ペンテコステ世界親交会(PWF)は9月7日から10日まで、ブラジル南東部の都市・サンパウロで第24回ペンテコステ派世界会議を開催する。同会議の実行委員長はプリンス・グネラトナム牧師・タンスリ・博士(マレーシア、「タンスリ」は同国の国王から授与された名誉称号)で、PWFはこの会議が「ペンテコステ派では世界最大の催し物」だとしている。
「3年に1度、ペンテコステ世界親交会はペンテコステ派で聖霊に満たされた指導者たちのためにペンテコステ世界会議を開催している。1947年5月、スイスの牧師であるレオナルド・ステイナー、デイビッド・J・デュ・プレシス、J・ロズウェル・フラワーとドナルド・ジーがペンテコステ派の指導者たちのために会議を開催した。3千人がこの最初の会議に出席した。3年に1度の会議が続き、1961年にこの祝祭的な集会は公式にペンテコステ派世界会議と名付けられた」と、同会議の実行委員会は説明している。
「今回はブラジルのサンパウロで初めて世界中のペンテコステ派の指導者たちが集まることになる」と同委員会は述べるとともに、「聖霊が世界中でなしておられることによって軌道に乗ろう。今日最も力強い演説者たちのうちの何人かから、力強い啓示を受けて聖霊の力を授かろう。世界中の指導者たちと交流し交わろう。世界中で聖霊が新たに注がれるために、促され、備えよう」と呼び掛けている。
PWFはペンテコステ派の教会やグループの相互の合意による協力団体。福音を地の果てまで伝え、互いのために祈り、福音伝道と宣教の務めのために支え合い励まし合うこと、信仰や社会正義および迫害されている信者たちを守るべく、この世界と政府に対して自らを位置づけることなどを目的としている。
この会議の公式英文サイトによると、この会議のための祈りや奉仕などを通じた準備が2014年11月から進められてきているという。演説者たち全員の顔ぶれはこのサイトでまだ発表されていないものの、同サイトでは参加者の登録を受け付けている。また、同サイトではこの会議の生中継も予定されている。