文化
-
軍国少年の憧れだった海軍大将、山本五十六ゆかりの聖書とプロペラ
第二次世界大戦中、日本海軍連合艦隊を司令長官として率いた山本五十六(いそろく)。山本が、信仰を持つまでには至らなかったものの、キリスト教への理解が深く、聖書に親しんでいたことを知る人は少ない。
-
「君の膵臓をたべたい」 現代日本の人間関係、その心の機微を見事に描き出した秀作
特に教会で若者たちと接する機会が多くなるにつれ、この主人公たちのような心情とその繊細な心の機微に触れることはとても大切な学びの機会となる。今回は、現代日本(特にデジタル世代)に牧師や教会がどう向き合うかという視点から、この映画を題材にしてひもといてみたい。
-
どんな苦難も起こりうる世の中で、誰かのために祈る人に 鈴木秀子シスター推薦 映画「夜明けの祈り」
旧ソ連兵の蛮行によって妊娠させられた修道女の苦悩と、彼女たちを献身的に助ける若い女性医師マチルドの愛と勇気を描いた映画「夜明けの祈り」。公開を前に、鈴木秀子シスターに映画を鑑賞してもらった。
-
ゴスペルで人々に生きる勇気と真の希望を伝えたい! チャリティ・ロックハート日本ツアー
ゴスペルが人々の希望となる。そのことは、キリスト教徒であるかないかを問わず、多くの日本人が認めるところである。この歌声をストレートに、そして惜しみなく歌い切るシンガーが7月に来日した。
-
映画「夜明けの祈り」が私たちに投げ掛けてくるもの ―「神の国」はどこに存在するのか?―
「夜明けの祈り」を試写させてもらった。映画の衝撃はすさまじかった。こうして評論を書いているときも、ふとキーを叩く手を止めてあれこれと考え込んでしまう。
-
映画「レフト・ビハインド」の製作者、原作全16巻を基にした新シリーズの製作を発表
終末の世界を描いた映画「レフト・ビハインド」の製作と脚本を担当したポール・ラロンド氏が、原作の同名小説シリーズ全16巻に基づく新しい映画づくりに取り組んでいることを発表した。
-
聖書図書館が37年の歴史に幕 貴重な資料を青山学院大へ寄贈
日本で唯一の聖書専門図書館として親しまれてきた東京・銀座の聖書図書館が、6月30日をもって閉館した。貴重な資料の多くが、2020年以降に新しく開館する青山学院大学の図書館(東京都港区)に寄贈される。
-
「名画で見るイエスの生涯」 カトリック豊島教会で開催
チャリティー美術講演会「名画で見るイエスの生涯」が11日、カトリック豊島教会で開催された。講師はベルギー王立美術館公認解説員の森耕治さん。受胎告知から復活まで、イエス・キリストの生涯が描かれた名画をスライドで映しながら解説した。
-
カトリックとプロテスタント各派が心を1つに賛美する日本最大規模のエキュメニカルな集会 第33回教会音楽祭開催
第33回教会音楽祭が8日、玉川聖学院谷口ホール(東京都世田谷区)で開催された。今回のテーマは「心ひとつに―争いから交わりへ」。各教派の聖歌隊が歌う賛美がホールにこだまし、集った約800人の聴衆の心を1つに結び付けた。
-
どんな人にも役割が与えられて、共に生きている 映画「はたらく」完成
映画「はたらく」メディア・招待者向け試写会が1日、東中野キングスガーデン(東京都中野区)で開催された。3年の歳月をかけて作られた渾身(こんしん)の作品で、日々生きづらさを抱える人々に生きる希望を指し示す映画だ。
-
古典芸能で魅せる聖書の世界 ゴスペル落語会 in 東京
「ゴスペル落語会 in 東京」が8日、日本バプテスト連盟常盤台バプテスト教会(東京都板橋区)で行われた。出演したのは露のききょうさん、「おしゃべり賛美家」の菅原早樹さん、わかさぎ亭福助さん、講談師の神田ナザレさん、福音亭ぱすたさんの5人。
-
「天国のようなステージを」 サルーキ=・千代延大介さんに聞く
日比谷野音で16日、ワンマンライブを行う2人組ロックンフォークユニット「サルーキ=」。そのボーカリスト、千代延大介さんは2003年に洗礼を受けた。どのようにして信仰を持ち、クリスチャンのミュージシャンとしてどのように歩んできたのかを聞いた。
-
生誕100周年、夭折の詩人・尹東柱の生涯を映画化 「空と風と星の詩人~尹東柱の生涯~」22日から公開
韓国で愛されているキリスト教徒の詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯を描いた「空と風と星の詩人~尹東柱の生涯~」が7月22日(土)からシネマート新宿を皮切りに全国順次公開される。
-
心の中の叫びを自分で書くこと 若松英輔さん講演会「詩を取り戻す」開催
批評家・エッセイストでカトリック信徒の若松英輔さんによる第32回キリスト教文化講演会(教文館主催)が27日、教文館ウェンライトホール(東京都千代田区)で開催された。集まった約60人を前に、「詩を取り戻す」というテーマで語った。
-
母になる修道女を支えた実在の女医がモデルの映画「夜明けの祈り」 アンヌ・フォンテーヌ監督インタビュー
戦時下のポーランドの修道院を舞台にした映画「夜明けの祈り」が8月、日本で公開される。第二次世界大戦末期の1945年、ソ連兵の蛮行によって妊娠させられたシスターたちを献身的に支えた実在の女性医師マドレーヌ・ポーリアックが主人公のモデル。
-
「ハクソー・リッジ」からひもとく、根本主義的キリスト教の限界性と超越性
メル・ギブソンは、戦闘シーン以上に主人公が選択した「生き方」をめぐる戦いを丁寧に描き出している。それは自身の宗教的立場と、それを許さない厳しい現実との葛藤によって生み出される戦いである。
-
沖縄戦で武器を持たずに75人を救ったクリスチャン兵の実話 映画「ハクソー・リッジ」
沖縄戦の実話を基にしたメル・ギブソン監督の最新作「ハクソー・リッジ」が、24日から公開される。クリスチャンであったデズモンド・ドスは、聖書の「汝(なんじ)、殺すなかれ」の戒めに従い、武器は一切持たず、衛生兵として人の命を救うことに徹した。
-
シルクロード&バイブルロードの中継点 中央アジア・キルギス見聞録(3)
5月11~12日。車外からは4千メートル級の天山山脈が雄大に見えた。その裾野に広がる草原にはタンポポの花が咲き誇っていた。白樺林が立ち並ぶ主要道路を西に向かい到着したところはチョルポンアタであった。
-
バッハが愛し、「マタイ受難曲」の手本にした伝ラインハルト・カイザー「マルコ受難曲」日本初演
伝ラインハルト・カイザー「マルコ受難曲」が11日、日本で初めて演奏された。会場となった保谷こもれびホール(東京都西東京市)には500人以上が集まり、その演奏に耳を傾けた。
-
私たちの無関心は今日の「アンネ」を苦しめていないか 『アンネの日記』出版70周年ドキュメンタリー映画、立教大で上映会開催
『アンネの日記』が出版されてから今年で70周年となるのを記念して、ドキュメンタリー映画「アンネの日記 第3章~閉ざされた世界の扉」の上映会が10日、立教大学で開催された。主催はNPO法人ホロコースト教育資料センター、共催は立教大学チャプレン室。
人気記事ランキング
-
鈴木結生著『ゲーテはすべてを言った』 牧師の息子が書いた芥川賞受賞作
-
ワールドミッションレポート(3月9日):タンザニア ザンジバル島のために祈ろう
-
主は生きておられる(235)昭和は遠くなっていく 平林けい子
-
バイセクシャルの黒人女優シンシア・エリボがイエス役に 配役巡り批判の声も
-
カトリック作家の曽野綾子さん死去、93歳
-
花嫁(21)希望よ 星野ひかり
-
愛するとは、時間を共に過ごすこと 菅野直基
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(217)弱さの極限(エンディング)に寄り添う 広田信也
-
ワールドミッションレポート(3月8日):トルコ 震災被災者の間で、聖書の書き写しを通して働く神
-
全盲の福音歌手・ピアニスト、北田康広さんの自伝書『音の光』が新装改訂
-
日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請
-
カトリック作家の曽野綾子さん死去、93歳
-
教会で斬首されたキリスト教徒70人の遺体見つかる コンゴ東部北キブ州
-
バイセクシャルの黒人女優シンシア・エリボがイエス役に 配役巡り批判の声も
-
熱心な仏教徒の青年が救われた実話がベースに 伝道用トラクトを無償提供
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(2)見える困難に「苦しみ」を覚えるメカニズム 三谷和司
-
リック・ウォレン牧師、十字架にまつわるSNS上の政治的投稿を削除し謝罪
-
鈴木結生著『ゲーテはすべてを言った』 牧師の息子が書いた芥川賞受賞作
-
レント初日の「灰の水曜日」 ドライブスルーで灰を授ける教会も
-
良い心配と悪い心配 菅野直基
-
日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請
-
カトリック作家の曽野綾子さん死去、93歳
-
教会で斬首されたキリスト教徒70人の遺体見つかる コンゴ東部北キブ州
-
熱心な仏教徒の青年が救われた実話がベースに 伝道用トラクトを無償提供
-
バイセクシャルの黒人女優シンシア・エリボがイエス役に 配役巡り批判の声も
-
リック・ウォレン牧師、十字架にまつわるSNS上の政治的投稿を削除し謝罪
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(2)見える困難に「苦しみ」を覚えるメカニズム 三谷和司
-
鈴木結生著『ゲーテはすべてを言った』 牧師の息子が書いた芥川賞受賞作
-
良い心配と悪い心配 菅野直基
-
レント初日の「灰の水曜日」 ドライブスルーで灰を授ける教会も