記事一覧
-
地上では旅人であり寄留者 穂森幸一(21)
イスラエルの聖地旅行に参加したとき、とても旅慣れた人を見かけました。この方は毎年のように海外に出掛けていました。驚いたのは、2週間のツアーであったにもかかわらず、他の人より小さいスーツケースを持っていたということです。
-
神が私たちの味方 穂森幸一(20)
先日、押し入れの整理をしていましたら、小さな箱が出てきて、思い出の品物が入っていました。その中に小学生の頃の通知表がありました。先生の評価の欄に「真面目にやっていますが、協調性を持ちましょう」と書いてありました。
-
あなたは高価で尊い 穂森幸一(19)
マザー・テレサはインドのコルカタ(旧カルカッタ)で「死を待つ人の家」を作りました。路上生活をしている人々が、誰にも看取られることなく、息を引き取り、まるで塵(ちり)のように扱われている様子にマザーは耐えられなかったのです。
-
わたし(キリスト)の荷は軽い 穂森幸一(18)
日本の総人口の4割近くの方が、何らかのケアあるいはカウンセリングが必要な状態であるのに、固定観念に縛られ、心療内科に対する偏見のために受診を拒み、不眠に苦しんでいると聞きました。
-
生きることはキリスト、死ぬことも益です 穂森幸一(17)
ある禅寺の精進料理の会に招かれたことがあります。本山から典座と呼ばれる料理専任のお坊さんが調理しておられました。朝3時に起きて、水を被り、全身を清めてから調理に臨んだということでした。
-
あなたは独りではありません 穂森幸一(16)
私は20年間、地方教会の牧師として宣教活動に従事していましたが、教会の外にいる人々に重荷を覚え、独立してブライダル伝道を始めました。地域社会と関わるうちにソーシャルビジネス(地域密着型事業)に関心を持ち、キリスト教冠婚葬祭のための会社を立ち上げました。
-
聖書の示す死後の世界 穂森幸一(15)
愛する人を亡くした人を励ましたいと思っても、なかなか適切な励ましの言葉が見つかりません。自分の体をもぎ取られたような悲嘆は、なかなか乗り越えることはできません。アメリカの知人がSNSに投稿していた詩を紹介します。
-
順境の日には喜び、逆境の日には反省せよ 穂森幸一(14)
売り上げが順調であり、会社の経営が安定しているときは、誰もが喜んでいますが、どんなに手を尽くしても売れず、仕事の依頼も来ない、経済的にも苦しい逆境の時には、気分も落ち込み、心が潰されたような思いになり、将来に道を見いだせないときがあります。
-
あなたがたは神の神殿です 穂森幸一(13)
私たちの肉体は神様からの預かりものであり、しかもその中に聖霊が住まわれるから聖い健康なところでなければならないというパウロの教えは、私たちの生き方そのものを改めなければならないことを示しているのではないでしょうか。
-
わたしの牧者、わたしの望む事をみな成し遂げる 穂森幸一(12)
私の心の片隅には、「諦める」という概念が潜んでいたような気がします。「諦めの宗教」といわれる精神的風土の中で育ったせいなのかもしれないと、自分勝手に解釈していました。しかし、ある和尚さんの次のような話を聞いて、ショックを受けました。
-
主がご自分の民を慰め、その悩める者をあわれまれる 穂森幸一(11)
愛する人を亡くし、失望する出来事に直面し、心が傷ついたとき、礼拝や祈祷会に出席することで心が癒やされ、魂が慰められた経験があるのは私だけではないと思います。
-
耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます 穂森幸一(10)
アメリカの成長している教会は、教会セミナーを開催し、自分たちがどのようにして成長できたかをシェアするプログラムを用意しています。ある教会ではビジネススクールの出身者をスタッフに加えています。
-
祝福を受け継ぐために召された 穂森幸一(9)
日本の経営者の関心事は事業承継だといわれます。承継がうまくいかなければ、事業が立ち行かなくなる可能性もあるのです。同じように信仰者の信仰承継は大切な課題だと思います。
-
神の慰めによって他者を慰める 穂森幸一(8)
キリスト教国と思われていたアメリカがとても悲惨な状況になっています。80パーセントの牧師が失望し、78パーセントの牧師が親しい友人がいなくて孤独に苦しんでいるといわれます。
-
今の時代を生きる信仰者の使命はとても大切です 穂森幸一(7)
海外の航空機を利用するときに宗教の欄がありますが、ほとんどの日本の若者が無宗教と記入するので「日本人には宗教はないのか」と話題になったことがあります。無宗教の動きが最近さらに激しくなっています。
-
日常の言葉に浸透している宗教用語について考えると興味深いです 穂森幸一(6)
ある山寺の座禅道場に行きました時、壁にいろいろな教えがはってあり、それを読んでとても考えさせられました。「我他我他言うな!」という教えです。普段は「ガタガタ言う」とカタカナ表記します。
-
「夫は妻を愛し、妻は夫を敬いなさい」の教えが示す夫婦のあり方 穂森幸一(5)
「夫は妻を愛しなさい」と聖書の中で神に命じられています。人情とか愛情を表すフィローではなく、また恋愛を表すエロスでもなく、犠牲愛としてのアガペー、すなわち神が人を愛されたように愛しなさいという、とても重たい命令なのです。
-
「明日のことを思い煩ってはいけない」とは、悔いのない人生を示唆しています 穂森幸一(4)
明日のことを思い煩ってはいけないというのは、決して楽観論の勧めではありません。「人生は何とかなるさ」というような気休めを言っているのではないと思います。「明日」は神の手に握られており、誰も推し量ることはできません。
-
聖書はなぜ「互いに愛し合いなさい」と命じているのでしょうか 穂森幸一(3)
「好き」か「嫌い」という感情は、私たちの行動に影響します。「私はうどんが好きだから昼食はうどんにします。私はそばにします」と無意識に好みで選択しています。また、服装の選び方もファッションの好みによります。
-
「無縁社会」における最期の迎え方について 穂森幸一(2)
これはある和尚さんから聞いた話です。鹿児島市に他県から来られた高齢者が一人で住んでおられました。近くに身寄りはなく、独居老人ということで民生委員が重点的に訪問していました。
人気記事ランキング
-
日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請
-
熱心な仏教徒の青年が救われた実話がベースに 伝道用トラクトを無償提供
-
教皇フランシスコ、入院10日目夜は「順調」 前日夕は「重い容体」
-
リック・ウォレン牧師、十字架にまつわるSNS上の政治的投稿を削除し謝罪
-
ミャンマーのカトリック神父刺殺、教会で一人のところ襲われる 武装男ら10人逮捕
-
ヨハネ書簡集を読む(11)「道・真理・命」―第1ヨハネ書が伝えていること― 臼田宣弘
-
ワールドミッションレポート(2月28日):韓国はなぜこれほど多くの宣教師を送り出しているのか(3)
-
ワールドミッションレポート(2月26日):韓国はなぜこれほど多くの宣教師を送り出しているのか(1)
-
篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(215)聖書と考える「プライベートバンカー」
-
ワールドミッションレポート(2月27日):韓国はなぜこれほど多くの宣教師を送り出しているのか(2)
-
リック・ウォレン牧師、十字架にまつわるSNS上の政治的投稿を削除し謝罪
-
熱心な仏教徒の青年が救われた実話がベースに 伝道用トラクトを無償提供
-
ロシアの軍事侵攻から3年、在日ウクライナ正教会が祈りの集会 片脚失った負傷兵も参加
-
教皇フランシスコ、入院10日目夜は「順調」 前日夕は「重い容体」
-
世界最高齢者は116歳、サッカー好きのブラジル人修道女 長生きの秘訣は?
-
日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請
-
ミャンマーのカトリック教会、大聖堂指定から2週間たたずに空爆直撃 使用不可能に
-
ミャンマーのカトリック神父刺殺、教会で一人のところ襲われる 武装男ら10人逮捕
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(216)365日24時間、充実した仕事の中 広田信也
-
ワールドミッションレポート(2月26日):韓国はなぜこれほど多くの宣教師を送り出しているのか(1)
-
「今、私はクリスチャンです」 ウィキペディア共同創設者がキリスト教に回心
-
「こんな悲惨なミャンマーを見たことはない」 政変から4年、ヤンゴン大司教が来日会見
-
国内最高齢の女性映画監督、山田火砂子さん死去 日本人キリスト者の半生描いた作品多数
-
トランプ米大統領、「反キリスト教的偏見」根絶を目指すタスクフォースなど創設
-
後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」
-
リック・ウォレン牧師、十字架にまつわるSNS上の政治的投稿を削除し謝罪
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(1)「苦しみ」の原因 三谷和司
-
山梨英和大学、パワハラで学長ら2人を「降任」の懲戒処分
-
世界最高齢者は116歳、サッカー好きのブラジル人修道女 長生きの秘訣は?
-
神学者トマス・アクィナスの顔、法医学の手法で復元 死因にも新説