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中国政府系ハッカー集団、バチカンと香港教区をサイバー攻撃か
サイバーセキュリティーの専門家チームがこのほど、中国政府から資金提供を受けたハッカー集団が、バチカン(ローマ教皇庁)とカトリック香港教区を標的にしていたとする報告書を発表した。
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中国、社会保障の受給者に棄教強要か 拒否した者は給付取り消し
中国でここ最近、社会保障の受給者が、自身の宗教を放棄しなければ給付を取り消すと強要されるケースが相次いで報告されている。障がい者が手当を受けられなくなった例のほか、受給後に「神に感謝します」と口にしたことで、給付対象から外された例もある。
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中国地下教会の司教、死亡か 公認教会加入拒み逮捕後20年以上消息不明
中国政府公認のカトリック教会への加入を拒否したことで逮捕され、その後20年以上消息が分かっていない地下教会の司教が、死亡した可能性がある。中国当局が最近、後任司教の任命についてバチカンに承認を求めているという。
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元香港司教、国安法めぐり談話発表 「逮捕や裁判に直面する覚悟ある」
香港の民主運動を支持してきた元カトリック香港司教の陳日君(ジョセフ・ゼン)枢機卿(88)は、言論の自由や反政府活動を全面的に取り締まる香港国家安全維持法が施行された場合、自身が逮捕されたり裁判にかけられたりする覚悟があると明らかにした。
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キリスト教徒の父子が警察の暴行で死亡 インドのジョージ・フロイド事件
インド南部で、キリスト教徒の父子が警察に逮捕された後、勾留中に暴行を受け死亡する事件が発生した。「インドのジョージ・フロイド事件」として、地元では警察を批判する声が上がり、警官2人が殺人容疑で逮捕される事態になっている。
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香港国家安全維持法、今月末にも成立か 聖職者も本土引き渡しの懸念
中国の全国人民代表大会は5月28日、香港における反体制活動を禁じる「香港国家安全維持法」を制定することを決定した。これにより、香港の民主運動を支持してきたキリスト教の聖職者たちも、中国本土に引き渡されるのではないかと懸念の声が上がっている。
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インドとバングラがサイクロン被災、コロナ重なり子どもたちがさらに脆弱な状況に
インド東部とバングラデシュを大型サイクロンが襲い、100人以上が死亡、300万人以上が避難を余儀なくされている。ワールド・ビジョンは、新型コロナウイルスによる影響も重なり子どもたちがこれまで以上に脆弱な状況に置かれていると警告する。
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米国際宗教自由委員会、「特に懸念のある国」にインドを新たに指定勧告
米国際宗教自由委員会が、2020年の年次報告書を発表した。報告書では、スーダンなどで大きな改善があったとする一方、インドなどでは深刻な悪化が見られたとし、「特に懸念のある国」として、インドを含む計14カ国を指定するよう米国務省に勧告した。
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女性・子どもの泣き叫ぶ声 中国警察、礼拝中の「家の教会」を強襲 信徒数人が負傷
中国福建省厦門(アモイ)市で3日、政府非公認の「家の教会」が警察による暴力的な取り締まりを受け、信徒数人が負傷するなどした。動画には、警官ら数十人が押し寄せ力尽くで押さえ込む姿が映っており、女性や子どもたちが泣き叫ぶ声も聞こえる。
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新型コロナ感染の牧師、マレーシア最初の死者の1人に 息子「私たちは依然として平安の内に」
マレーシアで17日、新型コロナウイルスに感染したバプテスト派の牧師が亡くなった。感染による同国最初の死者2人のうちの1人で、糖尿病と高血圧の基礎疾患があったという。
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シンガポール最大の「クラスター」となった教会 退院した牧師が説教「われわれは再び立ち上がる」
新型コロナウイルスの感染者が23人確認され、シンガポール最大の「クラスター」(感染集団)となったグレース・アッセンブリー・オブ・ゴッド教会の趙克文(ウィルソン・テオ)主任牧師が日曜日の1日、3週間ぶりに礼拝のメッセージを伝えた。
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香港マカオ事務弁公室主任に夏宝龍氏、教会の十字架撤去を主導
中国の国務院(内閣)は、香港政策を担当する香港マカオ事務弁公室の主任に、習近平国家主席の元側近である夏宝龍氏(67)を任命した。夏氏は浙江省で共産党トップを務めていた時代、キリスト教会から十字架を撤去する弾圧運動を主導したとされている。
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韓国・釜山の教会で新型コロナ感染者22人 一部は「新天地」所属か
新型コロナウイルスの感染者22人が出ている韓国・釜山のオンチョン教会(ノ・ジョンガク牧師、大韓イエス教長老会〔高神〕)の関係者は25日、感染者のうち一部がキリスト教の異端である「新天地」に所属している可能性が高いことを明らかにした。
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新型コロナウイルスに負けずマスク配布し伝道、武漢のクリスチャンに市民から感謝の声
新型コロナウイルスの感染が拡大する中国・武漢で、黄色い防護服を身にまとったクリスチャンたちが、マスクなどの防護用品と共にトラクトを配布する伝道を行っている。こうした活動に、当局や病院、ノンクリスチャンの市民からも感謝の声が上がっている。
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教会で新型コロナウイルスの感染拡大、主任牧師含め16人 シンガポール
シンガポール保健省は15日、新型コロナウイルスの感染者が72人になったと発表した。この内、グレース・アセンブリー・オブ・ゴッド教会での感染者は16人に上り、同国で最大の感染地となっている。感染者にはウィルソン・テオ主任牧師も含まれている。
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韓国のカトリック信者、20年間で50%増加 全人口の11%に
韓国のカトリック信者がこの20年間で約50%増加し、全人口に占める割合が約11%に達した。しかし、ここ最近は成長が大きく鈍化しており、日曜日のミサ出席率の低下や信者の高齢化といった課題もある。
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ヒルソング教会、オーストラリアの森林火災で支援金100万豪ドル超
現代キリスト教賛美(CCM)で世界的に知られるオーストラリアのヒルソング教会は、同国で猛威を振るう森林火災の救援活動のために100万豪ドル(約7600万円)を超える支援金が集まったと明らかにした。
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シドニー大主教が緊急の祈り呼び掛け オーストラリアの森林火災で23人死亡
オーストラリア南東部を中心に森林火災が続き、被害が拡大していることを受け、オーストラリア聖公会のシドニー大主教グレン・デイビスが、緊急の祈りを呼び掛けている。一連の森林火災による被害は6日時点で、死者23人、家屋全焼1500棟以上に及ぶ。
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フィリピン教会協議会は「共産党関係」 政府指摘にWCCが懸念と警告
世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ・トヴェイト総幹事は9日、フィリピン教会協議会が他の17市民社会組織と共に、共産党軍事組織「フィリピン新人民軍」の「フロント」(前線)との指定を受けたことに重大な懸念を表明、警告した。
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「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 今年はインドのために、この5年に暴力事件急増
毎年11月第1、第2日曜日は「迫害下にある教会のための国際祈祷日」(IDOP)として定められている。今年は特にインドにおける迫害が主要トピックとなっており、インドのための具体的な祈祷課題が挙げられている。
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