SDGs。最近よく聞く言葉ですよね。これは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」です。17の大きな目標があります。
さて、このSDGsに似た言葉があるのをご存じでしょうか。それが、SDGです。SDG、皆さんご存じでしょうか。結論から言えば、SDGsよりもSDGの方が人知を超えて重要で、大切で、素晴らしいものなのです。
最後に、このSDGについてご紹介します。皆さんご存じで「音楽の父」とも呼ばれる音楽家バッハ。彼の人生は苦しみと逆境の連続でした。しかし彼は、その中で聖書を読み続け、そのことによって勇気を得、苦しみを慰める数多くの曲を作り出すことができた…のです。
そして重要なのはここからですが、バッハはいつも自筆楽譜の最後に「S. D. G.」と書き記したのです。ここで、先ほどから言うSDGが登場します。皆さん。SDG、どういう意味なのでしょう。バッハが自筆楽譜に書き記していた、この3文字。
結論から言うと、これはラテン語の「Soli Deo gloria」の略であり、これを日本語に訳せば「ただ神にのみ栄光あれ」なのです。素晴らしいですね。バッハの信仰心。
その他にも、バッハが自筆楽譜に隠していた信仰心の表れがあるのですが、ここで書く時間もスペースもありません。詳しくは『100人の聖書』(篠原元著、34ページ)をご覧ください。
バッハが書き記した「S. D. G.」こそ、すべてではないでしょうか。そうです。私たちが生きるのも、死ぬのも、ただ主イエス様のためです。ただ、イエス様と神様に、聖霊様に栄光があるように…。
聖書は教えています。何をするにしても、神様の栄光のために…と(新約聖書・1コリント10:31)。いつも、いかなるときも、SDGを思い、SDGのために生きていきたいですね。
つまりは「ただ神の栄光」のために生きる。それこそ、神様の喜ばれる生き方であると確信します。アーメン!SDG!!
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ヒューマンドラマ小説『追う者』。作中どこかに、SDGという言葉が出てきます。主人公は、すべての栄光を受けるべき神様によって、徐々に徐々に変えられていっています。このあと、どうぞ!
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