論説・コラム
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さくら時計(8)目まい 星野ひかり
私は大みそかも働いておりました。大みそかと言ったら、家族や親族が集い合い、和気あいあいと歌番組でも見て、ぜいたくな料理をつつき合い、日付の変わる頃には年越しそばと除夜の鐘、そんなにぎやかな日でしょうか。
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パウロとフィレモンとオネシモ(55)「子と親・奴隷と主人」―コロサイ書に加筆されたもの― 臼田宣弘
今回は、私がその著者をオネシモと考えているエフェソ書の6章1~9節を読みます。この箇所は、前回お伝えしました5章21~33節と共に「家庭訓」といわれています。エフェソ書の家庭訓は、コロサイ書3章18節~4章1節のそれに倣っているとされます。
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もしも牛が空を飛んだなら 安食弘幸
「神の愚かさは人よりも賢く、神の弱さは人よりも強いからです」(1コリント1:25)。2人の男が牧場のそばを通りかかりました。牧場では、牛たちが草をはみ、小鳥たちが舞っています。それを見た一人の男が、もう一人の男に勝ち誇ったように言います。
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(51)聖書とSDGs
SDGs。最近よく聞く言葉ですよね。これは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」です。17の大きな目標があります。さて、このSDGsに似た言葉があるのをご存じでしょうか。それが、SDGです。
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“主の良い知らせ” を持って生きる 万代栄嗣
今日開きましたイザヤ書52章とルカの福音書を通して、イエス様がお生まれになったことはグッドニュースであり、この良い知らせを与えられたことを3つのポイントで見ていきましょう。
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「あなたがたのうちには、神の愛がありません」 さとうまさこの漫画コラム(25)
神は霊ですから、目には見えません。私たちは目に見える人からの栄誉や評価を求めていて、目に見えない神からの栄誉や評価は、人々には知られないので求めない傾向にあります。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(137)新年を迎え、渋沢栄一の生涯から学ぶ 広田信也
明けましておめでとうございます。新たな年を迎え、今年も日本宣教の扉を開くチャレンジを続けていく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。昨年末、大河ドラマ「青天を衝け」(NHK総合)が最終回の放送を終えました。
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主は生きておられる(189)空は言った 平林けい子
さあ、言ってごらん。心のうちの重いこと、心のうちの悲しいこと、心のうちのつらいこと。空を見上げる。コバルト色の、どこまでも続く空。手が伸びて、私を抱きかかえてくださる。私は空に吸い込まれる。空を見られる感謝。
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背伸びしないで! 菅野直基
親や友人、社会などの「こうあるべき!」「こうあってはいけない!」などの物差しに合わせて、いつしか背伸びをするようになっていないでしょうか。人の評価ばかりを気にして生きていたら、いっときも心が休まりません。
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神のはかりごと 穂森幸一(199)
下鴨神社で働いておられた神職の方と以前お会いしたとき、「下鴨神社は京都で最も古い神社の一つであるが、大陸からやってきた渡来人によって建てられたのは間違いのない事実であることは、記録や伝承から明らかです。…
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アフリカ奥地に神の愛を―リビングストンの生涯(16)さようなら、お父さん
以前は人なつこい微笑を浮かべ、彼を慕ってあとについてきた黒人たちのあまりの変わりようにリビングストンはうろたえながら、何があったのかと尋ねた。すると一人が泣きながら叫んだ。
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(50)聖書が教える新年の過ごし方
皆さん、今年1年ありがとうございました。来る2022年も神様は素晴らしいことをしてくださいます。もうあと数日で、新年です。2022年1月1日は土曜日。皆さん、どのようなお正月を予定されていますか。
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クリスマスを祝う理由 万代栄嗣
今日開きます御言葉「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである」(ヨハネ3:16)は、聖書の中で最も大切な御言葉だと言われます。
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良心をきよめる 岡田昌弘
今の時代、人の良心の問題がいろいろ取り沙汰されています。親が子を子が親を、祖父母が孫を孫が祖父母を殺したりする事件が頻発しているからです。
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ビジネスと聖書一口講座 From ハワイ(14)男と女の違いを知る 中林義朗
「ビジネスと聖書一口講座」の時間がまいりました。今日は男と女の違いについて、お話をしてみたいと思います。聞いてみたいと思いませんか。私が牧師として、普段一番多く時間を費やすのがカウンセリングです。
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クリスチャンたちを通して豊かに働かれる神様の愛 加治太郎
私たちは日々、神様の愛を生活の中で体験することができます。例えば、私たちが日々生活で利用する木製の家具は、神様の創造された実のなる木(参照・創世記1:11)から人間が作り出したものです。
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人生は三度くらいおいしい(その1)
今回から出エジプト記を見たいと思うが、さあ、モーセの登場である。イスラエル民族の物語だ。3代目のヤコブの時代になって、エジプトで難民生活を送ることになるのであるが、そのまま移民としてその土地にすっかり根付いてしまった。
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さくら時計(7)来られた方 星野ひかり
さくら色の花びらで縁取られたさくら時計の中で、「イエス様、あの日のことは、今でもよく分からないの。ただ、あなたが来てくださったことだけは、分かっているの」そう目に涙をためる私の肩を、イエス様はそっと抱き、静かにうなずきました。
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いのちを与えるイエス・キリスト 安食弘幸
大富豪のご夫妻が結婚30周年の記念パーティーを開きました。集まった人々を前に夫がスピーチをしました。「私はこの妻と結婚した結果、資産は100億ほどになりました」
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新・景教のたどった道(65)幕末明治の会津藩士・山本覚馬も読んだ景教碑文 川口一彦
2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」に登場した主人公、山本八重(1845〜1932)の兄・覚馬(1828〜92)は、京都で宣教師に出会いキリスト教に触れ、1885年に洗礼を受けた会津藩士です。彼がどうして入信したのかを調べました。
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