クリスチャンはなぜ神社を参拝しないのか。
クリスチャンが信仰している神は、唯一無二の絶対神です。ほかにいない方です。
クリスチャンはその神の子です。神の子からすれば神は父(親)です。ほかのものは神でなく、親でもないと見ています。ですから拝みません。ほかのものとしてそれなりに敬意は払っていますが、拝むべき相手とは考えません。
人が自分の実の父あるいは母がいるのに、その方を差し置いて、ほかの知らない人を「お父さん」「お母さん」といって敬意の念を示すなら、実の父あるいは母は憤慨して怒るでしょう。それと同じです。そうした理由から、聖書の十戒ではその第1番目に「あなたにほかの神々があってはならない」、第2番目に「偶像を拝んではならない」「造ってはならない」と書いてあります。これに従っています。
クリスチャン以外の方が、菅原道真を拝もうと、狐を拝もうと、ワニを拝もうと自由です。信教の自由が日本国憲法第20条で堅く保証されていますから、その礼拝や信仰を尊重します。ですから、クリスチャンが神社の神を参拝しないことも尊重してください。
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