論説・コラム
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なにゆえキリストの道なのか(136)栄えある人生へ、挑戦してみたい 正木弥
中国・唐の時代の「枕中記」という本にある物語です。その主人公・蘆生は地方に住む貧しい青年でしたが、出世して豊かで華やかな人生を送りたいと、勉強しました。その登竜門である科挙(進士)の試験を受けようと、都へ向かいました。
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著名人伝道の小さな証し 込堂一博
1991年4月、千歳から旭川の教会に転任となりました。その教会(旭川めぐみキリスト教会)と深い関わりのある三浦光世・綾子ご夫妻を家内と2人で表敬訪問しました。私は、著名なご夫妻と初めてお会いするということで非常に緊張していました。
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主は生きておられる(47)春の雨は言った 平林けい子
もういいよ。冬眠の動物たち、出ておいで。もういいよ。木や花のつぼみたち、美しく咲いてごらん。もういいよ。竹の子の新芽たち、たっぷり水を吸って、おいしい竹の子になるのだよ。もういいよ。あなたたち、オーバーを脱いで。イースターの準備をしよう。
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温故知神―福音は東方世界へ(94)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本39 川口一彦
国の政策が国民に目を向けるなら国は発展していくが、皇帝の傲慢で政治を行うなら民は苦しみ、争いや犯罪が横行する。この時代は慈悲の心で苦しむ民に手を差し伸べたことが書かれています。
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FINE ROAD(71)イスラエルの旅シリーズ⑧鶏鳴教会 西村晴道
大祭司カヤパの屋敷跡といわれる場所に建てられた教会。ゲッセマネで捕らえられたイエスはここに連行された。2千年前そのままの道が出土している。庭で様子を探っていたペテロが主を知らないと3度否んだときに、ニワトリが鳴いたことを記念する教会である。
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百人一読―偉人と聖書の出会いから―(87)ヴィクトリア女王 篠原元
有名なヴィクトリア女王。1837年から1901年までの63年7カ月という長き間、イギリス女王として在位しました。世界の各地を支配下に置き、繁栄を極めていた「大英帝国」を象徴する女王でもあります。
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闇から光へ~的外れからの解放~(55)真っ黒な闇 佐伯玲子
年齢的に子どもを望んでいた私が、勇気を出して夫Aに思いを告げたとき、返ってきた言葉に酷く傷付けられました。「女としてまったく見られない。接することができない」といった内容でした。
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神の恵みと希望の流れに生きる 万代栄嗣
まだ肌寒い日がありますが、桜が開花しました。春にふさわしい神からの勢いある恵みを頂こうという期待感を持ち、神に生かされている者として信仰を働かせましょう。「いつまでも残るものは信仰と希望と愛です」と聖霊は語っています。
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英語お宝情報(25)日本で枝分かれした英単語「トロッコ vs トラック」「バレー vs ボレー」 木下和好
英語では1つの単語なのに、日本では2つの異なる単語になるという不思議な現象が何度も起こった。どんな状況で、誰が、ある英単語を日本語の中で使い始めたかにより、発音が分化し、意味も変化してしまったようだ。
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牧師の小窓(125)人生とジグゾーパズル 福江等
レイチェル・N・レーメンという女性の精神科医が、子どもの頃の思い出を本(『Kitchen Table Wisdom』)の中で語っておられます。ある時、お父さんがお母さんの誕生日のプレゼントとしてジグゾーパズルを買ってきたのです。
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聖書をメガネに 国立公文書館訪問記―加藤丈夫館長の受けた教育・ボート部と前歴・企業倫理 宮村武夫
前回は、国立公文書館の役割を中心に、加藤丈夫館長が興味深い資料「時を貫く記録を守る~世界に誇る公文書館の実現を目指して~」を用いて親しく伝えてくださった内容を報告しました。今回は、加藤館長ご自身に焦点を絞りたいのです。
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なにゆえキリストの道なのか(135)したいことをして死んでいけばいい? 正木弥
人の人生はさまざま。生きる地域や国が違う。また生きる時代が違う。上流階級で生まれるか、下層社会で生きねばならないかも違う。男か女かの違いはもちろんだ。豊かな能力を使って生きるか、顎でこきつかわれて生きるか。
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故・吉田一行牧師の遺言 込堂一博
この3月3日夜、北海道茅部郡森町にある森福音キリスト教会グリーンヒルチャペルの吉田一行牧師が、すい臓がんのため71歳で天に召された。その「召天式」で、故人が召される約1カ月前に書いた、会葬者への最後の手紙(遺言)が配布されたので、その全文を引用する。
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主は生きておられる(46)数えてみよ 主の恵み 平林けい子
主の恵みを数えてみた。ひとつずつ、ひとつずつ。数え終わってはっとした。良いことばかりのリスト、悲しかったこと、つらかったこと、いやだったことが載っていない。悲しかったこと、つらかったこと、いやだったこと、みなイエス様の御手の中で頂いていたのに。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(42)「終活」事情の変化 広田信也
「終活」という言葉は、2009年ごろに週刊誌で初めて使われた新しい用語で、まだ10年もたっていない。しかし、高齢化が急速に進む中、「終活本」などと呼ばれる書籍が幾つも出版され、世間一般に急速に広まり、今では日常的に使われるようになった。
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隠された罪 穂森幸一(101)
歴史(history)とはヒズ・ストーリー、すなわち神の物語だという話を聞いたことがあります。歴史を通して、人生の教訓や神が与えてくださる励ましのメッセージを受け取ることができます。
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戦国に光を掲げて―フランシスコ・ザヴィエルの生涯(最終回)愛の遺産
1552年2月。船はゴアに到着した。マテオとベルナルドは聖パウロ学院でキリスト教教理を学び、マテオはセミナリオ(神学校)の教師となり、ベルナルドはコインブラでさらに高い教育を受けるために出発した。
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日本宣教論(61)政治の道具としての宗教 後藤牧人
日本の精神史においては、織田信長による叡山焼き打ちと豊臣秀吉による石山本願寺の破壊以後、新しい伝統が始まったように見える。それは、政治が宗教の上位に立つという原則であって、宗教は政治の手段として利用され続けてきたように見える。
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百人一読―偉人と聖書の出会いから―(86)中曽根康弘 篠原元
第71代、72代、73代内閣総理大臣を務めた中曽根康弘氏。群馬県出身で、内務省に入省後、戦時中は海軍に。終戦時は主計少佐だった中曽根氏は、戦後内務省に復帰し、その後退官。1947年の衆議院選挙で初当選を果たします。
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神声人語―御言葉は異文化を超えて―(42)良き訪れを伝える者 浜島敏
今日、何百人もの男女の宣教師が初期の開拓宣教師の尊い遺志を受け継いで働いています。もし今日の聖書翻訳者がどんな人であるのか典型的な人物を1人挙げることができればありがたいとは思いますが、実はそのような人はいません。
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