聖書をメガネに
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聖書をメガネに 私の実践的牧会論(その1)
牧会は、牧会者。牧師だけがするとの理解と主張に違和感を覚え続けてきました。これに対する私なりの牧会理解と主張の要点を、沖縄で20年近く礼拝の生活を共にした中嶋聡兄が、私の著作集1『愛の業としての説教』に書いた推薦文において、よく言い表してくださっています。
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聖書をメガネに 我は聖霊、聖なる公同の教会、聖徒の交わりを信ず(その7)
今回の考察の締めくくりとして、やはりローマ8:18~25に言及せざるを得ません。1963年9月に始めたニューイングランドでの3年間の学びを通して、ローマ8:18~25は、私の心の奥深く刻まれ、その後の歩みの基盤となりました。
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聖書をメガネに 我は聖霊、聖なる公同の教会、聖徒の交わりを信ず(その6)
時代と地域を越え、一つの、聖く、あらゆる人間的な差別の壁を越える、聖なる公同の教会を信ずと告白するため、その根拠、ヨハネ17章が描く大祭司イエス・キリストの祈りにひたすら目を注ぐ必要があります。特に、「一つ」について、20~23節の箇所で繰り返し強調しています。
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聖書をメガネに 我は聖霊、聖なる公同の教会、聖徒の交わりを信ず(その5)
私たちの今の考察を、少し俗っぽい切り口から確認したいのです。それはアンチ「ここだけの話」と表現したい切り口です。「聖なる公同の教会」の「公同」の文字と内容は、輝いて見えます。先に「記憶と記録」を連載で論じた際も確認しました。
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聖書をメガネに 我は聖霊、聖なる公同の教会、聖徒の交わりを信ず(その4)
もう一つの切り口は、聖霊ご自身と聖書、教会の関係をどう受け止めるか。以下の3関係理解と言えます。① 聖霊ご自身と聖書の関係、② 聖霊ご自身と教会の関係、③ 聖書と教会の関係。私たちが教会と呼ぶ際、特定の地域の、特定の教団教派の地域教会を普通指します。
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聖書をメガネに 我は聖霊、聖なる公同の教会、聖徒の交わりを信ず(その3)
今回は、前回の徹底した聖霊(ご自身)信仰と不可分な徹底した聖書信仰を、上記のⅡテモテ3:16、17を手掛かりに確認したいのです。そうです、Ⅱテモテ3:16、17では、聖書の特徴また有効性について明言しています。
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聖書をメガネに 我は聖霊、聖なる公同の教会、聖徒の交わりを信ず(その2)
使徒信条の「我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり(中略)を信ず」の部分に焦点を合わせます。その上で、3点に注目し、徹底的な聖霊(ご自身)信仰と徹底的な聖書信仰が指し示す聖霊(ご自身)論を少しでも深め、展開したいのです。
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聖書をメガネに 我は聖霊、聖なる公同の教会、聖徒の交わりを信ず(その1)
「聖書をメガネに」と言うとき、当然聖書をどのように読むかが課題になります。その答えとして、私なりに、聖書を「使徒信条」と対話しながら読み進める道を選んできました。この道を、一人の人間・キリスト者、そして牧師・神学教師として、60年前後歩んできました。
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聖書をメガネに 時は、御手の中に(その2)
聖書に見る時・時間の基本理解を確立するため、大切な手引きとなるもう一つの聖句は、マタイの福音書1章1節「アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図」です。
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聖書をメガネに 時は、御手の中に(その1)
昨年4月から小紙の働きに参加し、2年目の後半を迎えています。今あらためて、時・時間の基本理解を確認する必要を覚えます。「聖書をメガネに」と提唱し続けているのですから、聖書に見る時・時間について、私なりの基本理解を明らかにする責任があります。
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聖書をメガネに 洗礼の証し、福音・良き訪れへの応答がニュースに
小紙の働きに参与して編集会議に加わるようになった当初から、話題に上がっていても、今日まで実現していない一つの課題があります。それは、洗礼を受けた方々の証しを小紙に掲載し、個人、家族、地域教会の喜びを、さらに波紋のように広げていくことです。
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聖書をメガネに 戦前と戦後を結ぶ平和の絆、一人一人の存在と役割(その4)
田畑忍編著『近現代日本の平和思想』では、「Ⅰ 明治時代の平和思想」「Ⅱ 正期と昭和前期の平和思想」の2つの章において、担当の専門家が36人の多様多彩な人物一人一人の生涯と思想に焦点を当て、平和憲法の思想的源流を多方面から明らかにしています。
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聖書をメガネに 戦前と戦後を結ぶ平和の絆、一人一人の存在と役割(その3)
田畑忍編著『近現代日本の平和思想』で紹介されている「徴兵を拒否した矢部喜好」の項目を特別な関心を持って読み、深く感動しました。そのきっかけは、70年代、青梅キリスト教会牧師時代に、矢部春夫人と個人的な交流があったからだと、前回報告しました。
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聖書をメガネに 戦前と戦後を結ぶ平和の絆、一人一人の存在と役割(その2)
田畑忍編著『近現代日本の平和思想 平和憲法の思想的源流と発展』(ミネルヴァ書房)の明治時代の平和思想において紹介されている19名の人物の最後は、「徴兵を拒否した矢部喜好」です。
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聖書をメガネに 戦前と戦後を結ぶ平和の絆、一人一人の存在と役割(その1)
戦前の教会や大学、さらに各個人について小紙で言及する際、イデオロギーに基づくレッテル貼りを避け、できるだけ丁寧に事実判断を大切にしたい。その願いに沿って、インタビューや講演会の取材などを通して、学ぶ記事の掲載を重ねてきました。
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聖書をメガネに 恩師特愛の聖句・エペソ4章15節に励まされ
戦後70年を意識し、8月15日掲載の記事を念頭に置き備えてきた小紙の歩みに、多数の読者の方々から応答があり、一同励まされ感謝しました。確かに、取材拒否や連載中止といった圧力はあります。
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聖書をメガネに クリスチャントゥデイにおける読者の位置(その4)
クリスチャントゥデイにおける読者の位置について、幾つかの根源的な点について考えてきました。日々の記事を掲載しながら、制約の中でも基盤となる思索を継続します。今回は最後に、クリスチャントゥデイにおける読者の本来あるべき位置の実現を目指し、一つの実際的な試みの案内を致します。
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聖書をメガネに クリスチャントゥデイにおける読者の位置(その3)
クリスチャントゥデイにおける読者の位置を考える基礎として、さらにマタイの福音書6章24節を覚えます。高校時代、私の生涯を決定的に左右した聖句です。
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聖書をメガネに クリスチャントゥデイにおける読者の位置(その2)
「クリスチャントゥデイにおける読者の位置」との課題を、続けて考えます。あらためてクリスチャントゥデイは非人格的存在・組織である事実を、明確に認識する必要があります。
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聖書をメガネに クリスチャントゥデイにおける読者の位置(その1)
記者やコラムニストの書き手と、読み手である読者の両者があって初めて、クリスチャントゥデイが成り立つ事実は、今までもそれなりに承知していました。
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