論説・コラム
-
コヘレト書を読む(14)「不幸と幸福」―分を受け取って生きる― 臼田宣弘
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。新年といえば、私は新年に歌う讃美歌の368番(讃美歌21)が大好きです。特にその4節が好きです。
-
日本人をどうして惜しまないでおれようか 矢澤俊彦
私たちはしばしば、日本伝道について途方に暮れることがあります。そんな時、私はあのヨナへの神様の語り掛けが聞こえてきます。ましてこの多くの「右左をわきまえない」人たちのいる「この大きな町ニネベを、惜しまないでいられようか」(ヨナ4:11)。
-
子育てパパのキリスト教ひとり言(13)「神の裁き」と「魚」と「痴漢」
「神の裁き」と聞くと、日本の皆さんはどのようなイメージを持つでしょうか。「天罰」みたいな感じでしょうか。でも、聖書の言う「裁き」は「天罰」という意味とは少し違います。
-
百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(9)チャールズ・ディケンズ 篠原元
皆様、あけましておめでとうございます。他にも書くべきことは当然ありますが、ある理由から、すぐに問題(クイズ)に入らせていただきます。以下の〇の中には、何という言葉が入るでしょうか?どんどん答えていってくださいね。
-
日本のキリスト教出版の困難と展望 佐藤全弘
私が戦後最初に買った本は『聖書』(新約の詩編付きと旧約)と『徒然草』、いずれも文庫本大のものでした。当時出版された本は、今のように趣味・興味・娯楽中心というよりは、むしろ思想・宗教・文芸ものが売られていました。
-
福音の回復(最終回)人は「良き者」―ローマ5:12の再解釈―後編 三谷和司
フィッツマイヤーの論文により、「エピ、ホー」を「理由を表す接続詞」だとするのは、今や誤りであったことが確定した。「エピ、ホー」は「結果を表す接続詞」であった。ならば、ローマ5:12はどのように訳すべきであり、どう解釈すべきなのかを見てみよう。
-
福音の回復(最終回)人は「良き者」―ローマ5:12の再解釈―前編 三谷和司
なぜ、人は人の目を気にするのか。なぜ、人はさまざまな肩書、衣服、持ち物、そうしたもので自分を良く見せようとするのか。人はなぜ、人を裁くのか。なぜ、人は自分と人を比べ、嫉妬するのか。
-
闇から光へ~的外れからの解放~(75)お台場の職場 佐伯玲子
前より高給で、大好きな犬のフードを扱う外資系企業、勤務先は“お台場”・・・は、好条件でしゃれたイメージの印象を受けました。しかし実際は、混雑する電車で片道2時間かけての通勤、苦手なキャッチセールス・・・で、心身ともにクタクタになりました。
-
へりくだりの救い主 万代栄嗣
ベツレヘム滞在中に、月が満ちてマリヤはイエスを産み落としました。そこは何と、家畜の飼葉おけでした。劇では、馬小屋らしい演出をします。しかし、本当の家畜小屋や飼葉おけがどれほど粗末で汚いものかご存じでしょうか?
-
はっつぁんとかおる姫(最終回)真っ白な世界
光のまぶしさに目を覚ましました。まぶたの裏が焼けつくような、強烈な光でした。太陽の光が雪に反射して、真夏のようにまぶしい朝が来ておりました。寝ぼけ眼のまま、コートを羽織り、ポケットにお財布を入れ、長靴を履いて外に出ました。
-
牧師の小窓(147)新しい年のための祈り 福江等
父なる神様、新しい年を迎えるに当たって、私たちはあなたの臨在と導きを必要としています。私たちは皆、さまざまな期待と希望を抱いております。しかし、あなただけが未来をご存じであり、あなただけが私たちの必要とする力と知恵を与えることのできるお方です。
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(60)ブラック企業に見えてはいけない 広田信也
自動車の排気ガスクリーン化のため、30年以上の歳月をかけ、心血を注いで勤務してきた私は、今から7年ほど前、お世話になった会社を定年退職した。神様は国内宣教師としての新たな道を示された。
-
なにゆえキリストの道なのか(175)神が愛ならどんな人でも天国に入れてくれたらいいのに 正木弥
神は愛だけではありません。愛であるとともに、あるいはそれ以上に、聖なる神であります。聖ということは義であることにつながり、汚い者、不義なる者、罪や悪と同居できない、そのようなものを受け入れることができないのです。
-
主は生きておられる(86)お世話様です 平林けい子
若い頃、この言葉を口にするのは少なかった。年を重ねるごとに「お世話様です」が増えてきた。今、右を向いても、左を向いても、朝、昼、夜、出会う人に「お世話様です」。それでも、一番の「お世話様です」はイエス様。
-
歴史の荒波に立つ信仰者 穂森幸一(121)
歴史書は必ずしも真実を伝えているとは限らないといわれます。後世の権力者によって都合がいいように捏造され、書き換えられることもあります。出土する考古学の資料によって一遍に歴史が塗り替えられるということは珍しいことではありません。
-
日本宣教論(81)生涯雇用と共同体 後藤牧人
さて、日本の社会にあっては現在、生涯雇用の慣用が崩れてきている。もしかして、この崩れによって職場の共同体は弱化し、あるいは崩壊していくのであろうか。もし日本社会における「職場の共同体」の基礎が生涯雇用なら、弱体化に向かうだろう。
-
キリストにより成就した癒やしの御業 万代栄嗣
17節に、これは預言者イザヤを通して言われたことが成就するためであったとあるように、イエスがお生まれになる何百年も前、旧約時代に預言者イザヤの書にこう書かれています。
-
子育てパパのキリスト教ひとり言(12)360度人生が変わる?
私が通っていた神学校の先生は「救われたキリスト者は360度回転した人生でなくてはならない」と語る。私が通っていた神学校の先生は「救われたキリスト者は360度回転した人生でなくてはならない」と語る。
-
神声人語―御言葉は異文化を超えて―(62)「栄光」 浜島敏
神をどう呼んだらよいか適当な言葉を見つけることよりも、神の属性にぴったり合った言葉を見つける方が難しいことがあります。その一つは「栄光」です。ナバホ語では、栄光を表すのは「輝くもの」という言葉です。
-
はっつぁんとかおる姫(5)長い夜
かおるは、通帳とにらめっこをしていました。はっつぁんのために、暖かいダウンジャケットを買ってあげようと思ったのです。しかし、生活費を切り詰めても、ダウンジャケットを買えるだけのお金は見当たりません。カレンダーを見上げてため息をつきます。
人気記事ランキング
-
花嫁(17)生き難く ところざきりょうこ
-
今、旧統一教会を知るための3冊 溝田悟士
-
私の助けはいずこに 穂森幸一
-
「世界迫害指数2025」発表 12カ国を「レッドゾーン」に指定
-
日本のカフェ文化と信仰・伝道 佐々木満男
-
南部バプテスト派出身初の米大統領、日曜学校で長年奉仕 ジミー・カーター氏の信仰
-
信仰によって受け取る「神の義」という恵み(10)成長は内側から 加治太郎
-
ヨハネ書簡集を読む(8)「神の内にとどまり、神が人の内にとどまる」―心を安らかにされること― 臼田宣弘
-
篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(208)聖書と考える「所さんお届けモノです!」
-
ワールドミッションレポート(1月9日):スーダンのケイガ・ジル族のために祈ろう
-
南部バプテスト派出身初の米大統領、日曜学校で長年奉仕 ジミー・カーター氏の信仰
-
今、旧統一教会を知るための3冊 溝田悟士
-
イエスを「真のメシア」と歌ってはダメ? クリスマスキャロルの歌詞巡る対応で賛否
-
2024年のトップ10ニュース(国際編)
-
石破茂首相がクリスマス礼拝に参加、礼拝出席は就任後初
-
2024年のトップ10ニュース(国内編)
-
21世紀の神学(25)AIの大災厄リスクと聖書が教える確かな「錨」 山崎純二
-
カンタベリー大主教が正式に辞任 英国国教会、全世界聖公会のトップ
-
日本のカフェ文化と信仰・伝道 佐々木満男
-
聖書に無関心な若者に向き合う教会ユース教師の物語 映画「笛を吹け」が日本語字幕化