論説・コラム
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孤児の父―ハインリッヒ・ペスタロッチの生涯(2)惨めな貧民たち
もう一人ハインリッヒに影響を及ぼした人物がいた。それは、ヘンクという村に住む祖父アンドレアスであった。ハインリッヒはよく母の手に引かれてこの祖父の所を訪ね、数日間泊まるのが習慣になっていた。
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月桃通信(9)県民投票成功も一顧だにされない沖縄 石原艶子
辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票は投票率52パーセント、反対が72パーセントで43万票、有権者の4分の1超えという結果となりました。沖縄の人たちと心ひとつにして支援してくださり、お祈りくださったすべての人たちに心からの感謝を申し上げます。
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京大式・聖書ギリシャ語入門(8)「私はあなたがたに平和を与える」―μι 動詞と形容詞の修飾時のルール―
今回は μι 動詞を学びます。聖書のギリシャ語において、現在形では大きく分類してこの ω 動詞と μι 動詞しかありませんので、現在形・能動(!)においては、もうほとんど動詞の学習は終了したといっても過言ではありません!
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日本宣教論(86)日本の宗教 後藤牧人
これまで見てきたように、日本の精神文化のすべてが「孤独への機会」という性質を持っているのであるが、宗教においてはどうであろうか。日本の宗教は、概して日本社会に対して3つの役割を果たしている。
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百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(12)五十嵐健治 篠原元
今日は、ある親子の会話から。ある日、父親が娘に「おい、お前。最近、うちの周りで痴漢が多いそうだから、注意しろよ」。すると娘は父親に答えます。「パパ。私は大丈夫よ!私みたいなブス、痴漢も襲わないわよ」。そんな娘に間髪入れずに父親が叫ぶのです。
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「聞く」姿勢を土台とした信仰 万代栄嗣
あなたの生活の中に、聞くということがあるでしょうか。最近は、聞く姿勢が少なくなっているかもしれません。情報や雑多な声が多すぎる一方で、自分の好きなものにふけっていればよいという引きこもり状態の人もいて、実は聞かない人がたくさんいます。
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牧師の小窓(156)病気と困難のための祈り 福江等
イエス様、あなたは私の体のすべてをご存じです。そして、この体が十分に機能していないこともご存じです。病気はストレスをもたらします。また、したいと思うこともできなくなります。
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なにゆえキリストの道なのか(184)人間は自然に返れば万事うまくゆく? 正木弥
ライオンは必ず毎日のように1頭のシマウマかカモシカかそのような動物を殺して食べなければならない。そうしないと自らが生きられない。肉食動物と食べられる動物はいつも追いつ追われつの毎日です。
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敬天愛人 佐々木満男
「待合場所は上野公園の西郷さんの銅像にしましょう」。私は東京台東区浅草で生まれ育ち、学生時代までそこを離れたことはなかった。地方から訪ねてくる人があると、いつも台東区上野駅近くにある西郷さんの銅像を待合場所にしていた。
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主は生きておられる(95)新しい聖書 平林けい子
娘からプレゼントされた大判の新しい聖書。開くのが、もったいない。毎朝、丁寧にそっと開ける。神様からのみことばがたっぷり。みことばがおいしくて、反すうする。反すうしていると、神様の声が聞こえるよう。
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新・景教のたどった道(4)景教研究の支援者 川口一彦
私の景教研究の支援者は、イーグレープ社長の穂森宏之氏です。退職されて出版社の「イーグレープ」を創立されたお話を聞き、青表紙の『シルクロードを東に向かったキリスト教 景教』を出版するように導かれました。それが2002年8月1日のことでした。
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教会の成長拡大に貢献する人財の育成(6)隣人こそ世界への入り口 ジョシュア佐佐木
私たちには、イエス・キリストから大切な命令が与えられています。それは、「大宣教命令」です。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい」という命令です。これは、私たちへのお勧めではなく、「命令」です。
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闇から光へ~的外れからの解放~(79)信仰告白 佐伯玲子
芸人時代の先輩であり、現・所属教会の主任牧師であるマルセ先生の紹介で臨んだ司会の仕事。久々な上、満身創痍だったにもかかわらず、無事務め上げられたのは、知らずして主のご計画に従った結果だったのでしょう。
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牧師の小窓(155)主の守りを求める祈り 福江等
父なる神様、悪しき者から守ってくださるように、頭を垂れてあなたに求めます。主よ。私たちは頻繁にテレビやインターネットや新聞の画像を通してあらゆる罪にさらされています。どうかあなたの防波堤とあなたの力で私たちを取り囲んでください。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(64)試練の中にある希望の光 広田信也
競泳女子日本代表で活躍している池江璃花子選手が、自身が白血病と診断されたことをSNS上に投稿したことが話題になっている。難しい病ではあるが、神様の支えが与えられ、ぜひとも回復していただきたいものである。
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なにゆえキリストの道なのか(183)千年王国はどう考えたらよいのか? 正木弥
いささか学問的で恐縮ですが、千年王国論とは、この世と来るべき世の間に、正義と繁栄と平和の千年期(長い期間)があるとするものです。これについては、初期の教会の時からさまざまな説があり、確定的見解は出ていないようです。
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主は生きておられる(94)今一番心の中を占めているものは 平林けい子
経験したことのない、寝ても覚めても首、頭の後頭部の痛さ。首のゆがみを発見。薬と装具をつけて痛みを追いやる。イエス様に聞かれた。今、あなたの心を占めているのは何?痛みからの解放です。イエス様の顔がかげった。
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三浦文学の魅力と底力(10)三浦綾子さんの死の衝撃 込堂一博
1999年7月に容体が急変した三浦綾子さんは、旭川リハビリテーション病院に転院後、8月下旬から9月にかけて体調が安定してきました。ところが9月5日朝、容体が悪化し、看護師が駆け付けると心肺停止の状態でした。
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経済破綻からの脱出の道 穂森幸一(125)
先日、モーニングセミナーで薩摩藩の財政改革を行った調所広郷(ずしょ・ひろさと)の7代目、調所一郎氏の講話を聞く機会がありました。もし調所広郷がいたら、どんな会社でも立ち直ることができると言われるほど、とても有用な改革者です。
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コヘレト書を読む(17)「今が大切」―昔の方がよかったのはなぜかと言うな― 臼田宣弘
前回は、7章1~10節にあります7つの比較級のトーブ(טוֹב)のうち、前半の4つについてお伝えしました(トーブは「良いこと」「幸福」「満足」「まさる」などに翻訳されます)。今回は後半の3つについてお伝えします。
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