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臼田宣弘

臼田宣弘

(うすだ・のぶひろ)

1961年栃木県鹿沼市生まれ。80年に日本基督教団小石川白山教会(東京都文京区)で受洗。92年に日本聖書神学校を卒業後、三重、東京、新潟、愛知の各都県で牧会。日本基督教団正教師。2016年より同教団世真留(せまる)教会(愛知県知多市)牧師。

記事一覧

  • ヨハネ書簡集を読む(8)「神の内にとどまり、神が人の内にとどまる」―心を安らかにされること― 臼田宣弘

    今回は、第1ヨハネ書3章4~24節を読みます。三様態の図を基にして、第5回では真理を、第6回では愛を、第7回では永遠の命を、それぞれ中心にお伝えしてきましたが、今回の箇所は、これら「真理」「愛」「永遠の命」が複合的に記されているといえます。

    2025年01月08日18時41分
  • ヨハネ書簡集を読む(7)「神の永遠の命にとどまる」―3番目の縦軸で示されていること― 臼田宣弘

    クリスマスによく読まれる聖書の言葉に「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。御子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」があります。この「永遠の命」という言葉は、ヨハネ福音書と第1ヨハネ書において特徴的です。

    2024年12月25日15時55分
  • ヨハネ書簡集を読む(6)「愛・道・愛」―私たちの交わりの具体的な展開― 臼田宣弘

    今回は、第1ヨハネ書2章1~14節を読みます。第2回において、「短い第2ヨハネ書は、少し長めの第1ヨハネ書の要約版とみることができる」とお伝えしました。つまり、第2ヨハネ書が詳細に展開されているのが第1ヨハネ書といえるのです。

    2024年12月19日12時07分
  • アインシュタインとフロイトが交わした往復書簡 『ひとはなぜ戦争をするのか』

    本書は、1921年のノーベル物理学賞受賞者であるアルバート・アインシュタインと、心理学者として名高いジグムント・フロイト(表記はいずれも本書による)が、1932年に交わした往復書簡を書籍化したものです。

    2024年12月14日9時34分
  • ヨハネ書簡集を読む(5)「義・真理・信仰」―イエス・キリストを通して― 臼田宣弘

    前コラム「ヨハネ福音書を読む」と本コラム「ヨハネ書簡集を読む」の執筆のために、ヨハネ福音書と第2ヨハネ書を精読しました。また、前教皇による回勅『希望による救い』の書評を執筆するに当たり、同書とその前の回勅『神は愛』を閲読しました。

    2024年11月28日19時00分
  • 【書評】藤原聡著『姉と弟 捏造の闇「袴田事件」の58年』

    本書は、カトリック信徒の袴田巌さんが起こしたとされていた強盗殺人放火事件(袴田事件)について、事件が発生した1966年から静岡地検が上訴権を放棄した今年10月9日まで、また巌さんと姉ひで子さんの少年少女時代に至るまでをまとめたものです。

    2024年11月20日17時42分
  • ヨハネ書簡集を読む(4)「ヨハネ共同体における『道・真理・命』」―諸文書の関連性の中から見えてくること― 臼田宣弘

    今回は、第2ヨハネ書12~13節と、第1ヨハネ書1章1~4節を読みます。私は、3つのヨハネ書簡は一体的なものであると考えていますので、この2カ所を一緒に読んでよいと思っています。

    2024年11月13日20時58分
  • 希望とは何か? 神学者でもある教皇ベネディクト16世の回勅『希望による救い』

    本書『希望による救い』は、先代の第265代ローマ教皇ベネディクト16世による回勅です。回勅とは、教皇が信者の信仰生活を指導することなどを目的に、全カトリック教会に宛てて送る書簡で、重要度の高い教書とされています。

    2024年11月12日10時37分
  • ヨハネ書簡集を読む(3)「偽巡回宣教者の警告」―解釈困難な箇所を時代背景から読み解く― 臼田宣弘

    今回の箇所は、第2ヨハネ書の中で、いや極言するならば、新約聖書の中で最も解釈が困難な内容が書かれています。前回お伝えした偽巡回宣教者について、「家に入れてはなりません。挨拶してもなりません」と書いているのです。

    2024年10月23日10時13分
  • 英隆一朗著『イエスに出会った女性たち』をネガティブ・ケイパビリティの視点で読む

    本書『イエスに出会った女性たち』は、カトリックの司祭である英(はなふさ)隆一朗氏による著作です。なぜ英氏の著書を読もうと思ったかといいますと、英氏が「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉をインターネット上で発しておられたからです。

    2024年10月17日12時02分
  • ヨハネ書簡集を読む(2)「反キリストに気を付けなさい」―手紙の中心部で述べられていること― 臼田宣弘

    第2ヨハネ書は、集中構造になっているようです。小林氏の分析を基にして、以下にその構造を示します。今回は、上記の集中構造分析の中核(X)である7~8節を読みます。ここはまさに、この手紙の中心メッセージということができるでしょう。

    2024年10月09日13時31分
  • ヨハネ書簡集を読む(1)「真理と愛」―ヨハネ共同体の信仰訓― 臼田宣弘

    73回にわたって「ヨハネ福音書を読む」を執筆してきましたが、今回からはヨハネ書簡集を読んでいきます。ヨハネ書簡集とは「ヨハネの手紙一」「ヨハネの手紙二」「ヨハネの手紙三」のことです。この書簡集はヨハネ福音書との関連も大きいといわれています。

    2024年09月25日15時29分
  • ヨハネ福音書を読む(73)「愛弟子」―イエス様の復活(4)― 臼田宣弘

    今回は、21章21~25節を読みます。ここには愛(まな)弟子のことが書かれています。この福音書の20章までを書いたのが愛弟子であって、福音書のタイトルが「ヨハネ」であることから、伝統的に愛弟子はヨハネであるといわれてきました。

    2024年09月18日13時28分
  • ヨハネ福音書を読む(72)「殉教者ペトロ」―イエス様の復活(3)― 臼田宣弘

    21章は、20章までとは別の著者によって後に書かれた「付加」であるといわれています。それには私も同意しています。なぜならば、前回お伝えした箇所の20章30~31節は、明らかにそこで福音書を閉じる言葉になっているからです。

    2024年09月11日10時51分
  • ヨハネ福音書を読む(71)「弟子たちの信仰告白」―イエス様の復活(2)― 臼田宣弘

    復活されたイエス様は、弟子たちに姿を現したと伝えられていますが、その弟子が誰であったのかについては特定できません。全ての福音書で違う人たちが伝えられていますし、第1コリント書15章5節以下で伝えられているメンバーも一致していないようです。

    2024年08月28日9時55分
  • ヨハネ福音書を読む(70)「マグダラのマリア」―イエス様の復活(1)― 臼田宣弘

    ヨハネ福音書は、20~21章でイエス様の復活を伝えています。恐らくそれは、1)20章1~18節の「墓での出来事」、2)同19~29節の「弟子たちへの顕現」、3)21章1~23節の「ガリラヤ湖での顕現」という3つの部分に分けられると思います。

    2024年08月21日23時00分
  • ヨハネ福音書を読む(69)「光のところに来た人たち」―ポンテオ・ピラト(5)― 臼田宣弘

    18章32節が十字架刑の開始を告げるト書きであるとするならば、19章36~37節は十字架刑終幕のト書きであるように思えます。ここでは旧約聖書の言葉が2つ挙げられていますが、その内容を考察してみますと、大変興味深いものであることが分かります。

    2024年08月14日14時55分
  • ヨハネ福音書を読む(68)「イエス様の最期」―ポンテオ・ピラト(4)― 臼田宣弘

    「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」といわれているものがあります。イエス様が十字架上で語られた言葉を7つにまとめたものです。このうち、ヨハネ福音書にある3つの言葉が、今回読む箇所で伝えられています。

    2024年08月07日21時03分
  • ヨハネ福音書を読む(67)「自ら十字架を背負ったイエス様」―ポンテオ・ピラト(3)― 臼田宣弘

    今回は、19章14節b~24節を読みます。このうち、14節b~20節は、前々回に示した集中構造分析の中心部になりますので、その分析に従って聖句を対称形で示し、各箇所のタイトルを再度提示したいと思います。

    2024年07月31日17時22分
  • ヨハネ福音書を読む(66)「この人を見よ」―ポンテオ・ピラト(2)― 臼田宣弘

    この個所は、集中構造分析では、イエス様が母を愛弟子に委ねたことを伝える箇所と対称になっています。集中構造は、対称箇所が共通する内容になっているのが特徴です。そこで、バラバとイエス様の母の間に共通点があるのではないかと思い、考察してみました。

    2024年07月24日16時42分
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