論説・コラム
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のりぼと神様(5)いけにえおばさん 星野ひかり
「のり坊、おいで」。お母さんの声がした気がします。ハッと目を覚まし、あたりを見回すと、草原が広がっておりました。あの時の美しい景色の中です。のりぼは「お母さん!」と呼びました。風が吹いています。
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主は生きておられる(52)涙 平林けい子
83年の人生で、どれくらい悲しみの涙を流しただろう。何十リットル?何百リットル?立ち止まって考え込んだ。測るすべはなかった。涙が流れるたびに、イエス様が拭ってくださった。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(45)良いものは確かに良い 広田信也
中国北京でモーターショーが開催されている。内燃機関で圧倒的な後れを取っていた中国だったが、現地の自動車メーカーや新興ブランドが、EV(電気自動車)など電動化車両を多数出展して巻き返しを図っている。
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闇の中の光 穂森幸一(104)
石に刻まれた古代バビロニアの世界地図が発見されています。円の中に世界地図が描かれているのですが、中心から下の方が2つに分かれていて、ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸が描かれています。その中心には地中海があり、上半分はアジア大陸になっています。
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ヘボンと日本語訳聖書誕生の物語(3)キリシタン禁制の日本
1859(安政6)年10月18日。ヘプバーンと妻クララを乗せた船は神奈川に入港した。初めて見る日本に、彼らの心はときめいた。領事館に行くために歩き慣れない道をたどっていると、東海道に出た。と、そこに大勢の人が集まり、何やらガヤガヤと騒いでいる。
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日本宣教論(64)文化と文化の対立 後藤牧人
日本社会のキリスト教アレルギーは、福音そのものに対するものより、西欧文化に対するものであることが明白で、それはもう誰もが本能的に感じていることである。では、どうすればいいのか。
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百人一読―偉人と聖書の出会いから―(92)ウィリアム・グラッドストン 篠原元
皆様、ゴールデンウィークをいかがお過ごしですか。今まさに旅行中の方もいるでしょうし、友達や恋人と楽しい時間を過ごしている方、それから、ひたすら休養している方もいるはずで、ゴールデンウィークの過ごし方もいろいろあると思います。
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神声人語―御言葉は異文化を超えて―(45)バリ島での聖書翻訳事業 浜島敏
ジャワ島の東には有名な観光地であるエキゾチックな島、バリ島があります。自然は豊かで原始的ともいえる美しさがあり、保守的な傾向は、まるで古代がそこにあるようだともいえそうな島です。
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牧師の小窓(129)C・S・ルイスの思想について・その3 福江等
英国のキリスト教思想家C・S・ルイスの『キリスト教の精髄』から、3番目の引用です。私が小学生の時、先生が「人間が生きる目標は何ですか」と問い掛けられました。私には皆目見当がつかなくて黙って聞いていると、先生がおっしゃいました。
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福音の回復(59)信仰の働きは何?―それは平和を築く働き 三谷和司
私たちは神の言葉に疑いを抱く自分を見て、「自分には何と信仰がないのか!」と嘆く。神の言葉に疑いを抱く兄弟を見て、「信仰のない人だ!」と言う。逆に、神の言葉を素直に信じられる人を見て、「何と素晴らしい信仰なのか!」と驚嘆する。
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なにゆえキリストの道なのか(140)みんな悪いことをしている、うまく立ち回った者が勝ち? 正木弥
人は誰も、心の中の罪など、無意識のうちに犯してしまうものが多い。行いについても、つい道徳を忘れて、いつの間にか犯してしまう場合が少なくありません。加えて、ときには意識的な罪・悪事をあえてする場合もないわけではありません。
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のりぼと神様(4)入院 星野ひかり
そこは、見たことのない寝室でした。病室のようで、ベッドとテーブルのほかは何もありません。消灯時間が過ぎているのか、静かで薄暗く、病室の向こうも明かりが消えておりました。
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主は生きておられる(51)綿のように 平林けい子
友達に教えられて、ベランダで綿ができた。はじめての綿を、そっと手のひらにのせてみた。綿は軽かった。ふわふわあたたかかった。綿のように軽やかに、そっと人とふれたい。綿のようにやわらかい心で、やわらかく人と交わりたい。
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温故知神―福音は東方世界へ(96)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本41 川口一彦
皇帝から官位を授けられた高官で、恵みに満ちた景教徒の伊斯はどんな人物だったのでしょうか。彼の存在と働きが当時の景教徒の励みや力となっただけでなく、唐の皇室においても大きな働き手でした。
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聖書をメガネに 編集会議を中心に、さらに底に徹した歩みを求めて(2)
確かにこの4月から編集会議の組織面で、議事録を原則的に公表することを決め、小規模とはいえ陪席者を迎えるなど、目に見える形での進展があります。しかし、なによりも掘り下げ求めたいのは、意識の問題です。倫理の課題です。
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ナッシュビルからの愛に触れられて(19)「南部的おもてなし」はハンパない! 青木保憲
楽しく過ごした2011年のナッシュビルツアー。滞在した10日間もいよいよ終盤を迎えた。水曜日のクワイア練習を最後のプログラムとして、いよいよ帰国の途に就くこととなる。皆、それぞれがいろんな刺激を受けることができたようだ。
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FINE ROAD(73)イスラエルの旅シリーズ⑩ヘチャール・イェーダ・シナゴーグ 西村晴道
テルアビブには約500のシナゴーグがある。その中の一つであるこのシナゴーグは貝殻に似た形をしているため、「シーシェル(貝殻)・シナゴーグ」ともいわれている。静かな町の通りに面して建つ、ユニークな白い大きな貝殻が目を引く。
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百人一読―偉人と聖書の出会いから―(91)ウィリアム・スワード 篠原元
皆さんは、朝起きてすぐに何をしますか。今日は、朝起きてすぐに何をされましたか。トイレでしょうか?体操でしょうか?歯ブラシでしょうか?または、洗顔でしょうか?または、朝起きてすぐのコップ一杯の水(牛乳、お茶、白湯)かもしれませんね。
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闇から光へ~的外れからの解放~(57)忘れられた誕生日 佐伯玲子
「子宝に恵まれるために」と、X教祖Y氏から「魔法」をかけられた私。「魔術」が「非聖書的で危険」という認識の無いノンクリスチャンだった私は、大きな期待を抱きました。
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キリスト信仰を貫く癒やしの御業 万代栄嗣
「主の恵みは朝ごとに新たである」と聖書は語っています。今日も神からの新鮮な恵みが与えられることを期待し、信仰の器で受け止めましょう!クリスチャンとして生きていくときに癒やしを頂くのは、当たり前のことであると知ってほしいと思います。
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