論説・コラム
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牧師の小窓(143)アーミッシュから家族について学ぶ・その4 福江等
アーミッシュの人々は、神様が彼らにとって何が最善であるかご存じだと信じています。ですから状況が、彼らが望んだり計画したりしたものにならなかった場合でも、神様はそのような状況を通して善い目的を実現しようとされているという信仰を持っています。
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福音の回復(66)「永遠の契約」を知っているか?―人に対する神の思い― 三谷和司
誰もが、悪いことをすれば罰を受ける経験をしてきた。昔からある童話の「舌切り雀」や「はなさか爺さん」、「さるかに合戦」に「おおかみ少年」なども、悪いことをすれば嫌われ、罰を受ける話であった。
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なにゆえキリストの道なのか(154)神が愛なら、なぜすべての人を救わないのか 正木弥
神の属性の一つは、人格があるということです。この属性に似せて人をお造りになりました。人は人格がある、つまり、自由に考えることのできる主体です。自由に考えるゆえに、神に背くこともできるわけです。
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21世紀の神学(2)青山繁晴氏がキリスト者とならない理由 山崎純二
ここで私が注目したいことは、青山さんがキリストの自己犠牲的な十字架の死にのみ感銘を受けたのでなく、キリストの復活について言及されたことです。キリストの復活は生物学的な常識では不可能なことであり、信仰に属する問題です。
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寝ても覚めても 佐々木満男
あなたは寝ても覚めても何かに夢中になったことがあるだろうか。恋人に思い焦がれて、夜も眠れない、昼はボーっとして何も手がつかない。不眠不休で一心不乱に受験勉強に集中。寝食を忘れるほどカーっとなって目前の仕事に没頭。私にもそんな経験がある。
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主は生きておられる(65)子どものように 平林けい子
イエス様は childish ではなく childlike と言われる。イエス様の救いにあずかって47年もたつのに childish な信仰のまま。実年齢は重ねても、信仰年齢は重ならず。それでもイエス様を見上げて childlike な姿勢で、イエス様から目を離さずに歩んでまいります。
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温故知神―福音は東方世界へ(103)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本48 川口一彦
景教碑では、中国の皇帝は太宗から語られています。なぜなら、初代の宣教師が来唐し、宣教の許可を下し、各地に会堂を建てて展開した時代が太宗の代だったからです。
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子どもたちをどう守るか―児童福祉の現場から(6)虐待のない未来をつくるために必要なこと
このコラムでは、統計から、生態学的・文化学的な見地から、制度から、そして現場から、といろいろな立場から虐待を考察してきました。今、テレビや新聞で取り上げられるだけでも、虐待による死亡事例は年間84人(2016年度)に上ります。
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コヘレト書を読む(5)「知恵」―神の知恵と世の知恵― 臼田宣弘
12節からは文章が改まります。ヘブライ語聖書では、12節の前に文章を区切るマークが挿入されています。前回まで取り上げたところまでがコヘレト書の序文であり、12節から本文に入るといわれています。
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ヘボンと日本語訳聖書誕生の物語(9)ジョーイとは何ですか?
1860(万延元)年の暮れから、悲惨な事件が次々と起きた。まず11月末に、外国奉行の堀織部正がプロシヤとの条約締結で相手国調査の不十分、条約不備の責任を負わされて切腹した。
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FINE ROAD(80)ポーランドの教会堂を訪ねて(3)巡礼地クラクフ 西村晴道
修道女ファウスティナは、イエス・キリストの夢を何度も見、そして会話した。夢の絵を画家に描いてもらった。2000年に聖ヨハネ・パウロ2世(ポーランド人初のローマ教皇)によって列聖された。
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闇から光へ~的外れからの解放~(64)霊能者のLさん 佐伯玲子
改名騒動が落ち着き、お盆の季節となった頃、墓参りの予定を立てました。「お盆・お彼岸は生命力が停滞し、病弱な人は命の危険さえあるが、逆に、墓参りをすることでより多くのエネルギーを充電できる」と言われていたからです。
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癒やしの御業を自ら求めよう 万代栄嗣
先日、四国中の教会の先生方と共に、災害に備えて協力できるように四国キリスト災害支援会を立ち上げました。3年後には、グラハム伝道協会の四国全体の大集会を開催しようとしていますが、その準備の中で、災害でも協力できるようにしたいと願っています。
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牧師の小窓(142)アーミッシュから家族について学ぶ・その3 福江等
あなたの家族を一つのチームとみなしなさい。それは、一緒に共通の目標を達成するためです。家族の全員が、健全な家庭を作り、維持するのに必要な用事や雑用の責任を分担しましょう。一人一人の仕事は大切だということを家族全員が知るようにしましょう。
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なにゆえキリストの道なのか(153)信じたらこの世で具体的に何か良いことがあるのか 正木弥
キリストの神を信じたら良いことがたくさんあります。箇条書きにしてみましょう。これらは、お金がもうかるとか、病気が治るとか、進学や昇進がうまくいくとか、他人から良い評判を得るとか、そのようなご利益ではありません。
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月桃通信(1)弱さで闘う 石原艶子
辺野古新基地反対の、キャンプシュワブゲート前での座り込み抗議行動が始ってから、何と5年目を迎えました。信じられないほどの時の経過です。最近、この座り込みの現場の中で私は「弱さで闘おう」と思うに至りました。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(51)信仰と宗教の大きな違い 広田信也
日本人は極めて信仰深い国民だと思う。なぜなら、日本の中には祈りの習慣がたくさんあるからだ。例えば、大勢の人が「初詣」に行く。あいさつ文に「お祈りしています」と添える。子どもの成長に合わせて「祈りの習慣」がある。
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主は生きておられる(64)なぜシナイ山に登れたのですか 平林けい子
今から47年前、自分の罪を示され、イエス様を罪からの救い主と信じたその時、いつの日かイエス様が十字架を背負って歩まれたドロローサをこの足でたどりたいという強い願いを心の内に持った。
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子どもたちをどう守るか―児童福祉の現場から(5)「無責任な判断」と「安易な常識」
虐待加害者は多くの場合、「これは指導であって虐待ではない」「しつけの一環だ」と言い訳するのが通例となっています。理由があれば、虐待行為もせざるを得ないと考えているということです。
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「生めよ。ふえよ。地を満たせ」 穂森幸一(110)
先日、政府高官が「子どもは3人以上産みなさい」などと発言したことがマスコミで取り上げられ、問題になっていました。子どもを産むとか産まないとか、上から強要されることではありません。
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日本のカフェ文化と信仰・伝道 佐々木満男
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21世紀の神学(25)AIの大災厄リスクと聖書が教える確かな「錨」 山崎純二
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カンタベリー大主教が正式に辞任 英国国教会、全世界聖公会のトップ
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聖書に無関心な若者に向き合う教会ユース教師の物語 映画「笛を吹け」が日本語字幕化