すっかり気持ち良い季節となりました。
レストランにあるワンちゃん連れのためのテラス席からの眺めも、新緑の世界が広がり、気持ち良い季節です。でもでも、困ったことが・・・。早朝からの招かれざるお客様。そう、カラスです。
カー、カーっとテーブルや椅子にふんをしていくのです。毎朝! これも、キジのようにマーキングなんでしょうか・・・。そこで、畑でも鳥よけにするように、周囲の木に糸を張ることに。
でも、透明の細い糸なので見えにくく、お客様にご迷惑がかかってはと・・・このような張り紙を作りました。
「行者にんにく」大活躍
レストランの庭に出ている、行者にんにく。春から大活躍です。パスタにお肉料理の付け合わせに、また「行者にんにく味噌マヨ」の具材として米粉パンのあんにも使っています。
よく洗った行者にんにくを、水を切り、オリーブオイルと一緒にミキサーで回します。それに粉チーズとにんにく、いった松の実を入れてさらに回せば、ジェノバソースに。こんな綺麗でさわやかな色のソースになります。
手作りベーコンとアスパラとのオリジナルパスタ「行者にんにくのジェノベーゼ」の出来上がりです。
「コシアブラ」もいい感じです。
天ぷらにすると美味しいと言われている「コシアブラ」。これまた、例年より早く育ってきました。これも、せっかくですからパスタに使えないかなぁっと考えました。「コシアブラの味噌クリーム」。いけます。次回ご紹介したいと思います。
稲も順調
今月初めに蒔いた稲も、順調に育っています。田んぼの準備が整えば、月末には田植えになります。5月は、畑から田んぼから、一気に忙しくなります。
10周年記念
ここが上馬キリスト教会の片品伝道所として創立してから、今年で10年を迎えることになりました。そこで、今月の26日にご覧のようなささやかな記念イベントが持たれます。
昨年の秋に、入り口に看板を建て、その裏側にこのパンフを張りました。他にも2~3カ所張っていただいたり、知り合いにお知らせしたりと少しずつ広めていきたいと思います。
この小さな田舎の地で、10年守られましたことを感謝しつつ。
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星野敦子(ほしの・あつこ)
1955年栃木県宇都宮市生まれ。父の転勤により、東京、山形を経て再び東京へ。最終的には吉祥寺に落ち着く。趣味のスキーが縁で、夫と知り合い、83年に群馬県片品村に嫁ぐ。夫が農家なので、全くの未経験だったが、一緒に農業を始める。義父からの経営委譲をきっかけに、それまでの出荷型の農業から、直売型に転換し、87年頃から、リンゴ狩り直売を始め、約10年かけて農地を約8000坪に集約し、その中に94年には農家民宿、2000年には農家レストランを建設。4年前からは、レストランの料理も担当。
2005年、東京の上馬キリスト教会の渡辺牧師により、受洗。夫もクリスチャン。上馬キリスト教会片品伝道所として、現在に至る。