国際
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2015年に迫害にひんした、忘れられたクリスチャンたち
クリスチャンに対する迫害の事件が、昨年も頻繁に報道された。中東地域での深まる混沌から、中国浙江省での教会破壊まで、2015年は世界で最も迫害されている少数派の一部にとって、苦難の年であった。昨年一年間で起きた事例の一部を見てみよう。
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教皇「自分のことしか考えず、心を閉ざす無関心が平和の敵」 新年の集いで
教皇フランシスコは1日、バチカン(ローマ教皇庁)のサン・ピエトロ広場で開いた祈りの集いで、「平和の敵は戦争だけではない。自分のことしか考えず、心を閉ざす無関心が平和の敵」と語った。新年ミサでは、「より正しく、兄弟愛に満ちた世界」の建設を訴えた。
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米カトリック週刊誌が同性愛カップルを「時の人」に
米週刊紙『ナショナル・カトリック・レポーター』が、「パーソン・オブ・ザ・イヤー」(時の人)に同性愛カップルを選出した。選ばれたのはグレッグ・バーク氏とマイケル・デレオン氏で、2人は積極的なカトリック活動家としても知られている。
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バチカン、「パレスチナ」を国家承認 包括協定発効で
バチカンは2日、パレスチナを国家として承認する両者間の包括協定が発効したと発表した。「パレスチナにおけるカトリック教会の生活と活動が持つ不可欠な諸側面を尊重する一方、同時にこの地域における紛争の交渉による平和的解決のための支援を再確認する」としている。
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東南アジアの次期大主教、マレーシアの宗教多極化に対して警告
来月に聖公会の東南アジア大主教になる西マレーシアのング・ムーン・ヒング主教は、マレーシアの諸宗教・民族の多極化が「非常に重大な段階」に達したと警告した。ヒング主教は、「異なる共同体が持つ多様性の尊重」がなければ「この国は崩壊してしまうだろう」と語った。
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シリア正教会アンティオキア総主教庁、年末の自爆テロに対する非難声明を発表
シリア正教会アンティオキアおよび全東方総主教庁は12月31日、同日にシリア北東部のトルコ国境にある都市、カーミシュリーで起きた自爆テロを受けて、これを非難する声明を首都ダマスカスで発表した。
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「信仰は山を動かし横切った」 キューバ難民、米国に向けコスタリカ通過許可 教皇の訴えを受け
コスタリカで立ち往生させられていた8000人のキューバ難民をめぐる危機は、27日のアンジェラスの祈りの後、ローマ教皇フランシスコからの訴えが中米諸国の会議へとつながり、それが人道的な解決策に達したのを受けて解決された。
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キャンパス・クルセード・フォー・クライストの共同創立者ボネット・ブライト氏、89歳で召天
著名な伝道者である故ビル・ブライト師の妻でキャンパス・クルセード・フォー・クライスト共同創立者のボネット・ブライト氏が23日、急性白血病の合併症により召天した。
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「キリスト教の刷り込み」理由で子ども5人を保護 世界中のキリスト教徒が抗議行動を計画 ノルウェー
ノルウェーの児童福祉局が「急進的なキリスト教を刷り込んでいる」として5人の子どもを保護した事件で、世界中のクリスチャンがノルウェー大使館に対し、子どもたちの解放を求める平和的な抗議活動を計画している。
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世界最古のコーラン、ムハンマド存命中に内容変更か
英バーミンガム大学が今年初めに発見して話題となった、1370年前のものとされる世界最古のコーランに関する最新の研究から、一部の学者は、その内容が、フスタートにあるエジプト最古のモスクのために編さんされたものだと見ている。
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英国国教会とスコットランド国教会、歴史的な合意により接近
英国国教会と長老派のスコットランド国教会が歴史的な合意を結び、その距離を縮めた。それぞれの総会で来年議論される予定の「コルンバ宣言」には、霊的交わりと使命において共に近づき、関わり合う条項が盛り込まれている。
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どうすれば真に聖書的な赦しを実践できるか? リック・ウォレン牧師が提案する4ステップ
米サドルバック教会のリック・ウォレン牧師は、赦(ゆる)しの本当の意味を多くの人が混乱して捉えていると指摘した。それゆえに、人々は赦しについてさまざまな思い違いをしており、「過去の傷に不健康なほどしがみついている」という。
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米国の牧師100人、銃犯罪の終結を訴える 「神は負のスパイラルを止めるよう召している」
100人以上の牧師が米国民に対し、間もなく来る来年に向けて、銃犯罪に反対し、団結するよう呼び掛け、「十字架の道」に従うことは、自衛策としての銃火器の所持を諦めることだと提案した。
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北朝鮮で終身刑に処されたカナダの牧師支援の徹夜祈祷会に千人以上参加
カナダ・トロントのヒョン・スー・リム牧師が、北朝鮮の裁判所で終身刑に処されたことを受け、千人以上の支援者が、祈りと支援のために教会に集まった。ジェイソン・ノー氏は参加者に対し、厳しい判決にもかかわらず、リム牧師が「本当にいい霊的状態にある」と述べた。
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ロン・ルース氏のミニストリー「ティーン・マニア」、破産のため終了
米テキサス州ダラスに拠点を置く有名なキリスト教青年団体の一つ「ティーン・マニア・インターナショナル」は17日、約30年のミニストリーを経て、経済的な苦難のために運営をやめることを発表した。
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チャールズ皇太子、キリスト教が生誕の地から5年以内に消滅と警告
英国のチャールズ皇太子は、キリスト教が中東地域にあるその生誕の地から、5年以内に消滅するだろうと警告した。「その苦しみは、キリスト教の生誕の地での存在そのものを脅かす本当の危機の前触れです」と、ロンドン中心部にあるカトリック教会の大司教館で語った。
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イスラム教徒、キリスト教徒をテロ組織から守る「私たちを皆殺しにするかここから立ち去れ」ケニア
ケニアでイスラム過激派とみられる集団によってバスが襲撃された際、イスラム教徒がキリスト教徒から離されることを拒否したため、キリスト教徒は九死に一生を得た。乗客は、分離されることを拒否し、皆殺しにするか立ち去るよう襲撃犯に迫った。
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ベツレヘムの聖誕教会からクリスマス深夜ミサ生中継へ エルサレムやパレスチナ難民の教会指導者は平和訴え
正教会とカトリック、プロテスタントからなる「聖地キリスト教エキュメニカル財団」は、エルサレム時間の午前0時(日本時間の同日午前7時)より、パレスチナとイスラエルの対立が続くベツレヘムの聖誕教会(降誕教会)から、クリスマスを祝う深夜ミサをインターネットで生中継する。
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婚姻法見直し 神と宗教を民事婚に取り入れることが可能に 英国
英国法務省の法律委員会は17日、婚姻法の見直しに関する報告書を発表し、宗教書の朗読、聖歌、瞑想と詩が、初めて民事婚(教会ではなく、事務官の前で行う婚姻のセレモニー)に含まれる可能性があることを明らかにした。
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クリスマスのIS襲撃に備え、教会警備に警察官1500人配置 インドネシア
インドネシア政府は、クリスマスシーズンに起こり得る過激派組織「イスラム国」(IS)の襲撃に備え、教会を警備するために警察官約1500人を配置する予定だと発表した。
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韓国の諸教会が連合礼拝・大祈祷会、ソウル中心部に110万人 同性婚反対など訴え
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【書評】藤原聡著『姉と弟 捏造の闇「袴田事件」の58年』
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イスラム過激派が「異教徒」4人の処刑動画を公開 ナイジェリア