【CJC=東京】教皇フランシスコが本人役でイタリアの長編映画にデビューするという報道が1日、海外メディアで流れたが、バチカン(ローマ教皇庁)は否定している。
ローマに拠点を置くAMBIピクチャーズが手掛ける『ビヨンド・ザ・サン』が問題の作品。聖書の幾つかの福音書を下敷きにしたファミリーアドベンチャー。
さまざまな文化圏で育った子どもたちが、自分たちを取り巻く世界でイエス・キリストを探す途中、キリスト教の使徒を見習っていく内容だという。
しかし、バチカンの広報担当者が「教皇は俳優ではない」という声明を出し、映画出演に関する報道を否定した。ロイター通信が報じた。