国際
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フィリピンのローマ・カトリックの信者150万人、奇跡を祈り「ブラック・ナザレ祭」の行進に参加
8日午前から9日にかけて、フィリピンのローマ・カトリックの信者約150万人が、マニラで行われる毎年恒例の「ブラック・ナザレ祭」の行進に参加し、約1世紀前に作られた等身大のイエス像を運び、奇跡を祈った。警察官と兵士約5千人が、20時間にわたる行進を警備するために配置された。
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米国最古のモスク、クリスチャンでイスラム教徒入国禁止発言のトランプ氏を招待
米アイオワ州にある同国最古のイスラム教のモスク(礼拝堂)「ザ・マザー・モスク・オブ・アメリカ」が、イスラム教徒の全面入国禁止を訴えた、共和党で最有力の次期大統領候補、ドナルド・トランプ氏を招待した。
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中東でのキリスト教の驚くべきうねり
数百万人のキリスト教徒が中東から脱出し、キリスト教発祥の地からキリスト教人口が減少していく中で、異例の現象が起こっている。近隣の国々で大規模な流出があるただ中で、このイスラム教が厳格に支配する地域でキリスト教人口が急上昇しているのだ。
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英ロックシンガーのデヴィッド・ボウイさん、がんとの闘いの末死去
誕生日に最後のアルバムとなった「★」(ブラックスター)を発売した3日後の10日、英ロックシンガーのデヴィッド・ボウイさんががんとの闘いの末亡くなった。69歳だった。長年制作を共にしたプロデューサー、トニー・ヴィスコンティは「★」を「別離の贈り物」と呼んだ。
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キリスト教一致祈祷週間の式文をスマホで 人気聖書アプリ「ユーバージョン」が協力
キリスト教一致祈祷週間のための資料が今年初めてスマートフォンやパソコン、タブレットで利用できる。世界教会協議会(WCC)が人気聖書アプリ「YouVersion(ユーバージョン)」との協力を企画した。
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イスラム教に改宗した女性IS戦闘員、かつてはクリスチャン 父親が証言
過激派組織「イスラム国」(IS)の最近の処刑動画に登場した、英国出身の女性IS戦闘員、グレース・デアさん(25)は、かつては教会に行くことを愛する敬虔なキリスト教徒だったと、彼女の父親が語った。彼女には4歳の息子もいる。
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キリストの愛がどのようにして多くの孤児たちに届いているか グアテマラ
グアテマラで最近、ホセくんに出会った。その時、私は不意を突かれた。グアテマラ市のすぐ近くにある国営の子ども向けシェルターを訪問していた。シェルターにいる800人の少年少女たちはみな、何らかの理由によって国が後見人となっていた。
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「極限的にひっ迫した」危機に見舞われるシリア人 生存のため犬・猫・草食べる
3つの街で包囲されているシリア人が「極限的にひっ迫した」人道的危機に見舞われており、飢餓のゆえに犬・猫・草を食べ始めた者もいると赤十字国際委員会(ICRC)が警告した。この危機は政府が掌握しているフォアやカフライヤの街々にも波及している。
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WCCの指導者ら、朝鮮半島の情勢に憂慮を表明 北朝鮮の核実験受け
北朝鮮による核実験を受けて、世界教会協議会(WCC)は「破滅的な紛争の危険を増大させる措置よりもむしろ、停戦状態を終わらせ、朝鮮半島の平和的共存のために、緊張を減らし、対話を促進し、そして交渉を促すための率先した行動に力を注ぐよう」呼び掛けている。
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イランでキリスト教会の資産を不法に接収、モスクに転換
イランで2年前に当局によって不法に接収された教会所持の土地が、イスラム教の祈りのセンターの予定地となる。土地の所有者であるテヘラン西部にあるカルデア・カトリック教会は、政府に対して土地を返還するよう幾度となく要請してきたが、無駄に終わったという。
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ガリッサ大学が再開 キリスト教徒の学生は残る恐怖のために出席できず
過激派組織「アルシャバブ」(ソマリア)により148人が殺害されてから9カ月がたったケニア北部のガリッサ大学が再開した。しかし、800人強いた学生のうち、講義が再開するときには60人しか復帰しない見込みであり、そのほとんどはイスラム教徒だ。
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ユリウス暦採用の正教会・東方教会、主の降誕祭を祝う(動画あり)
ユリウス暦(旧暦)を採用している正教会や東方教会は7日、主イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)の降誕祭を迎えた。このうち、正教会のエルサレム総主教庁は7日、前夜から行われた祝祭の様子を撮影した180枚を超えるカラー写真をフェイスブックに掲載した。
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祈祷会の最中にヒンズー過激派が教会を包囲、キリスト教徒15人が逮捕される
インドのカルナータカ州で、祈祷会の最中に教会が包囲され、キリスト教徒15人が強制改宗の罪で逮捕された。「信者教会」と呼ばれる福音派プロテスタント教会で、新年を迎えるための祈祷会を行っていたが、警察が集会を中断し、中にいた参加者を逮捕した。
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イスラム過激派の襲撃続くナイジェリアでアフリカ最大のイエス像公開
ナイジェリアのある村では、アフリカ最大の高さ28フィート(約9メートル)、重さ40トンのイエス・キリスト像を公開して新年を祝った。彫像は、イエスが歓迎の姿勢で両腕を広げる姿をかたどっており、『Jesus de Greatest』と名付けられた。
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ロシア正教会の総主教、主の降誕祭のメッセージを発表 ウクライナの人々へ「特別な言葉」も
ロシア正教会モスクワおよび全ロシア総主教のキリル1世は5日、同教会の公式サイトで、主教や神父、修道士、修道女、兄弟姉妹に宛てた主の降誕祭のメッセージを発表し、降誕祭と新年に当たって主イイスス(イエス)の豊かな慈しみと憐れみがあるようにと祈った。
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冒とく罪で死刑判決を受けたアーシア・ビビさん、迫害者を赦す
冒とく罪で死刑判決を受けたキリスト教徒のアーシア・ビビさんは、収容後7回目のクリスマスを迎え、「クリスマスは神の憐れみを祝う時です。私は迫害した人たち、濡れ衣を着せて告発した人たちを赦(ゆる)します。そして彼らの赦しを待ちます」と語った。
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説教中に銃を持った男が教会に乱入、キリストを受け入れ立ち去る 米ノースカロライナ州
ノースカロライナ州の小さな教会で、地域で増大している暴力について牧師が説教で話していたところに、半自動小銃を持った男が押し入った。男は牧師になだめられ、説教の間は席に座り、招きの時間にキリストを受け入れた。
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ホバーボード使用司祭の資格停止、「いつくしみの特別聖年には厳し過ぎる」との声も
クリスマスイブのミサでホバーボードを使用したアルベルト・サン・ホセ司祭が、ローマ・カトリック教会サンパブロ教区により資格を停止されたことは、教皇の「いつくしみの特別聖年」の精神に反するとして、ソーシャルメディアのユーザーが教会に抗議した。
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カトリック教会、クリスマスイブのミサでホバーボード使用したフィリピン司祭の資格停止
クリスマスイブのミサでホバーボードを使用していたフィリピンの司祭が、聖体拝領で「無礼を働いた」としてローマ・カトリック教会サンパブロ教区により資格を停止された。司祭は謝罪しており、同様のことを2度と起こさないことを約束した。
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2015年にクリスチャンに強いインパクトを与えた5つの事件
銃撃事件、テロ事件、内戦、国境を越える難民など、2015年の悲しい出来事は事欠かない。また、喜ばしいことも幾つかある。主流のメディアではあまり報道されなかった事件や問題の中でも、クリスチャンたちにとっては心動かされるものがあった。
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韓国の諸教会が連合礼拝・大祈祷会、ソウル中心部に110万人 同性婚反対など訴え
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