論説・コラム
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温故知神―福音は東方世界へ(105)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本50 川口一彦
<現代訳>高宗皇帝は先祖を引き継ぎ、さらに会堂を築き、広い会堂は中国全土に満ちました。真の教えの景教を宣明し、礼拝は景教指導者によって行われます。人は楽しみと安らぎを受け、物は災難がありません。<解説>高宗皇帝の時代について要略し、景教の働きにより中国は平安であったと記します。
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月桃通信(3)闇は光に勝たない 石原艶子
翁長知事さんが命を懸けて死の直前に撤回を表明され、力尽きて、副知事さんに託されて逝ってしまわれました。最後まで県民との約束を守り、真実を貫かれました(言いたくはありませんが、県民を裏切った前知事と180度違いました)。
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百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(3)インマヌエル・カント 篠原元
8月も残りわずかとなりました。3週間ぶりの百人一読ですが、皆さんはこの夏をどのように過ごしましたか?海に行った方もいるでしょうね。「海は汚れるから、私はプール派なんですよ」という人も多くいるでしょうね。また、「この夏、恋人ができました~!』という方もいるかもしれませんね!
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FINE ROAD(82)ポーランドの教会堂を訪ねて(5)シュチヤュルフカの木造教会とザコパネの町 西村晴道
ザコパネはポーランドの最南部、スロヴァキアとの国境地帯にある町。行く手に白い雪を頂いた高い山々が見えてきた。どこまでも緑の平地ばかりのポーランドには珍しい風景だ。タトリ山脈といい、2千メートル級の山が連なり、山の向こうはスロヴァキア領。ポーランドで一番高い山は2499メートル。
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闇から光へ~的外れからの解放~(66)肉腫の疑い 佐伯玲子
2009年7月。正式に離婚が成立しました。公証役場・家庭裁判所・市役所と、面倒な手続きはすべて私1人で行い、言い出した本人は急ぎ立てるだけで終わりました(^_^;)。そういうケースは、割と多いそうです。
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ブーゲンビリアに魅せられて(3)異文化を自然に理解―教師も学生も多国籍 福江等
アジア・パシフィック・ナザレン神学大学院(以下「マニラの神学校」と表記します)は、創立27年になる比較的新しい学校です。理事会は、アジア・太平洋地域のさまざまな国のキリスト教の指導者たちで構成されています。
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ナッシュビルからの愛に触れられて(23)ゴスペル合宿で学生たちが自ら祈ることを決心! 青木保憲
2012年に2回目の来日となったクライストチャーチクワイアのメンバー。彼らへの特別なお願いとして、音楽や英語好きな大学生との泊まり込み合宿に取り組んでもらいたい、というものがあった。
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なにゆえキリストの道なのか(157)正しい人でもキリストを信じないと救われないか 正木弥
人間の心は深いもの!その深いところを探ってみると、往々にして、いやらしいもの、ずるいもの、密かな敵意や憎しみ、恥ずかしい欲望などが潜んでいるものです。ここにそういった悪いもの汚いものが一切ない“正しい人”がいたとしましょう。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(53)王道を歩みたい 広田信也
日本宣教に効果的なアイデアはたくさんある。やってみればそれぞれが成果を生み、宣教はある程度拡大するだろう。しかし、日本文化に影響を与え、多くの日本人がキリストの福音に触れるための基盤となるアイデアはそれほど多くない。
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主は生きておられる(68)純粋な心 平林けい子
イエス様、純粋な心を与えてくださいと祈っていた。それはちがっていた。純粋な心は、苦しむことによって信仰がためされて、純粋化されると読んだ。苦しまずして純粋な心を求めていた、不純な私をイエス様、お赦しください。
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8泊10日世界一周の旅(最終回)エキュメニズム、異文化と現代社会の多様性、宗教多元主義の考察 田頭真一
前回の学位授与で紹介した神学大学院基金(米インディアナ州)は、第2バチカン公会議(1962〜65年)に端を発する、カトリックとプロテスタントのエキュメニカルな対話から始まっています。目指すところはカトリックとプロテスタントの合同。
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永遠の関係性 穂森幸一(112)
私はキリスト教冠婚葬祭を仕事にしていますので、葬儀の司式をすることもありますし、裏方さんとしてお手伝いすることもあります。しかし、先日は特別な葬儀に携わることになりました。私が洗礼を授け、22年間集会を共にしていた姉妹の葬儀の司式をしました。
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雪よりも白く(6)なぜ罪があるのか 榮義之
あなたは罪人ですよと言われて、教会に行くのをしばらくやめ、惨めさの中にもがいていました。牧師の話を聞き、人間は皆、罪人であることを知りました。最初の人間アダムが神に背いて以来、全人類は罪の中に生まれ、死ぬ存在となってしまいました。
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日本宣教論(72)米国の黒人キリスト教会 後藤牧人
米国の黒人キリスト教会は、独自の発展を遂げている。奴隷制時代には、黒人は書くことを禁止されており、手紙を書いたり、日記を付けたりできなかった。読み書きができると黒人間のコミュニケーションが成立し、反乱の原因になる。こうして黒人の団結の手段となるものは、すべて禁じられていた。
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神声人語―御言葉は異文化を超えて―(53)救い主は「私たちの手を取ってくださる方」 浜島敏
救いは、贖(あがな)いという客観的事実を、主観的に実感することであります。シピーボ人は、救いは「生きるようにする」という意味だと言います。もし、罪の支払う報酬が死である(ローマ6:23)とすれば、救いは確かに命であります。
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人の命と神の恵み 万代栄嗣
今日開きました箇所には、2つの大きな真実が語られています。人は生まれて命を受けた以上、必ず死ななければなりません。そして同時に、死後、神の前に立ち、裁きを受けることが定まっていると聖書は語ります。
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福音の回復(67)「悪」とは何?―「悪」の正体を明らかにする― 三谷和司
「悪」とは、一体何なのだろう。「悪」という言葉は当たり前のように使われているが、「悪」の正体とは一体何なのだろうか。「悪」とは、「人間にとって有害な諸事象」を総称した言葉である。だが、それは「悪」の外見を述べているだけで、「悪」の正体ではない。
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ブーゲンビリアに魅せられて(2)神学学び高知で牧師―米国留学が転機に 福江等
アジア・パシフィック・ナザレン神学大学院は、牧師、宣教師、教師などを養成する大学院です。そもそもなぜ私がそのような学校で教えるようになったのか、まずその経緯をお話ししたいと思います。
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なにゆえキリストの道なのか(156)人は善い行いをしないと救われないのか 正木弥
人は、なかなか善行ができません。すると、多くの人は救われないことになります。仮に、いささかの善行ができたにせよ、それの何倍かの罪を犯しています。善行は到底、罪を帳消しにするものではありません。
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21世紀の神学(3)青山繁晴氏が相いれないと感じる教理について 山崎純二
青山繁晴氏が、キリストの復活を100パーセント確信していること、それにもかかわらずキリスト教とならないのは、キリスト教の幾つかの教理がご自身の信条と合わないからであるとおっしゃっていたことを、前回まで紹介しました。
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