親や友人、社会などの「こうあるべき!」「こうあってはいけない!」などの物差しに合わせて、いつしか背伸びをするようになっていないでしょうか。人の評価ばかりを気にして生きていたら、いっときも心が休まりません。
あなたの周りにいる多くの人が、あなたを褒めたり、批判したりするかもしれませんが、自分のモノサシを引っ張り出してはあなたに当てがって、「短い」だの「長い」だのと言っているにすぎません。そのモノサシは気分や雰囲気、利害によって目盛りの尺度が変わります。まるで伸びたり縮んだりするゴムのようなもので作られています。
背伸びしてまで人から褒められようとしなくても、いいのです。自分を見失わないでください。代わりに、あなたを造られた神様のモノサシで自分を見てください。それが本当のあなた自身です。
あなたは神の最高傑作であり、神はあなたをご自分の瞳の中に入れても痛くないほど愛しておられます。ただ、神から背を向け、神との関係が壊れているならば、神のモノサシはあなたを「罪人(つみびと)」と断定します。実は、人はみんな罪人であり、罪の結果、死とあらゆる不幸がやってきているのです。
しかし、神はご自分のモノサシをあなたに当てがって、「だからあなたはダメなんだ!」と言うのではありません。神は「そのあなたを愛している」と言われます。
神の独り子イエス・キリストは、あなたを罪から救い出すために、クリスマスにこの地上に来られました。あなたの罪と死を背負って十字架にかかって死なれ、墓の中に葬られ、3日目によみがえられました。
このお方を信じて受け入れるならば、新しく生まれ変わることができます。もう、人のモノサシに合わせて背伸びして生きる必要はありません。
人のモノサシは人を苦しめるか、傲慢(ごうまん)にさせるか、劣等感に落ち込ませるか、背伸びをさせます。神のモノサシは人を解放し、謙遜にさせ、自由にし、ありのままでのびのび生きさせてくれます。
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