はいない。それが「この世界の片隅に」である。
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