論説・コラム
-
福音の回復(61)本当の苦しみは何?本当の慰めは何?(後編) 三谷和司
神が人にされる「本当の慰め」は、人が抱えている「本当の苦しみ」を解決することに向かう。ゆえに、「本当の苦しみ」が分からなければ「本当の慰め」も見えてこない。そこで、前編では「本当の苦しみ」とは何かを調べた。
-
福音の回復(61)本当の苦しみは何?本当の慰めは何?(前編) 三谷和司
本当の苦しみとは、一体何なのだろう。人は病気になったり、人間関係に行き詰まったり、経済的に行き詰まったり、失敗したり、天変地異に見舞われたり、大切なものを失ったり、そうした困難な出来事に遭うと苦しみを覚えるが、それが本当の苦しみなのだろうか。
-
なにゆえキリストの道なのか(144)短いこの世の人生を最大限に楽しく生きればいい? 正木弥
死後は“無”(何もない)という人にとっては、永遠でないという余地もありますが、それは議論だけのことで、実際には、大半の人が霊魂が何らかの状態で存続していると考えているようですね。
-
のりぼと神様(最終回)どうしようもない「思い」
のりぼはフロアで昼食の焼きそばを1人で食べました。おばさんは遠くの席で食べているのが見えました。そしてフロアを眺めると、先ほど、あちらの世界で「世界の終わりが近づいた!」と叫んでいた青年も遠くの席にいるのが見えました。
-
主は生きておられる(55)イエス様にエスコートされて 平林けい子
昼下がり、用事で出かけた。今日は杖なしで大丈夫。イエス様がエスコートしてくださるから。郵便局、マーケット、用事をすませて帰り道、イエス様と話しながらゆっくり歩く。「どの木も芽が出ていますね」「そよ風が気持ちいいね」「花が咲こうと待っていますね」
-
温故知神―福音は東方世界へ(98)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本43 川口一彦
郭子儀が765年にリーダーとなって、ウイグル軍の協力を得て吐蕃らの軍を平定したときに従軍したのが伊斯でした。この時代は、中国西側方面が不安定となっていました。唐軍はなぜ彼を従軍に召し出したのか。
-
ナッシュビルからの愛に触れられて(20)2年目を迎えて「Holy Ground」のジェロン・デイヴィス登場!
ナッシュビルとの運命的な出会い、そして結果的に3カ月ごとに深めていった友情、これらは2011年の出来事として、私の中で一生忘れることのないものとなろう。
-
FINE ROAD(75)シンガポールの旅シリーズ1 聖アンドリュース大聖堂 西村晴道
今回の視察は、トラスコット先生の招きにより実現した。昨年先生が2度にわたり来日され、研究調査に協力した際、ぜひシンガポールの教会も案内したいという親切な申し出を受けたので、世界的に注目されている都市シンガポールの教会を見ることができた。
-
百人一読―偉人と聖書の出会いから―(95)トーマス・マコーリー 篠原元
トーマス・マコーリー。皆さんは、この人物をご存じですか?「はい!もちろんです。彼は・・・」と説明できる方は、スゴイですね。『100人の聖書』で紹介する人物の中では、かなり知名度の低い方かもしれません。
-
闇から光へ~的外れからの解放~(59)子育て 佐伯玲子
元夫A立ち会いのもと、私は3780グラムの大きな男の子を無事出産しました。妊娠中、体重調整で減量しても、息子の体重は増えていく!という効率の良さで、スクスク育っていたのです。その分、お産は大変でしたが、息子誕生の喜びはそれに勝るものでした。
-
癒やしの大きな流れに飛び込もう 万代栄嗣
今日開きましたマタイ15章、カナン人の女の信仰から、私たちも神からの豊かな恵みを頂き損ねないよう、学びましょう。イエスは、ツロとシドンの地方、つまり異邦人の地に行かれました。そこに1人のカナン人の女が現れました。
-
牧師の小窓(132)ビリー・グラハム名言集・その1 福江等
去る2月21日に主の御許に帰っていかれたビリー・グラハム師の書き残された書物の中から、40の力強い名言を拙訳してみたいと思います。これはガイドポスト誌(英文)に記載されたものです。
-
なにゆえキリストの道なのか(143)死後の世界はどんなものか 正木弥
昔からかなりの人々が「死んだら無になる」と漠然と考えてきました。しかし、それはどこに根拠があるのでしょうか。肉体は崩れ、小さく小さく分解して結局元素にまで分解するのですが、その分解により魂まで機能停止し、霧消してしまう、と考えるようです。
-
のりぼと神様(7)天のオーロラ
「おかえりなさい。分かりかけた?イエス様がなぜお生まれになったか」。そう聞いたのは確かにルビーでした。のりぼは白い繭(まゆ)でできた洞窟に寝ころんでいました。繭は金色に輝いて、ところどころにスミレのような花をつけています。
-
主は生きておられる(54)あいさつ 平林けい子
朝、目が覚める。イエス様、おはようございます。朝よ、おはよう。夜の次は朝。当たり前なのに、当たり前ではない。年を重ねて、深い思いをこめて、朝よ、おはよう、昼よ、こんにちは、夜よ、こんばんは、とあいさつする。
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(46)視座を低くされる恵み 広田信也
人は、成長の過程で少しずつ自分の視座を高くすることを学んでいく。幼いころは、見たり聞いたりしたことをそのまま受け入れるが、経験を積むに従い、物事の背後にある社会の構造や歴史の背景、人の心の動きなどにも配慮できるようになる。
-
異邦人の中で輝く光となる 穂森幸一(105)
ある会社にお茶くみ要員と揶揄(やゆ)される女子社員がいました。彼女の仕事は会社にお客さんが来たら、お茶を入れるとか、コピーをとる、あるいは簡単な事務処理をするということでした。営業や企画などには関わっていませんでした。
-
ヘボンと日本語訳聖書誕生の物語(4)ヘボン先生、こんにちわ!
成仏寺に外国人が来たといううわさはすぐに広がった。日課としている朝の散歩に出れば、通りがかりの家で犬がワンワン吠えつき、子どもたちは珍しいものでも見るように騒ぎ立てた。彼らは後について歩き、中には石をぶつける子もいた。
-
日本宣教論(65)従来のキリスト教と聖書観 後藤牧人
これまでに戦争責任、天皇制、神道イデオロギーなどについて簡単に述べてきたが、問題は日本の側だけにあるのではなく、数百年というスパンで考えれば、問題はむしろ欧米のキリスト教国の側に多くあったことを発見した。
-
百人一読―偉人と聖書の出会いから―(94)マハトマ・ガンディー 篠原元
世界中の多くの人に知られている、有名なガンディー。1869年10月に英国領インドで生まれ、弁護士、政治指導者として活躍。英国からインドが独立するための運動を導いた彼は、インド独立の父と呼ばれています。よく知られるのは、非暴力、不服従の提唱です。
人気記事ランキング
-
南部バプテスト派出身初の米大統領、日曜学校で長年奉仕 ジミー・カーター氏の信仰
-
今、旧統一教会を知るための3冊 溝田悟士
-
イエスを「真のメシア」と歌ってはダメ? クリスマスキャロルの歌詞巡る対応で賛否
-
2024年のトップ10ニュース(国際編)
-
石破茂首相がクリスマス礼拝に参加、礼拝出席は就任後初
-
2024年のトップ10ニュース(国内編)
-
日本のカフェ文化と信仰・伝道 佐々木満男
-
カンタベリー大主教が正式に辞任 英国国教会、全世界聖公会のトップ
-
21世紀の神学(25)AIの大災厄リスクと聖書が教える確かな「錨」 山崎純二
-
聖書に無関心な若者に向き合う教会ユース教師の物語 映画「笛を吹け」が日本語字幕化