-
教皇の今年の海外司牧訪問はブラジルのみ
教皇フランシスコの2013年の海外訪問先は、ブラジルのみとなることが分かった。バチカン(ローマ教皇庁)広報事務所長フェデリコ・ロンバルディ神父が、教皇の今年の海外司牧訪問としては、7月23日から28日にかけてブラジルのリオデジャネイロで開催される第28回世界青年の日大会(ワールドユースデー)への参加が予定されているのみであると述べた。
-
教皇、今年中に最初の回勅も
教皇フランシスコの登位後初の回勅について、バチカン(ローマ教皇庁)広報事務所長フェデリコ・ロンバルディ神父は4月23日、ベネディクト16世が退位前に信仰をテーマにした回勅を準備していたこともあり、今年中に新教皇の最初の回勅が発表される可能性があることを示唆した。バチカン放送(日本語電子版)が報じた。
-
教皇が初めてローマ教区司祭を叙階
教皇フランシスコは、バチカンで4月21日、司祭叙階式をとり行った。同日はカトリック教会の「世界召命祈願日」。教皇パウロ6世が1964年に制定して以来、今年で50回目。新司祭はイタリア人6人をはじめ、インド出身2人、アルゼンチンとクロアチア出身各1人。
-
韓国司教協、バチカンにホン・ヨンホ司教の列福要請
韓国カトリック教会司教協議会がバチカン(ローマ教皇庁)列聖省に金日成統治下の北朝鮮で行方不明になったフランシス・ホン・ヨンホ平壌司教の列福手続き開始を要請した。ホン氏は1933年5月25日叙階、教皇ピオ12世によって1944年3月24日平壌名義司教に任命された。
-
「宗教改革」に関する共同文書、6月調印
宗教改革に関する共同文書に、バチカン(ローマ教皇庁)とルーテル世界連盟の間で合意が成立し、6月にジュネーブの同連盟本部で調印されることになった。共同文書は、エキュメニズム(教会一致志向)の最近の進展に謝意を表し、教会間の不一致に遺憾の意を示し、将来構想を描いている。
-
米軍が南部バプテスト連盟サイトへのアクセス禁止
米軍が基地内で、南部バプテスト連盟(SBC)のウェブサイトへアクセスすることを禁止した、とフォックス・ニュースが報じた。敵意のある内容が含まれているためとしているが、福音派キリスト者とカトリック教会を宗教過激派の例としてあげている。
-
英女王偽電話で自死の看護師に遺書
ウィリアム英王子の妻キャサリン妃が入院していたロンドンの病院に昨年12月、豪ラジオ局がかけたいたずら電話を受けた看護師のジャシンサ・サルダナさん(当時46)が自殺した事件で、サルダナさんが豪ラジオ局のパーソナリティーを非難する遺書を残していたことが分かった。
-
愛による全面受容と心の癒やしへの道(19) 峯野龍弘牧師
さて、次に取り上げる世俗的価値観を構成する恐るべき第二の要素は、いわゆる能率主義、効率主義です。そもそもウルトラ良い子にとって重要なことは、その事柄が純粋か、真実か、あるいは本質的か、理想的か、更には自らの内に閃いた独創的な関心事に合致し、その求めるところを充足しているかどうかなのです。
-
与えられた恵みへの行動を伴う感謝 万代栄嗣牧師
今回のボストンマラソン爆破テロの報道を見て、犯人の心の中はどんなものだろうかと思いました。私たちは、見かけや体裁を繕っても、心、魂が整えられているかが問われるのです。私たちは救いを頂き、イエスが内に宿っておられるという恵みをすでに頂いているのです。恵みが一杯与えられていると素直に感謝する者でありたいと思います。
-
新創造の力によって(7) 森本春子牧師
山谷で伝道を始めて2年目のことでした。早天祈祷会で祈っていた時、目の前にこんな光景が浮かんできました。――生ける屍のような無数の人々が、私の前に丸太のようにゴロゴロ横たわっている。ところが彼らはむくむくと起き出し、よろよろと立ち上がったかと思うと、見る見るうちに背筋をシャンと伸ばして散っていく。――
-
試練と目的(5) 徐起源・ERM聖書学校校長
試練は訓練です。それに耐えてください。訓練されると、平安な義の実を結ぶようになります。そのために試練があるのです。その試練に勝てなかった人には誘惑となります。いろいろなテストで失敗することもあるかもしれませんが、乗り越えて勝利していくものとなっていきたいものです。
-
教皇フランシスコが枢機卿8人の顧問団設置
教皇フランシスコが着座1カ月の4月13日、バチカン(ローマ教皇庁)改革のために枢機卿8人による顧問団を設けた。最初の会合は、10月1日から3日と発表されたが、教皇はすでに各枢機卿と連絡を取っているとされ、第1回会合が改革案発表の場になる可能性も出てきた。
-
米タイム誌「最も影響力のある100人」に教皇も
米「タイム」誌が4月18日、「世界で最も影響のある100人」(The 2013 TIME 100)を発表した。バラク・オバマ米大統領とミシェル夫人や中国の習近平国家主席らと並んで教皇フランシスコも挙げられている。記事は同誌の4月29日号に掲載された。
-
メッシ、教皇にサイン入りユニフォーム贈る
サッカー・スペイン1部リーグのFCバルセロナに所属するリオネル・メッシ選手が、フランシスコ教皇に自身のサイン入りユニフォームを献上したことを、バチカン(ローマ教皇庁)が4月17日、明らかにした。信徒評議会のミゲル・デルガド・ガリンド次官補が教皇に手渡した。
-
前教皇ベネディクト16世が86歳に
前教皇ベネディクト16世は4月16日、86歳の誕生日を迎えた。「名誉教皇」として初めての誕生日。前教皇は、現在ローマ郊外カステルガンドルフォの離宮で祈り主体の生活を送っている。バチカン市国内の修道院の改築終了後に、同所に移る予定。
-
中国の聖書印刷所から多言語聖書が世界に輸出
キリスト教、特に家の教会への抑圧ニュースが流れることもある中国で、聖書印刷が2012年には1200万部になったことに英週刊誌エコノミストが着目、「初めに表意文字があった」と題する記事を3月30日号に掲載している。
-
4月21日は「ネット福音の日」 米牧師が提案
米国でインターネット伝道に力を入れているミシガン州のロビー・リチャードソン牧師(インターネット・エヴァンジェリズム・コーリション主宰者)やキリスト教放送網(CBN)協力者のクレイグ・フォン・ブセック牧師が、カナダ、オーストラリア、英国などの同志と「インターネット・エヴァンジェリズム・デイ」(ネット福音の日)を打ち上げている。
-
米ボーイスカウト連盟が同性愛容認提案
米ボーイスカウト連盟は4月19日、同性愛者隊員に関する禁止措置の撤回を提案した。ただし成人同性愛者が隊員としてスカウト運動を指導することは認めない。同性愛の青年はスカウト隊員になれるが、成人になったら辞任を強制されることになる。提案は5月に指導者投票で最終決定される。
-
豪で「エホバの証人」の青年に輸血へ
豪シドニーの児童病院で、17歳の少年が「エホバの証人」の信徒であることを理由に輸血を拒否していたが、管轄のニューサウスウェールズ州最高裁のイアン・グゼル判事は3月28日、同病院の医師に輸血を命令した。
-
ヘロデ王の墓復元計画が取り止め
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のヘロディオンで2007年発掘された遺跡がヘロデ王の墓と推定され、原初の姿を復元する計画が進められていたが、撤回された、と現地紙ハアレッツが報じている。