富についての考察
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富についての考察(43)適切な歩幅 木下和好
信仰であれ、学びであれ、スポーツであれ、あるいはビジネスであれ、アドバイスする立場にある者が犯しやすい過ちは、自分の成功パターンをそっくりそのまま他人に押しつけることだ。
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富についての考察(42)代案の必要性 木下和好
教会では、献金は別として「お金がもっと欲しい」といったタイプの話がタブー視される傾向がある。「あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません」(ルカ16:13)という聖書の教えがその背景にあると私は思う。
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富についての考察(41)All in One Basket 木下和好
「キリスト教が愛と赦(ゆる)しと寛容な宗教であるなら、なぜそんなにも多くの教団があるのか?」という質問を受けたことが何度かある。
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富についての考察(40)言うことを聞く人VS聞かない人 木下和好
あるテレビ番組で、母校に招かれた元巨人軍選手の中畑清氏が、非常に面白い助言をした。それは「人の言うことを聞くな!」であった。
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富についての考察(39)金銭欲VSお金の価値 木下和好
ヘブル書13:5に「金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい」と書かれているように、われわれはお金に関して気を付けなければならない。
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富についての考察(38)物質の価値 木下和好
われわれは、物質の善悪の問題と、物質主義を区別して考えなければならない。聖書を信じる者は、物質主義と対決することになる。なぜなら物質主義は、目で見たり手で触ったりすることができるものだけを信じるからだ。
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富についての考察(37)神の領域・サタンの領域 木下和好
人類が抱えている一番大きな問題が、堕落と原罪であるが、罪の影響がどこまで及んでいるのかが、それに劣らぬほどの重大問題である。何が神に属し、何がサタンに属するかの理解は、われわれの価値観に大きな影響を与える。
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富についての考察(36)クリスチャン企業の有無 木下和好
「あの会社はクリスチャンの会社だから信頼できる」とか「子どもはクリスチャンの学校で学んでいるから安心だ」という言葉をよく聞く。でも「クリスチャン」という意味をよく考えないと、判断を誤る場合がある。
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富についての考察(35)十字架とビジネスの関係 木下和好
建物に十字架が付いていれば教会だと分かり、墓地に十字架があれば、埋葬されている人はクリスチャンであったと分かる。もちろん十字架は、キリストの処刑の手段であり、人の罪の赦(ゆる)しがもたらされた場所でもある。
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富についての考察(34)二つの心備え 木下和好
いかなるときも心の備えは大切である。災害に遭ったときの心備え、職を失ったときの心備え、病気になったときの心備えなど、さまざまな心備えがある。私は極貧の家に生まれ育ったので、貧しさの心備えは小さいときからできている。
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富についての考察(33)前例は大切なのか? 木下和好
われわれが有意義な生き方をするためには、歴史(=前例)から学ぶことと、創造性のバランスを保つことが大切である。前例から教訓を学ばないと、同じ過ちを犯す危険性がある。でも前例に頼りすぎると、多くのことがストップしてしまうことも事実だ。
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富についての考察(32)熱心さ vs 賢さ 木下和好
ビジネスにおいても宣教活動においても、あるいは英語の習得においても、成果が上がるかどうかにおいて、共通要素がある。それは「熱心さ」と「賢さ」の違いに気付くかどうかである。
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富についての考察(31)経済活動における祈りと行動 木下和好
神を信じる者の務めとして「祈り」がある。ロマ書12:12とⅠテサロニケ5:17では「絶えず祈りなさい」と命じられている。また願いごとの祈りに関しては、「求めなさい。そうすれば与えられます」と書かれている(マタイ7:7)。
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富についての考察(30)貧乏の相対性 木下和好
われわれの感覚も価値判断も、相対的である。それゆえ、悲しむ必要のないときに悲しみ、死を選ばなくてもよいのに、多くの人が自殺してしまう。
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富についての考察(29)サポートと労働② 木下和好
イエスが5千人の空腹の問題を解決するよう弟子たちを促したとき、彼らは自分たちの持参金では到底そんなに大勢の人のために食料を確保することなどできないと思った。
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富についての考察(28)サポートと労働① 木下和好
クリスチャンの世界では、職業と収入源に関して聖と俗を区別する傾向がある。聖職者(実際は聖書には無い概念)あるいは献身者の仕事は聖に属し、またその収入源である献金やサポートも聖に属す。
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富についての考察(27)真の価値と希少価値 木下和好
われわれは人を評価するとき、無意識的に自由経済の原則に影響されていることがある。すなわち真の価値と希少価値を混同してしまうということである。
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富についての考察(26)お金で買えるもの・買えないもの 木下和好
「お金で買えるもの・買えないもの」の本質を吟味しないと、「お金=悪」という概念を持つ危険性がある。世の中には何でもお金で解決しようとする人たちがいる。
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富についての考察(25)代価と価値の混同 木下和好
銀行で金庫のドアを見て、その厚さに驚いたことがある。人様のお金を預かるわけだから、当然だろう。マタイの福音書6:21は、「あなたの宝のあるところに、あなたの心もある」と言っているが、われわれはその心が不安にならないように、宝の隠し場所を工夫する。
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富についての考察(24)公平と平等の違い 木下和好
「公平」と「平等」には大きな違いがある。「平等」という言葉には、個人個人の労に応じた報いの概念が薄い。一方「公平」という言葉には、個人個人の労に応じた報いという意味合いが強い。人間は自分の働きに応じた報いを当然のごとく期待するものとして造られている。
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