論説・コラム
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ヨハネ福音書を読む(41)「洗礼者ヨハネが指し示すもの」―ラザロの復活(1)― 臼田宣弘
今回から8回の予定で、「ラザロの復活」をお伝えします。このお話は、ヨハネ福音書の中でも最も愛されているものの一つであり、世界の美術や文学に影響を与えているお話です。
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超自然的現象と科学(4)アダム(エバの夫)以前の「人類」についての考察1 愛多妥直喜
今回は、前回までに学んだことを復習しながら、神様がアダム(エバの夫)以前に創造なさったさまざまな種類の「人類」について考察していきたいと思います。前回は「世代/時代」と訳されている単語(英語では generation)について解説しました。
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聖書的終活のススメ(5)命より大切なもの 田中啓介
あなたが人生で、一番大切にしているものは何でしょうか。健康、家族、お金、仕事、友人、若さなど、人によって答えはさまざまでしょう。確かにこれらのものは、人生を構築するためのとても重要な要素ではあるのですが、人生の最優先にすべきものではありま…
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(158)聖書と考える「新空港占拠」
世界のベストセラーである聖書を読むならば、実はあなたも、私も、追われる(追われている)んだよ、と教えているんです!「え?! 武蔵みたいに犯罪に・・・」とか「コナンのように事件に追われることになんの!?」と思ったり、心配する必要は全くあり…
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祈るときは強気の信仰で祈る! 万代栄嗣
今年のテーマを、信仰の新時代宣言~うつろな過去から力強い未来へ~としました。コロナ禍の4年の間に、私たちは4歳年を取り、取り巻く状況も環境も変わりました。単に4年前に戻ればいいという話ではなくなったのです。
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キリストに対する望み 岡田昌弘
もしあなたの会社の社長であるとか、学校の校長であるとか、自分の親であるとかが「何でもいいから望みを言ってみなさい」と言うなら、あなたは「遠慮して小さいことを願う」のか、「いやいや、どうせならと一番大きなことを願う」のか…
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人からひどいことをされたときに考えるべきこと 加治太郎
今回の聖書箇所では、神様に倣い、キリストのように、愛により、人々のために自己犠牲を払うように教えられています。私たちの知るキリストは、どのようなお方でしょうか。
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聖書と植物(21)シャロンのバラ 梶田季生
「シャロンのバラ」はどんな色ですかと尋ねられました。白、赤? 私は調べてみましょうと返事をしました。ところが色どころか「バラ」そのものについて調べなければならなくなりました。聖書の原語ではハバッツェレトといい、2カ所に出てきます。
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「怨憎会苦」からの解放 菅野直基
怨憎会苦(おんぞうえく)とは「憎い人、腹が立つ人と会わなければいけないことに対する苦しみ」をいいます。実際、ほとんど全ての問題に人間関係が関わっています。人間関係がうまくいっていれば楽しく、人間関係がうまくいっていなければつらいものです。
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ジーザスと私(5)「本気でぶつかってくる人」いたのか! 桜井知主夫
ノルウェーでは面白いことがあった。オスロの教会に行くと、そこの教会員のうち3分の1くらいの人が日本語を話すのだ。アイルランドのパブではアジア人が現れるとびっくりして音楽が止まったのに、オスロの教会では日本語を話せるノルウェー人がなぜそんな…
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ヨハネ福音書を読む(40)「新しい神殿奉献記念祭」―神様からの派遣についての最後の啓示― 臼田宣弘
今回は、10章30~39節を読みます。ここは、教父といわれる人たちが、キリスト教の確立のために議論をしてきた箇所です。「神とキリストは、違う主体でありながら、同一である」というキリスト教のアイデンティティーを示すときに、最も重要な箇所です。
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主は生きておられる(223)どんなにたくさん 平林けい子
この目はどんなにたくさん喜びを見てきたか。どんなにたくさん喜びを聞いてきたか。この世に生まれて持った喜び、見て、聞いた喜び。限りなく続く渦巻のよう。悲しいこと、つらいこと。いっぱい見た、聞いたのに。90歳に近い今、それらはどこかへ…
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人生の幸福の分岐点 安食弘幸
北海道の札幌に不思議な能力を持つ男性がいるという情報がテレビ局に寄せられました。その不思議な能力というのは、この男性は牧場を持っていて牛の乳搾りをするのですが、その時、牛のお乳に触るだけで時間をピタリと当てるというのです。
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(157)聖書と考える「出川一茂ホラン☆フシギの会」
旧約聖書の士師記19章1節から9節です。ここに、しゅうとと婿が登場します。で、とにかく、食事して、食べたり飲んだりしてるんですねぇ。まさに、この番組と同じく、食事(食べたり飲んだり)の連続!!
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癒やされる者へと変えられよう 万代栄嗣
今年のお正月は、元日の能登半島地震、1月2日の羽田空港飛行機火災と、重苦しいスタートとなりました。私たちは世の中の悪い流れに巻き込まれ、不安に陥るのではなく、信仰を働かせて、世の光、地の塩として用いられましょう。
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真理を行う者 さとうまさこの漫画コラム(77)
神の裁きが行われたことにより、2つのことが起きています。神の真理の光がこの世界に現されているのに悪事をする人は、自分は悪い行いをする罪人だとの自覚があっても、神の真理を求めようとはせず、自分の悪い行いを悔い改めもしないで、悪魔のウソ偽りを…
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(189)グローバリズムとナショナリズムの戦いから考える日本宣教 広田信也
近代における世界各地の紛争は、それぞれに特徴はあるものの、資本主義と共産主義に代表されるグローバリズムと、固有の伝統文化や信仰に支えられるナショナリズムの戦いが続いてきたように思います。
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希望は力なり 佐々木満男
「ミスター・ササキ、これからはビジネスを手段として福音を伝えていく時代です。中国と韓国と日本のクリスチャン・ビジネスマンが協力して、世界中に福音を伝えていきましょう」
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「求不得苦」からの解放 菅野直基
「求不得苦(ぐふとくく)」とは、「求めているものが得られない苦しみ」のことをいいます。「努力は人を裏切らない」とよくいわれますが、いくら努力をしても、求めるものが手に入るとは限りません。世の中は、自分を中心に回っているのではないからです。
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古代東方大秦景教旅行写真記(19)メソポタミアの地トルコの東方教会(7)聖ヤコブ修道院 川口一彦
次に訪問したのは、386年創立の聖ヤコブ修道院。敷地と建物が現代的な新しい石造りで、古代を思わせる壮大な光景であった。ここの解説者も私たち一行を快く歓迎し、丁寧に教えてくれた。400年前後の指導者の墓も保存されており、長い歴史を感じた。
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