論説・コラム
-
愛の人になれますように 菅野直基
イエス様の弟子のヨハネは、ボアネルゲ(雷の子)というあだ名が付けられました。昔のヨハネはあだ名通りの人でしたが、後日、愛の人に変えられました。これが、クリスチャンに与えられる最大の祝福だと思います。人は変えられる。ここに、希望があります。
-
やっかいな話(その3・最終回)
ルカ福音書11章24節以下、主イエスが語られた汚れた霊についての比喩を取り上げてきた。人はわが身の汚れを気に留める。それは人生を台無しにするものだと考えるからだ。また、しばしば自らが汚れた霊に取り憑かれ苦しんできたという自覚もあるだろう。
-
光はやみの中に輝く 穂森幸一
ウクライナにロシアが侵攻し、高層住宅が破壊されて煙を上げ、住宅地が砲撃のために崩されているテレビのニュースを見ていると、本当に今の時代に起こっていることなのだろかと思いたくなりますが、紛れもない事実です。
-
労働者の母―ケーテ・コルヴィッツの生涯(3)最も小さな兄弟の一人にしたこと
ケーニヒスベルク街5番地にあるパウパア広場のすぐ近くにケーテの母方の祖父ユリウス・ルップが一人で住んでいた。この祖父はもともと医院を開業していたが、そのうち「自由宗教派」というキリスト教の一派の教会を作り、牧師となった。
-
コヘレトと新約聖書(8)「神に依り頼む歩み」―勧善懲悪とイエスの教え― 臼田宣弘
今回は、コヘレト書7章15~22節を扱った「コヘレト書を読む」の第19回でお伝えしたことを基に執筆します。この箇所では、古代ギリシャ宗教に見られた「勧善懲悪」の教えに、コヘレトが抗しているのではないかとお伝えしました。
-
篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(62)聖書と三位一体
三位一体。この意味を、聖書を読んだことのない方に説明するのは難しいことかもしれません。まぁ、今では三位一体改革とか三位一体の経営とか・・・一般の人も三位一体という言葉を普通に使いますけど。
-
信仰によって常に進み続けよう 万代栄嗣
11年前の東日本大震災当日、私は東京に滞在しており、帰宅難民の一人になっていました。その震災後に誕生した人が1023万人もいて、震災の体験を語り継ぐ方法が模索されています。
-
旅人で寄留者 岡田昌弘
私たちは生活の便利な定住地を求めていますが、一方で、自然豊かな故郷も求めています。都心在住の方に「故郷はどちらですか」と聞くと、「ここが故郷なんですよ」と¬寂しげに答えられます。
-
聖書の奇跡をおとぎ話だと聞き流して本当によいのか 加治太郎
神様が成し遂げられた数々の御業を、私たちはどのように受け止めるべきでしょうか。おとぎ話のように受け継がれる一つの童話だと聞き流すか、良くても記憶して分かち合うだけで、本当によいのでしょうか。
-
ビジネスと聖書一口講座 From ハワイ(20)安らぎの意味をガリラヤ湖に知る 中林義朗
「ビジネスと聖書一口講座」の時間がまいりました。知っておくと生き方が変わります。今日は「安らぎの意味をガリラヤ湖に知る」。イスラエルとヨルダンの旅に10日間、数年前に行ってまいりました。このツアーの一つのイベントは、死海観光でした。
-
すみれ時計(1)結婚前夜 星野ひかり
今日は結婚式の前夜でした。私は式場のあるホテルが用意してくれた部屋に泊まり、明日の式を待っていました。もうお風呂も済ませ、髪の毛も丁寧に洗って乾かしました。窓からは、赤く街の明かりが灯っては、夜空を染めるほどに色づいておりました。
-
孤独の中での祈り 菅野直基
これは、イエス様が十字架刑に処せられるために逮捕される直前の祈りです。私たちは教会で礼拝をしたり、祈祷会で集まってお祈りをしたり、オンラインで励まし合って祈ることも大切ですが、たった一人で神にささげる祈りを忘れてはいけません。
-
ウクライナ情勢に寄せて―憎しみは「秘宝」か― 山崎純二
ロシアとウクライナの紛争が続いています。多くの方が悲しみや憤りを覚えていると思います。私自身も毎日ニュースに釘付けになり、さまざまな負の感情に覆われていました。
-
集める人生と与える人生 安食弘幸
ある人が小さなテニスラケットのようなものを家の中で振り回していました。そこへ訪ねて来た友人が「何してるの?」と聞くと、「これは新しいタイプのハエ叩きだ」と言うのです。友人が「それでよく捕れるのかい?」と聞くと、「アッという間に雄が5匹、雌が3匹捕れたよ」との答え。
-
コヘレトと新約聖書(7)「人生の価値」―神の前では皆が平等― 臼田宣弘
今回は、「コヘレト書を読む」の第15回と第16回でお伝えしたことを基に執筆します。「短かった人生であっても価値は長寿の人と同じ」ということから連想する新約聖書の話は、マタイ福音書20章1~16節の「ぶどう園の労働者」の例え話です。
-
ロシアのウクライナ侵攻に対して ステファン内田圭一・釧路ハリストス正教会司祭
私たち日本正教会はウクライナのために祈っております。そして、困窮するウクライナの人々への援助を惜しみません。日本正教会がロシアのウクライナ侵攻に対して沈黙していると言われます。実際、これまで日本正教会は政治に関わる発言を避けてきました。
-
時が良くても悪くても 佐々木満男
「福音の伝道が法律で禁止されました。どうか祈ってください」。何年か前に、マレーシア最大のプロテスタント教会を立ち上げたレイモンド・ムーイ牧師からこう言われた。
-
篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(61)聖書と人間関係
多くの人が人間関係で悩み、苦しみ、葛藤し、思い煩い、その中で、ある人たちは病んでしまい、ある人たちは自ら命を絶つという選択を…。例えば、職場の人間関係が良好だと思っている人は、全体の約3割というデータがあります。
-
私たちを友と呼ばれる主 万代栄嗣
今日は、今年のテーマ “シン” の9つ目 “親”。親しみ深さ、親密な関わりについて考えましょう。クリスチャンになった以上、孤独ではありません。「わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません」(ヨハネ14:18)とイエス様は言われます。
-
「わたしのところに来る者を、わたしは決して捨てません」 さとうまさこの漫画コラム(30)
主であるイエス・キリストのところに来る者を、主イエスは決して捨てません。ご自分を遣わした方である父の御心を行うためだとイエスは語られました。それは、イエスを迫害した人たちをも救うことを意味しています。
人気記事ランキング
-
ロシアの軍事侵攻から3年、在日ウクライナ正教会が祈りの集会 片脚失った負傷兵も参加
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(216)365日24時間、充実した仕事の中 広田信也
-
分け隔てなく聖霊の恵みまで与えられる主 万代栄嗣
-
教皇フランシスコ、入院10日目夜は「順調」 前日夕は「重い容体」
-
ワールドミッションレポート(2月24日):ポーランド 険しい地を平らに(2)
-
国家を高める正義 穂森幸一
-
立教大学と酪農学園大学、環境学分野で協定締結
-
篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(214)聖書と考える「週末旅の極意2」
-
サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(13)浜辺のテント小屋
-
マイナスをプラスに変える力 菅野直基
-
ロシアの軍事侵攻から3年、在日ウクライナ正教会が祈りの集会 片脚失った負傷兵も参加
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(216)365日24時間、充実した仕事の中 広田信也
-
分け隔てなく聖霊の恵みまで与えられる主 万代栄嗣
-
世界最高齢者は116歳、サッカー好きのブラジル人修道女 長生きの秘訣は?
-
マイナスをプラスに変える力 菅野直基
-
ワールドミッションレポート(2月24日):ポーランド 険しい地を平らに(2)
-
「今、私はクリスチャンです」 ウィキペディア共同創設者がキリスト教に回心
-
神学者トマス・アクィナスの顔、法医学の手法で復元 死因にも新説
-
「サタン」が聖書を読む理由 ウクライナの最前線から
-
トランプ米大統領、「反キリスト教的偏見」根絶を目指すタスクフォースなど創設
-
「今、私はクリスチャンです」 ウィキペディア共同創設者がキリスト教に回心
-
「こんな悲惨なミャンマーを見たことはない」 政変から4年、ヤンゴン大司教が来日会見
-
国内最高齢の女性映画監督、山田火砂子さん死去 日本人キリスト者の半生描いた作品多数
-
トランプ米大統領、「反キリスト教的偏見」根絶を目指すタスクフォースなど創設
-
後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(1)「苦しみ」の原因 三谷和司
-
説教でトランプ米大統領に不法移民らへの「慈悲」求めた聖公会主教、説教の意図語る
-
山梨英和大学、パワハラで学長ら2人を「降任」の懲戒処分
-
神学者トマス・アクィナスの顔、法医学の手法で復元 死因にも新説
-
「新たなケア」と「限界意識のスピリチュアリティー」 宗教学者の島薗進氏が講演