論説・コラム
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なにゆえキリストの道なのか(176)キリストはもう一度この地上に来られるというのは本当か? 正木弥
神は時間を創造し、空間を創造し、この世界を創造されました。それは、神の子として生き、共に楽しむための人間を創造し、導くためでした。だから、この世界・この時間はこの目的に向かって動いております。
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ヘボンと日本語訳聖書誕生の物語(19)日本への最大の贈り物
この頃ヘボンは、ミッションスクール(キリスト教主義の学校)を各地に建てるために全力を注ぎ、その傍ら孤児院や養老院などの福祉事業にも協力していたので、長年の疲労も加えて健康を害してしまっていた。
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教会がその最大の使命に目覚めよう! 佐々木満男
ここ数年、日本のキリスト教会の現状についての統計的な数字と、それに基づく将来についての非常に悲観的な見通しが、各方面から発表されている。もう打つ手はないという絶望的な観測を基に、日本のキリスト教会は消滅するほかないと断言する人たちもいる。
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主は生きておられる(87)まっさらの心で 平林けい子
まっさらの朝、何もかもまっさらだったらなんと気持ちが良いことだろう。朝、見回しても、まっさらなものはひとつもなくても、心はまっさらでスタートできる。まっさらな心で聞く、話す。心はからっぽ。口からでることばがうれしい。
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温故知神―福音は東方世界へ(114)日本景教研究会本部に建つ大秦景教流行中国碑側面の拓本 川口一彦
両側面にはシリア文字で指導者の名前が彫られています。左側面には景教碑を見に来た人物が、景教碑があまりにもよく造られていたのを感動して、シリア文字の上に楷書体で書き込みました。
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コヘレト書を読む(14)「不幸と幸福」―分を受け取って生きる― 臼田宣弘
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。新年といえば、私は新年に歌う讃美歌の368番(讃美歌21)が大好きです。特にその4節が好きです。
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日本人をどうして惜しまないでおれようか 矢澤俊彦
私たちはしばしば、日本伝道について途方に暮れることがあります。そんな時、私はあのヨナへの神様の語り掛けが聞こえてきます。ましてこの多くの「右左をわきまえない」人たちのいる「この大きな町ニネベを、惜しまないでいられようか」(ヨナ4:11)。
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子育てパパのキリスト教ひとり言(13)「神の裁き」と「魚」と「痴漢」
「神の裁き」と聞くと、日本の皆さんはどのようなイメージを持つでしょうか。「天罰」みたいな感じでしょうか。でも、聖書の言う「裁き」は「天罰」という意味とは少し違います。
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百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(9)チャールズ・ディケンズ 篠原元
皆様、あけましておめでとうございます。他にも書くべきことは当然ありますが、ある理由から、すぐに問題(クイズ)に入らせていただきます。以下の〇の中には、何という言葉が入るでしょうか?どんどん答えていってくださいね。
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日本のキリスト教出版の困難と展望 佐藤全弘
私が戦後最初に買った本は『聖書』(新約の詩編付きと旧約)と『徒然草』、いずれも文庫本大のものでした。当時出版された本は、今のように趣味・興味・娯楽中心というよりは、むしろ思想・宗教・文芸ものが売られていました。
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福音の回復(最終回)人は「良き者」―ローマ5:12の再解釈―後編 三谷和司
フィッツマイヤーの論文により、「エピ、ホー」を「理由を表す接続詞」だとするのは、今や誤りであったことが確定した。「エピ、ホー」は「結果を表す接続詞」であった。ならば、ローマ5:12はどのように訳すべきであり、どう解釈すべきなのかを見てみよう。
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福音の回復(最終回)人は「良き者」―ローマ5:12の再解釈―前編 三谷和司
なぜ、人は人の目を気にするのか。なぜ、人はさまざまな肩書、衣服、持ち物、そうしたもので自分を良く見せようとするのか。人はなぜ、人を裁くのか。なぜ、人は自分と人を比べ、嫉妬するのか。
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闇から光へ~的外れからの解放~(75)お台場の職場 佐伯玲子
前より高給で、大好きな犬のフードを扱う外資系企業、勤務先は“お台場”・・・は、好条件でしゃれたイメージの印象を受けました。しかし実際は、混雑する電車で片道2時間かけての通勤、苦手なキャッチセールス・・・で、心身ともにクタクタになりました。
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へりくだりの救い主 万代栄嗣
ベツレヘム滞在中に、月が満ちてマリヤはイエスを産み落としました。そこは何と、家畜の飼葉おけでした。劇では、馬小屋らしい演出をします。しかし、本当の家畜小屋や飼葉おけがどれほど粗末で汚いものかご存じでしょうか?
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はっつぁんとかおる姫(最終回)真っ白な世界 星野ひかり
光のまぶしさに目を覚ましました。まぶたの裏が焼けつくような、強烈な光でした。太陽の光が雪に反射して、真夏のようにまぶしい朝が来ておりました。寝ぼけ眼のまま、コートを羽織り、ポケットにお財布を入れ、長靴を履いて外に出ました。
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牧師の小窓(147)新しい年のための祈り 福江等
父なる神様、新しい年を迎えるに当たって、私たちはあなたの臨在と導きを必要としています。私たちは皆、さまざまな期待と希望を抱いております。しかし、あなただけが未来をご存じであり、あなただけが私たちの必要とする力と知恵を与えることのできるお方です。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(60)ブラック企業に見えてはいけない 広田信也
自動車の排気ガスクリーン化のため、30年以上の歳月をかけ、心血を注いで勤務してきた私は、今から7年ほど前、お世話になった会社を定年退職した。神様は国内宣教師としての新たな道を示された。
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なにゆえキリストの道なのか(175)神が愛ならどんな人でも天国に入れてくれたらいいのに 正木弥
神は愛だけではありません。愛であるとともに、あるいはそれ以上に、聖なる神であります。聖ということは義であることにつながり、汚い者、不義なる者、罪や悪と同居できない、そのようなものを受け入れることができないのです。
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主は生きておられる(86)お世話様です 平林けい子
若い頃、この言葉を口にするのは少なかった。年を重ねるごとに「お世話様です」が増えてきた。今、右を向いても、左を向いても、朝、昼、夜、出会う人に「お世話様です」。それでも、一番の「お世話様です」はイエス様。
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歴史の荒波に立つ信仰者 穂森幸一(121)
歴史書は必ずしも真実を伝えているとは限らないといわれます。後世の権力者によって都合がいいように捏造され、書き換えられることもあります。出土する考古学の資料によって一遍に歴史が塗り替えられるということは珍しいことではありません。
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